プロジェクター本体の設置方法には、テーブルなどの上に置く卓置きと天井からぶらさげる天吊りがあります。卓置きの場合は、プロジェクター専用台やテーブル、ラック等に乗せて電源と映像ケーブルを繋ぐだけですので特に問題はありません。最新のプロジェクターのレンズシフト機能を使えばスクリーンに対してプロジェクターを上下左右にオフセットした位置への設置も可能となっています。ただし天吊り設置の場合は、落下の危険や配線の問題がありますので専門家による工事を依頼したほうが無難でしょう。

スクリーンに関しては、巻き上げ式は重量があるので注意が必要ですがしっかり取り付ければ日曜大工でも可能です。
軽いフラットタイプや壁掛け式であればカーテンレールを利用したり、壁にフック掛けするだけですので誰でも手軽に取り付けられるでしょう。
最近では、最も設置が簡単な、置くだけの引き上げ式のスクリーンも多数発売されているので、必要なときだけスクリーンとプロジェクターを設置する簡易方法でもごく短い時間で設置が完了し、設置が面倒で視聴意欲が削がれることはありません。