2026.01.28
Joshin 試用レポート
歪みが少なく暗所もキレイ!完成度の高すぎる万能8Kアクションカメラ『Insta360 Ace Pro 2』



アクションカメラ「Insta360 Ace Pro 2」(ポケットプリンターキット)
登山やサイクリングなどのアウトドアシーンやVlog撮影など、幅広く活躍する8Kアクションカメラ『Insta360 Ace Pro 2』。
撮影グリップやBluetoothプリンターが付属した「ポケットプリンターキット」をお借りしたので、コンパクトカメラ感覚で持ち歩き、動画・静止画撮影とその場で印刷までまとめて楽しみました!
実際の使用感や、初代モデルからの進化ポイントを中心にレビューします。 ライター:もあ
Insta360 Ace Pro 2
| セット内容 | Ace Pro 2本体、バッテリー×2、ウインドガード(デフォルトで装着済み)、標準マウント、マイクキャップ、USB-C to USB-Cケーブル、ストリート撮影グリップ Pro、ポケットプリンター、遮光フード、クラシック収納ケース |
|---|
荷物が多くなりがちな旅行やキャンプなどにも持って行きやすい、小型アクションカメラ。
「Insta360」からは主に、360°撮影が可能な「Xシリーズ」・超小型モデル「GOシリーズ」・高画質な「Ace Pro(エースプロ)シリーズ」が展開されています。
今回レポートする『Ace Pro 2』は、名前の通り高画質アクションカメラの2代目モデル。
1/1.3インチ8Kセンサーを搭載しており、暗所を鮮明に映すのが得意で、撮影後のトリミングやズームもキレイな画質のまま編集できるのが特徴です。
カメラファンお馴染みのブランド「Leica」と共同開発したレンズの焦点距離は、初代モデルよりもさらに広い、35mm換算で13mmの超広角を実現しました!
「画質に妥協しないアクションカメラ」をお探しの方に最適です!
今回お借りしたのは『Ace Pro 2』本体だけではなく、撮影グリップ・Bluetoothプリンター・遮光フード・収納ケースがセットになった『ポケットプリンターキット』。
アクションカメラ専用のプリンターは初めての試みとのことで、静止画もキレイに撮れる「Ace Proシリーズ」ならではで面白いです。
外観・サイズ
『Ace Pro 2』は「Insta360」の他シリーズと比べると少し大きめですが、女性の手のひらに乗るサイズで、ポケットやポーチに入れて持ち運びやすいです。
質量は約177.2gで、初代モデル(約179.8g)よりも気持ち軽くなっています。
外観デザインは初代モデルを踏襲しており、ボタンや端子・カードスロットの配置も同じでした。
見た目と操作性に大きな変化はなさそうですが、中身は初代モデル愛用者にも買い替えをオススメできるくらい大きく進化していますよ!
スペックと前モデルからの進化ポイント
| サイズ(約) | 幅71.9 x 高さ52.2 x 奥行38mm |
|---|---|
| 質量(約) | 177,2g |
| AIチップ | プロレベルのイメージングチップ + 5nm AIチップ |
| センサーサイズ | 1/1.3インチ 8Kセンサー |
| 35mm判換算焦点距離 | 13mm |
| レンズFOV | 157度 |
| 絞り / ISO感度 | F2.6 / 100-6400 |
| 最大動画ビットレート | 180Mbps |
| ストレージ | 内蔵ストレージなし。最大1TBのmicroSDカードに対応 |
| バッテリー容量 / 連続録画時間 | 1800mAh / 約180分 |
| 防水性能 | 潜水ケースなし:12m、潜水ケースに入れた状態:60m |
| Bluetooth / Wi-Fi | BLE 5.2 / 2.4GHz, 5GHz |
◆ 焦点距離が広角化&画質アップ
レンズの焦点距離が初代モデルの16mmから13mm(35mm換算)に変わり、アクションカメラ最大の広角視野角157°を実現しました。
より広い範囲を映せることで風景映像はリアル感が増し、バイクやサイクリングなどで撮影する動きのある映像は見違えるほどダイナミックです!
画質も向上し、8K30fpsの動画撮影が可能で、アクティブ HDRや夜間を明るく映すPureVideoモードでも4K60fpsまでの設定が有効です。
特に夜間撮影は、初代モデルや他のアクションカメラと比較しても驚くほど鮮明でノイズが少なく、確かな進化を実感しました(▶ 動画はこちら)。
◆ ウィンドガードを初めて内蔵
レンズの下に「風防マイクカバー(統合型ウインドガード)」を標準装備し、風切り音が大幅に低減します。
スポンジを内部に搭載することで、スタイリッシュなデザイン性をキープしているのは高ポイント!
カバーはスライドで取り外しできるので、水中やマリンスポーツの撮影時は付属の通常のマイクキャップに付け替えましょう。
◆ データ消費容量が初代モデルの半分
デュアルAIチップによりファイル圧縮効率が向上し、撮影データを保存するSDカードの消費容量を初代モデルの半分に節約できるようになりました。
画質向上と消費容量のアップは比例すると思っていたので、まさかのコストカットに驚きです。
歪みを抑えて広く撮れる「ナチュラル広角(MEGA)」が追加
魚眼効果のような歪みを抑えて広い視野を映せる撮影モード「ナチュラル広角(MEGA)」が追加されました。
実際に撮影すると、視野角は超広角FOVの「ULTRA」のままなのに、歪み補正モード「デワープ」のように真っ直ぐでキレイです。
見たままの自然な風景で歩き撮りができました!
バッテリーが向上&「逆充電機能」を搭載
バッテリーは初代モデルと同じですが、容量は1800mAhに増加し、連続で約180分も撮影できるようになりました。
PD急速充電では、わずか18分で80%近くまで回復します。
『Ace Pro 2』のバッテリーでスマホを充電する「逆充電機能」も追加しています。
高画質撮影で消耗の激しいアクションカメラは予備バッテリーを用意したいくらいなので、分け与える余裕はないと思いますが、緊急時にモバイルバッテリーとして使えるのは安心です。
操作方法とカラープロファイル
| 解像度 / フレームレート | ||
|---|---|---|
| 動画 | 8K (16:9): 7680x4320@30/25/24fps 8K (2.35:1):7680x3272@30/25/24fps 4K (4:3): 3840×2880@60/50/48/30/25/24fps 4K (16:9): 3840x2160@120/100/60/50/48/30/25/24fps 4K (2.35:1):3840x1632@120/100/60/50/48/30/25/24fps 2.7K (4:3) :2688x2016@60/50/48/30/25/24fps 2.7K (16:9):2688x1520@120/100/60/50/48/30/25/24fps 1440P (4:3) :1920x1440@60/50/48/30/25/24fps 1080P (16:9):1920x1080@240/200/120/100/60/50/48/30/25/24fps (最大4K60fpsでの撮影時にアクティブ HDRが有効) |
|
| 動画 | PureVideo | 4K (4:3):3840×2880@30/25/24fps 4K (16:9):3840x2160@60/50/48/30/25/24fps 2.7K (4:3):2688x2016@60/50/48/30/25/24fps 2.7K (16:9): 2688x1520@60/50/48/30/25/24fps 1440p (4:3):1920x1440@60/50/48/30/25/24fps 1080p (16:9): 1920x1080@60/50/48/30/25/24fps |
| FreeFrame動画 | 4K (4:3):4096x3072@60/50/48/30/25/24fps 2.7K (4:3):2688x2016@60/50/48/30/25/24fps 1440p (4:3):1920x1440@60/50/48/30/25/24fps |
|
| スローモーション | 4K (16:9):3840x2160@120/100fps 2.7K (16:9):2688x1520@120/100fps 1080p (16:9):1920x1080@240/200/120/100fps |
|
| 写真画素数 | 5000万画素 (8192×6144) 3600万画素 (8192×4608) 2850万画素 (8192×3488) 1250万画素 (4096×3072) 900万画素 (4096×2304) 700万画素 (4096×1744) |
|
| フォーマット | ||
| 動画 | MP4 | |
| 写真 | JPG DNG RAW (アプリまたはStudioで書き出し可能) |
|
| モード | ||
| 動画 | 動画(カメラ内アクティブHDR)、FreeFrame動画、PureVideo、スローモーション、タイムラプス、タイムシフト、スターラプス、ループ録画、ロードモード、プリ録画 | |
| 写真 | 写真(オプション:HDR)、インターバル、スターラプス、バースト | |
| カラープロファイル | Leicaナチュラル、Leicaビビッド、Leica B&W ハイコントラスト、Leicaエターナル、レトロネオン、ヴィンテージバケーション、NCフィルム、NC2フィルム、CCフィルム、CC2フィルム、標準、鮮やか、フラット、ウォーム、フィルム、ビンテージ、都会、オレンジ&ティール | |
物理ボタンは電源ボタンとシャッターボタンのみで、操作は全てタッチスクリーンで行います。
スクリーンは明るくて暗所でも見やすく、スワイプやタッチの反応も良くて快適です。
動画・静止画の両方で使えるカラープロファイルには「LEICA NAT」などLEICA独自のものも搭載されており、後に編集が必要ない魅力的な色で撮影できます。
高コントラストで深みのあるノスタルジックなトーンの「LEICA NAT」はVlogなどの日常撮影がよく映え、色鮮やかな「LEICA VIV」は奥行までダイナミックに映る超広角撮影と相性抜群でした。
手ブレ補正と暗所撮影
8K画質では光のあたり方が美しく、草木は細かな模様や質感まで確認できる鮮明さで、その場の空気感が伝わってくるようです。
ただ、4K画質でもアクティブ HDRオンでフレームレート60fps以上だと描写力は充分だったので、後の編集を考えると大画面で映像を見ないなら4K画質メインが使いやすいかもしれません。
手ブレ補正はオフ/低/標準/高より設定でき、標準では歩き撮りで若干の縦揺れがあるくらい、高は全力で走っても滑らかに見えるほど強力です(※8K撮影は標準設定まで)。
今回は別売の自撮り棒を使いましたが、歩き撮りならグリップだけでも安定しました。
夜間は「PureVideoモード」で撮ると、通常撮影の3段階くらい明るく映り、別途ライトなどがなくても人の肌色や表情がハッキリ分かります。
実際の景色よりも明るすぎてギャップがありますが、全体的に高コントラストなのでイルミネーションのライトはボヤけずに際立っていました。
「ポケットプリンターキット」に付属のアクセサリー
コンパクトカメラのように使える「ストリート撮影グリップ Pro」
「ストリート撮影グリップ Pro」は『Ace Pro 2』を包むように装着するグリップで、手持ち撮影が一気に安定します。
頑丈な作りのため重量は増しますが、コンパクトカメラと思えば許容範囲で見た目もカッコイイ!
グリップにはシャッターボタン・ダイヤル・ズームノブが配置していて、それぞれデジタルカメラのように操作できます。
『Ace Pro 2』のシャッターボタンがグッと押し込むタイプで、撮影時の手ブレが気になっていたのですが、グリップで安定しました。
自撮り棒を使う動画撮影がメインならなくても困りませんが、静止画も撮るなら必須アイテムです。
眩しさをカットする「遮光フード」
「遮光フード」は、強い日差しの下で画面が反射して見えにくい時に便利!
中央からパカッと開いて眩しさをカットし、ローアングルなど自由な角度で撮影できます。
装着時には画面端のタッチ操作が少し難しいですが、マグネットで簡単に着脱し、ストレスなく使用できました。
カメラを使っていない時も、画面を保護するカバーとして着けておきたいです。
スナップ写真をその場で印刷する「ポケットプリンター」
「ポケットプリンター」に付属のカートリッジを差し込み、電源を入れて『Ace Pro 2』とBluetooth接続すると、『Ace Pro 2』で撮影した静止画をその場でプリントできます。
アダプターを使って『Ace Pro 2』を縦/横向きにドッキングできる仕様ですが、2台が近くにあればドッキングはしなくてもOKです。
黄色・赤色など順番に色を重ねて、運転免許証サイズの写真がプリントできました。
LEICAのウォーターマークもバッチリ入っていてテンションが上がります!
動画撮影がメインだとすぐに映像のシェアは難しいですが、プリントすればその場で思い出を共有できますね。
付属の用紙がなくなったら、別売の専用カートリッジ(用紙20入り)をお求めください。
別売の自撮り棒も用意
| 多機能自撮り棒 | 収納時長さ:約21cm、重さ:約285g |
|---|---|
| 三脚付きミニ自撮り棒 | 収納時長さ:約18cm、重さ:約172g |
別売の、3つ折り構造で三脚・自撮り棒・マジックアームとして使える「多機能自撮り棒」と、とても軽くシンプルなリモコン(※別売)対応の「ミニ自撮り棒」をお借りました。
上の動画の走り撮りは「ミニ自撮り棒」を使用しています。
筆者は荷物を極力軽くしたくて「ミニ自撮り棒」を持ち歩きましたが、風景を広く入れての自撮りや足元を映すローアングルなど、画角の自由度が高いのは圧倒的に「多機能自撮り棒」です。
他にも「見えない自撮り棒」や「超長い自撮り棒」など様々なアクセサリーがありますので、自身の撮影スタイルに合わせてお選びください。
専用アプリでデータの管理&編集
専用アプリ「Insta360」でデータの管理や編集、リモート撮影などができます。
動画編集は難しいイメージがありますが、撮影データを複数選んでAI自動編集機能を使うだけで、テーマに合ったBGMとテキストが入った、オープニング映像のような動画に仕上がります。
Vlogやスポーツ・映画風など豊富なテンプレートを参考に画角や撮影シーンを決めると、エフェクトや動画の流れがバッチリ合った本格動画も作れました。
同じシーンでも色やエフェクトの違いで雰囲気がガラッと変わり、いつもと同じ編集にならないのも良かったです。
スマホでサクッと編集して、そのままSNSにアップできます!
まとめ
『Insta360 Ace Pro 2』は8K撮影のできる本格動画アクションカメラですが「ポケットプリンターキット」と合わせるとまるでスナップカメラです。
まさかアクションカメラで「その場で印刷」を楽しめるとは思わず、動画撮影に出かけたハズなのに静止画もたくさん撮っていました。
『Ace Pro 2』本体の性能も初代モデルから大きく進化しており、特に広い視野角と夜間の鮮明な映像を求めるなら、買い替えの価値は充分にあります。
超広角撮影時の歪みも抑えられているので、自然な歩き撮りにもオススメ。
日常をキレイな画質で残したい、スマホ撮影では物足りずデジタルカメラは持ち歩きにくい…という方に、ぜひ使っていただきたいです。 2026.01.28 (もあ)


















































