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AIPTEK
POCKETDV M2
マルチメディアレコーダー

デジカメ・ムービー・MP3プレイヤー・レコーダーを一体化
ポケットに1台あれば見る・撮る・録るがすべてできる
 メモリ価格が手ごろになってきたことから、最近人気があるのがポータブルメディアプレイヤー。音楽や動画をいつでもどこでもシームレスに楽しむことができるのが人気の秘密だが、さらにムービーとデジカメ、ICレコーダー機能も備えながらポケットサイズを実現した製品が登場したのでご紹介しよう。AIPTEKから新登場の、Pocket DV M2(以下M2)という製品だ。
 M2のサイズは103.8 x 68 x 22.5mm。手の中にすっぽり入ってちょうど持ちやすい大きさだ。角のとれた丸っこいデザインなので、握り心地は大変良好。カメラとして構えてみてもホールド感が良い。
 500万画素のCMOSセンサーを内蔵し、12M(3584 x 2688)の静止画撮影、あるいは720×480(30fps)の動画撮影をこなす。ビデオ用のLEDライトとデジカメ用のフラッシュを内蔵。光学式ズームは搭載しないが、16倍のデジタルズームを備える。
 本体内に32MB(使用可能領域は20MB)のメモリーを内蔵するが、これは非常用と割り切った方がいいだろう。SDカードまたはMMCを別途用意してスロットに差し込もう。最新の容量4GBのタイプまで対応する。
 実はバッテリーカバーを開けた中にも、もうひとつのSDスロットが用意される。都合2枚のSDカードを差し込んで、メニューで切り替えながら使うことができる。バッテリーはUSB端子から充電可能で、USB形状のACアダプターが付属する。
 撮影してみよう。メニューから「ビデオカメラ」を選べば準備完了。あとは被写体に向けて、シャッター(右)か録画ボタン(左)を押すだけ。動画と静止画の間に切り替えがないのでシームレスに使えるのが便利。ただし動画を撮りながら静止画は撮れない。
 撮影した写真やムービーは、左下のボタンを押すかメニューから「自分の作品」を押すことによってサムネイル表示され、再生することができる。後述のビデオ入力したデータもここに集められる。動画と静止画はメニューで振り分けることも可能。
 本体右側にはヘッドホン端子があるが、ゴムのカバーを開けるとUSB端子とAV入力端子が顔をのぞかせる。パソコンと付属のUSB端子で接続すると充電が可能な上に、外部ストレージとして動作する。MP3(音楽)ファイルの転送にもこの端子を利用する。
 ビデオ入力端子に付属の専用AVケーブルを差し込めば、外部機器からのビデオ録画を行うこともできる。この場合はメニューから「ムービー記録」を選べばビデオモニターとして動作するので、録画したいところでムービーの録画ボタンを押せば良い。
 メモリーの中には「MUSIC」というフォルダーがあるので、ここにMP3ファイルをコピーすればM2でMP3ファイルとして再生することが可能。ただし対応フォーマットはMP3だけなので(WMAも転送してみたが認識しなかった)注意が必要。
 各種環境設定はメインメニューの「設定」から行う。表示言語の設定やメモリーのフォーマットなどもこのメニューから可能。ただしカメラ関係の各種パラメータ設定は、「ビデオカメラ」モードから右下のボタンを押して行う。

 いろんなことができるので、手にすると「何をしようか」と迷ってしまうほど。筆者の場合はしばらく考えたあと、付属のAVケーブルでDVDプレイヤーとつないで市販DVDの録画を試みたのだが、すんなりとできてしまったのにはびっくり。3インチモニターに映す映像は美しく、これならDVDを何本か転送しておけばどこでもDVDコンテンツが楽しめそうだ。

 ちなみに画質はDVD相当720×480(30fps)からWeb用の320×240(30fps)まで3段階で切り替え可能だが、720×480だと1GBのメモリカードでも約40分しか録画できない。テレビにつないで見るのであればこの解像度だろうが、本体だけで見るのであればWeb用でも画質に大差ないといった印象だった。ちなみにWeb用320×240だと1GBで約4時間20分の録画ができる。映画だと2本くらいまるまる入ってしまう計算となる。

 またこのレコーダー、3つのゲームを内蔵しているのも面白い。「数独」「ブロックくずし」「テトリス」といった中毒性(笑)の高いもので、これだけでも結構なひまつぶしになるのではないだろうか。ポケットに入れておけば、いろいろと活用できそうな面白い製品だ。


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2007.7.28.oga.
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