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あの名機ライカM3をミニチュアカメラとしてモデル化
デジカメ機能と液晶モニター内蔵、豊富なギミックも楽しい
 ライカM3といえば、50年ぐらい前にベストセラーになったレンジファインダーカメラの名機だが、M3をデジカメ化したミニチュアカメラが登場したのでご紹介しよう。作ったのはドイツのミノックスというメーカーで、元々はスパイカメラなどの小型カメラの製造で有名な会社。それだけにやってきたミノックス版M3は細部の作り込みが素晴らしく、また可愛らしい。なかなか所有欲を感じさせてくれるカメラだ。
 実際にデジカメとして撮影できるということなので、Joshin web事務局でもさっそくUSBケーブルをつないで充電して使ってみることにした。
 DCCライカM3のサイズはW74mm×D44mm×H47mm。実際のM3はもっと横長の上に形がデフォルメされているので正確なスケールは不明だが、オリジナルがW138mm×D33.5mm×H77mmということから横幅は1/2、高さは2/3といったところだろうか。
 背面には1.5インチのTFT液晶カラーモニターが埋め込まれている。ファインダーとして使える他に、撮った写真の確認やメニュー表示ができるのは他のデジカメと同じ。主な操作は右上の電源ボタン、その下に2つ並ぶ選択ボタン、そしてシャッターで行う。
 雰囲気たっぷりのレンズは8.7mmで、35mm換算で42mm。ズーム機能はない。ピントはマニュアル合わせで、0.5m、1m、∞の目盛りが切ってあるのみ。ただし∞に合わせておけばパンフォーカスとなり、スナップ写真であればほとんどピントを気にせずに撮影することができる。
 ギミック満載の軍艦部。フィルム巻き上げレバーは本物さながらに動くが…当然デジカメなので何も起こらない。他に巻き戻しノブもくるくる回る。小さなアクセサリーシューや、シャッター速度の切り替えは雰囲気たっぷり。何よりかっこいいのは彫刻されたライカのロゴだろう。
 機械式のオートシャッターも動く…が、スプリング式で元に戻るのみ。レンズの反対側にはファインダー切り替えレバーが付くが(右写真)、こちらは動かなかった。ラバー部分の質感が良いので手にした質感はカメラそのもの。
 ファインダーの横には明かりとりの窓と、少し離れて距離計の窓が用意されるが、こちらもダミーで実際には動作しない。とはいいながらも、懐かしのレンジファインダー(2重像でピントを合わせる)の雰囲気だけは楽しめる。
 光学式ファインダーは実際に覗けるので、こだわってこれを使って撮影したいところ(笑)。ただしファインダーは大変小さいので、これで撮影位置をぴたりと決めるには若干の慣れが必要かも。
 左サイドの蓋を開けると、巨大なバッテリーとSDメモリカードが出てくる。SDメモリーのサイズから、本体の小ささがわかっていただけるだろうか。USB接続で充電が可能。なおUSB端子は、カメラの反対側のゴムカバーを開けた中にある。
 液晶モニターを使った撮影は、こんな雰囲気か? シャッターを押すと、写っている画面が横へスクロールして消えていく演出が面白い。なおピントが合う最短距離が50cmなので、このような(ミニカーの)マクロ撮影は若干無理があるかもしれない。
 カメラをお借りした日はあいにくの雨模様で大変条件が悪かったのだが、とりあえずベランダから屋外を撮影してみた。撮像素子は3.2メガのCMOSセンサーだが、出力画像は補完処理により500万画素となる。実際の画像データはこちら

 屋外で何枚か撮影してみたのだが、さすがに最新デジカメと同等の画質というわけはいかない。輪郭のにじみやノイズも目立ち、トイカメラの域を出ないという印象である。とは言いながらも、そういったスペックを求めるのであれば最新コンパクトやデジタル一眼レフを買えば良いだろう。DCCライカM3はあくまでもミニチュアカメラであり、雰囲気を楽しむモデルである。それがデジカメ写真も撮れてしまうというのが、ひとつのギミックであると考えるべきだろう。

 実際にこのライカM3は、びっくりするほど可愛らしい。全然意味のないことだが、撮影するたびに巻き上げレバーを引っ張ってみたり、光学式ファインダーを見ながら撮影したくなったりしてしまう。部屋に飾っておいても、上品でおしゃれな雰囲気持っている。質感のカメラっぽさが特にそう思わせてくれるのだろう。コレクションとして1台、いかがだろうか。


申し訳ございませんが、この商品は完売いたしました。
最新のデジカメ500万画素以上の情報は、 こちらのページ をご覧下さい。

 
2007.2.19. oga.