2024.12.15
Joshin 試用レポート
ラムダッシュ・ナノケアの秘密に迫る! パナソニック彦根工場で技術のお話を聞いてきた



ナノケア・ラムダッシュを生み出した「パナソニック 彦根工場」を訪問!
「人が癒される商品をカタチに」を基本理念とし、60年以上パナソニックさんの美容健康商品を生み出し続ける、パナソニック彦根工場にやってきました!
今回はラムダッシュとナノケアの製造・開発に携わる従業員の方から、商品が生み出されたきっかけや、こだわりを聞いてきました!
ライター:ぴよこ
パナソニックの美容・健康製品を生み出す「パナソニック 彦根工場」
以前にパナソニック掃除機の開発・製造を行う八日市工場にお邪魔させていただき、今回はパナソニックの美容・健康機器の開発・製造を行う『パナソニック 彦根工場』にお邪魔することに。
当日は、実際にラムダッシュの製造を行う工場の見学もしたのですが…こちらは撮影NG!
細いケーブルが機械によって曲げられたり、極小ネジがスピーディーに留められる姿は…すごかったです、とだけお伝えさせていただきます。
今回は彦根工場に隣接されている「KIZUNA館」の様子と、製造・開発に携わる従業員の方からの現場の声をお届けいたします。
彦根工場の歴史が学べる「KIZUNA館」
馬だ。馬がいますよ?
60年以上の歴史があるパナソニックの彦根工場
1962年操業のパナソニック彦根工場は「人が癒される製品をカタチに」という理念のもとに美容・健康機器の開発・製造を行っています。
大人気のナノケアドライヤーやラムダッシュなども、この彦根工場から生まれたんです!
今でこそパナソニック製の美容・健康商品は「体の部位ごとにアイテムが用意されているから全身キレイにすることもできる」というほど多いですが、電気事業のきっかけとなったのは、1935年(今から89年前!?)に発売されたバイブレーターでした。
このバイブレーターをきっかけに、パナソニックさんは美容・健康製品の本格的な製造・開発を行います。
1935年の発売された当時のバイブレーターも展示されていました。
バイブレーターがキッカケなんです
2年後にはパナソニック初の「家庭用ドライヤー」を、1955年には「電気カミソリ」を登場させました。
早い段階でドライヤーとシェーバーが出てきましたが、ナノケアとラムダッシュの技術はそれだけ長く培われたというのがよくわかります。
そこからのパナソニックさんはすごかった。
年表のようなものがあったのですが、バイブレーターをきっかけにどんどん商品が生み出され…生み出されすぎている!
めちゃくちゃ枝分かれして製品が誕生します。
シェーバーから電動歯ブラシが登場して、浄水器につながるのすごい発想です。
振動やモーター技術がどんどん進化し、色んな製品の開発へと発展していったのですね!
当時の商品や時代背景などを学びつつ、当時のCM動画や広告の展示も見ることができます。
今でも活躍されている俳優の方の40年以上前の姿が見れる貴重映像でした。
1990年〜2000年の広告だと筆者も「あ〜!そうだった!」と懐かしくなり、今でも「きれいなおねえさんは、好きですか。」のキャッチコピーはよく覚えています。
デザインも金属製からプラスチックになり、プラスチックのカラーは艶のあるオレンジや黄色から、パール感を含んだシャイニーカラーとなり、2024年現在は、艶のないマットでモノトーンなカラーデザインが主流になってと、デザインが変わる様も面白かったです。
最新の美容アイテムも体験!
「KIZUNA館」の入口左手は歴史ゾーンですが、右手は現在のアイテムがズラッ!と並んでいます。
ラムダッシュ、ナノケア、光美容器、電動歯ブラシなど、パナソニックアイテムが勢ぞろい。
パナソニックビューティ表参道にも設置されている『ナノイーシャワー』もありました。
天井に円を描くように8台のナノケアドライヤーが配置されており、装置のボタンを押すと一斉にドライヤーから風が吹き出します。
未体験だったスタッフが試してみると、ナノイーを含んだ風を浴びてニッコニコ。
髪を結んでいてもシットリ感を感じられたようです。
ジェットウォッシャーとドルツで歯磨き体験も行い、美容・健康製品をしっかり堪能したところで…、実際に現場で働く方たちからお話を伺っていきましょう!
ラムダッシュやナノケアの製造・開発にまつわるお話を伺う
ラムダッシュについて詳しくお話を聞いてみた
長年愛され続けるパナソニックの美容・健康製品はどのようにして製造・開発されているのか。
まずはラムダッシュの製造・開発に関わる専門の方にお話を伺いました。
― 他メーカーも「肌へのやさしさ」「深剃り」「肌の凹凸に合わせたシェービング」は重要視されていますが、ラムダッシュはここが違う!というポイントはありますか?
『シェーバーの本質機能の1つである「刃」にこだわっています。
ラムダッシュやパームインには「日本刀の製法から学んだ技術」を取り入れており、内刃の角度を30°まで鋭角にすることで、硬く太いヒゲも根本からスパッとカットします。
「30°鋭角内刃」を開発したのは弊社が世界初で、こだわりの刃です』
より良いカット効率を目指して開発された新・極薄深剃り刃
『さらに新しいラムダッシュPRO6枚刃は、刃穴の配列を傾ける事で、毛を捉える刃穴のカバー範囲が従来よりも広くなり、深剃り刃1枚あたりのカット効率も上がっています。
そのためラムダッシュは様々な毛を1度ですばやくカットし、肌への負担もより抑えられるようになりました』
現場には従来の刃と新しい刃を模した実験装置があり、刃のプレートを入れ替えて毛の捉え方を確かめることができました。
従来のプレートから新しい刃のプレートに入れ替えると…同じ場所でも毛の捉え方が効率的!
1度のストロークで毛を捉えられる面積が増えた事で、よりスピーディーに剃る事ができるようになった、ということですね!
実際に剃ってヒゲの残り具合をカメラで確認
実際にラムダッシュ担当の方が髭剃り実演を行ってくれました。
まずはこの日のために蓄えたというヒゲの生えたアゴを、特殊な装置とカメラで捉えたところ、「ヒゲが生えてますよ」と検知された毛の数は67本。
その後ヒゲ剃りを行ってもう1度カメラでアゴを映してみると…、あっ、1本残りましたが、1本しか残らないという結果に!
今回ドライで剃ってもらいましたが、負担も少なく優しく剃れたとのこと。
パナソニックさんが言うのはちょっと信用ならない、という方は、Joshin webの試用レポートも合わせて御覧ください。
そもそも「ラムダッシュ」ってどういう意味?
― そもそもラムダッシュとはどういう意味ですか?
『もとはギリシャ語で「刃」を意味するΛ(ラムダ)と、「鋭さ、先進性」を意味するダッシュをつけて、(ラムダ+ダッシュ)=ラムダッシュ、という造語になります』
パームインが誕生したキッカケは?
― 「パームイン」を開発したきっかけは何だったのでしょうか
『“未来的なシェーバー”を目指し、技術とデザインの両方でアプローチしたらこの形になりました』
― パームインはヘッドだけにした!というような見た目になりましたが、深剃り機能としてはやっぱりラムダッシュPROシリーズがオススメですか?
『ご自身の髭の濃さや肌に合わせてお選びいただけるバリエーションが増えた、と思っていただいてもいいかと思います。
PROシリーズはヒゲの悩みが深い方。従来の柄のあるタイプのデザインが好きな方向け。
パームインはこれまでのシェーバーらしくないデザインに共感いただける方。
出張や旅行など持ち運びニーズや、プレゼントにもご好評いただいています。
パームインでも肌にやさしく剃れますが、6枚刃のPRO6はグリップを握りながら肌に沿わせるだけでヘッドが凹凸に合わせて動きますので、ヘッドが密着する心地を求めるならラムダッシュPRO6枚刃がおすすめです』
ナノケアについて詳しくお話を聞いてみた
― ナノイーを発見するに至ったきっかけは何だったのですか?
『はじめは空気清浄機で「空気をキレイにする」目的で開発していたのですが、ナノイーの「水分量が多く、弱酸性」という特長が髪にもいいのでは?とのことから、ドライヤーにも採用される事になりました』
ナノケアドライヤーを使っている方だと、ナノイー=ドライヤーの印象が強いかと思いますが、そうなんです、もとは空気清浄機から「ナノイー」は誕生したんですよね。
心の中で筆者も「そうだった…」と思い出したほどです。
― アルティメイト(EH-NC80)はEH-NA0Jと似た形が続きましたが人気の形なのですか?
『コンパクトさや持ちやすさを追求していると、この形状にたどりつきました。
デザイン的に0Jの形状は人気があったので、アルティメイトにも採用しています』
― 折り畳みやすさ、というのを重要視する方もいらっしゃいませんか?
『開発者目線になるかもしれませんが、折りたたみの機構を設けると少し大きくなるので、ハンドルの折り曲げ動作もなく、さっと使えてコンパクトで軽い製品を目指しています』
美髪重視派向けのナノケア アルティメイト
― アルティメイトは確かにしっとり感がすごいのですが、高価格帯ドライヤーの約2倍ほどと、かなり強気の値段設定です。どのようなターゲティングだったのでしょうか?
『ナノケアは髪をケアするドライヤーですので、乾かすことだけが目的ではなく「乾かしながら髪ケアしたい人」に向けた製品です。
髪は「絵画の額縁」のような役割を果たし、髪が人の顔の印象を左右すると言っても過言ではありません。
昨今はオンライン上で会話することも増えており、より顔まわりの印象を良くしたいと思われる方も多く、髪ケアへの需要は高まっています。
今回高浸透ナノイー(第2世代)を開発に至りましたが、従来のナノケアよりもしっとり感が高く、使うほどに艶のある髪へと導きます。
ナノケア アルティメイトは、当社ドライヤーにおいて最も高い髪ケア効果を保有するナノイーを搭載したシリーズです。
髪ケアを重要視している方にこそ選んでいただけるのではないかと思っています』
-
しっとり感を高めるなら毛流れに沿って乾かしましょう -
― ドライヤー上部にナノイー吹き出し口を配置している事が多いですが、ドライヤーの熱風などでナノイーの効果が落ちませんか?
『温風と高浸透ナノイーなどのイオンとで風路をわけ、熱影響を抑えていますので、イオンが髪までしっかり届くようになっています』
― 髪からある程度離れてブローをする場合でも、ナノイーはしっかり届いていますか?
『通常使用する際の距離ではしっかりと届くように設計しています!』
― とは言いつつ、髪に届きやすい角度や距離があったり…?
『最大限にナノケアを活かすなら、髪との距離約10センチの距離で毛流れに沿って乾かしてみてください。しっとり感が全然違いますよ』
もはや匠! 研究のための人毛アイテムも手作りです
― 製品開発の際にどんなテストや実験を行なっているんですか?
『例えばナノイーを髪に当てる事でキューティクルの持ちの良さを調べる、といった場合には、人毛100本の束を2セットを用意し、1つの束にはナノケアを当てて、その後それぞれの束を1000回、クシで梳きます。
クシで梳いた後に、どれだけ枝毛・切れ毛になったのか本数を数えたりして、性能テストしています』
― 100本の毛の束はパナソニックさん独自のものですか?
『私が手で数えて束を手作りしてる独自のものです』
まさかの人力。
しかも手作り毛束にクシで梳くのもナノケアの専門員さんによるものでした。
実際に、キューティクルを確かめるために作った毛束や、等間隔に毛を並べたものや、実験後に枝毛・切れ毛になっていないかをみるための短い毛、など、様々な状態の毛が出てきました!
100本の毛束でいつものように櫛で梳いてもらうと、思ったよりも速い手さばき!
『いつもこんな感じで櫛で1000回梳いて、梳いた後に毛先を顕微鏡などで見て、キューティクルの状態を確かめています(シュシュシュシュシュ)』
― 今話しながら毛を傷めつけていますが、櫛で梳いている間に話しかけられたら「あぁ!数が!」ってなりませんか?
『もう話しながらでも数えられます。できるようになるものですね!(シュシュ)』
特殊技能を身につけられたようです。
工場見学で、ラムダッシュの刃を目で見て検品する、その人がいないとラムダッシュはできないと言われるほどの「匠」と呼ばれる有名な従業員の方がいらっしゃるのですが、今目の前で行われているテストも匠の域に近いのでは…?
まとめ
仕事柄な部分もありますが、筆者はナノケアドライヤーとナノケアスチーマーを、家族はラムダッシュとドルツを使っています。
特に筆者は仕事で実際に使う機会に多く恵まれますので、使い心地を実感して「ほしい!」と思った後に購入することがしばしばあります。
美容・健康商品は毎日のように使いますので、日常に馴染むほどに使っていることを忘れてしまいますが、旅先の備え付けのドライヤーや歯ブラシなど、パナソニック製のアイテムを使わなかった瞬間に「あれ?いつもと違う…」「やっぱり違ったんだ!」と改めて実感することがあります。
「普段何気に使っている」という状況は、それだけ不満がない・満足度が高い証拠。
工場の方たちは日々、その満足度の高い商品を生み出すために地道な努力と研究を積み重ねられています。
美容・健康の悩みに合わせて、パナソニックさんはたくさんアイテムを用意されていますので、ぜひそのこだわりをお客様自身で体感してみてください! 2024.12.15 (ぴよこ)






































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