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| スミ入れの主な道具
スミ入れの方法はいくつかありますが、今回はスミ入れペン、スミ入れ塗料、エナメルの筆塗りをご紹介します。初心者の方は、どれか一つでも覚えれば良いのですが、どれも簡単にできるテクニックなので、自分に合った方法をいろいろ試してみて下さい。
| おなじみのHGズゴックを使います
前回、合わせ目を消した、HGのズゴックを元にスミ入れしていきます。少しずつ手を掛けることで、自然と愛着もわいてきます。
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| 凹モールドを確認
ズゴックの凹部分を確認していきます。スミ入れとは基本的にこの凹部分を塗装することで陰影をはっきりとさせ、パーツを立体的に見せるテクニックです。陰になる部分がスミ入れする部分でもありますので、そこを意識して確認します。
| ガンダムマーカー(スミ入れ用)
手はじめに、ペンで凹部分をなぞってスミ入れする超簡単アイテム「ガンダムマーカー(スミ入れ用)」をご紹介します。これを使うだけで、くっきりと陰影を再現できるので、塗装入門にもってこいです。お子さんでも安心して使えますよ。 このガンダムマーカーは、ガンプラの塗装用としておなじみですが、もちろん、そのほかのプラモデルに使っても便利です。スミ入れだけでなく、汚れや、ぼかし塗装を再現できるペンもこちらのページで販売しています。 |
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| ペンでスミ入れ
それでは実際のスミ入れですが、凹部分に沿って、ペンでなぞっていくだけです。出来るだけはみ出ないようにしますが、とっても簡単にできます。
| ペンでの仕上がり
ペン先の太さが一定なので、力の加減に関係なく安定してラインが引けます。作業前(左半分)よりも立体感が出て、精悍な印象になりました。
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| ペンではみ出た場合は・・・
はみ出た場合はすぐに綿棒やティッシュで拭き取ると消えます。乾いてしまった場合は、消しゴムを使うと消えます。これも便利ですね。
| タミヤ スミ入れ塗料
スミ入れ塗料とは、エナメル塗料を予め流し込みしやすい濃度にしてあるものです。これを瓶詰めにしたものがタミヤより発売されています。色の種類は、ブラック、ブラウン、グレイ、新色のダークブラウンを用意。フタの内側に筆先が付いているのでそのまま流し込めるのが特徴です。
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| よく混ぜてから
スミ入れ塗料は使う前によくビンを振って混ぜてから使います。ちゃんと混ぜないと底に塗料が沈殿してしまい、色がムラになってしまいます。もちろん振る前にフタがキチンと締まっていることを確認して下さい。
| フタが筆に・・・
スミ入れ塗料はタミヤセメントのように、フタの内側に筆が付いています。すぐに使えて道具も汚さないので、おすすめです。
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| スミ入れ塗料で流し込み
凹モールドに筆先を押さえつけると、筋にそってスーっと流れ込んでいきます。ある一定のところまでは自然に流れていきますので、途切れたところから、続きを流し込めばいいのです。これは毛細管現象というものを利用して行う塗装です。 また、瓶詰めは濃度が一定に保てるので、ストレス無く流し込みができます。皿などに取り出して行うと揮発しやすくなり、濃度が上がるので流れにくくなります。 | 仕上がりの確認
スミ入れを行いましたら、その都度チェックしておきます。色合いはどうだとか、全体的なイメージはどうだとか、全部やってからイマイチだった・・・ と言うことが無いように。慣れてくるとペンより早くできるかもしれません。また、ペン先よりも細いモールドでも、流し込めば上手く塗装できると思います。
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| はみ出たところは・・・
この方法を使うと、筆先を押さえた部分が必ずはみ出てしまいますので、その部分は修正が必要です。塗料皿に少しエナメル溶剤を取り出し、綿棒に付けて余分な塗装を拭き取って下さい。
| 綿棒で汚れを取ります
少し乾いたところで、綿棒にエナメル溶剤を付け、はみ出した部分を消していきます。綿棒はご家庭にあるものでも問題ありません。模型用で販売しているものは、先が崩れにくくなっていますので、更に使いやすくなります。綿棒は少し汚れたら取り替えて下さい。あまり長く使っていると、拭き取った塗料で逆に模型を汚してしまいます。
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| エナメル塗料でのスミ入れ
昔からプラモデルを作っている方には定番の方法です。エナメル塗料をエナメル溶剤で薄め、筆を使って流し込んでいきます。エナメル塗料はブラック、グレー、ブラウンがあれば事足ります。これらを時々に合わせて調合してもいいと思います。
| 塗料は皿に取り出します
塗料は調色スティックを使いよく混ぜながら塗料皿に取り出します。そこにエナメル溶剤を投入します。塗料に対して5〜6倍くらいでしょうか。かなりシャバシャバの状態です。
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| エナメル塗料を流し込みます
薄めたエナメル塗料を極細の筆を使い流し込んでいきます。筆は太くても流し込めない訳ではありませんが、はみ出る部分が大きいと修正に時間が掛かるので、出来るだけ細い筆がおすすめです。それも面相筆など先が細い物がいいです。後はスミ入れ塗料と同じ要領です。先ほどご紹介したスミ入れ塗料は、このエナメル塗料を予め薄めておいたものです。
| 現状を確認
レッドブラウンでスミ入れしました。凹部分にはすべて色が行き渡っていますが、ちょっとイメージと違います。もう少し暗い色が良さそうですね。
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| 色を変更しました
今度はスミの色合いを焦げ茶色に変更しました。この色合いが一番しっくりきたのでこのまま仕上げていきます。
| 全体的にスミ入れ
初めにペンで入れたブラックや、エナメル塗料で入れたレッドブラウンを塗り直します。エナメル塗料のブラックとブラウンで調色し、それで全体的にスミ入れしました。ほどよく出来たと思います。初めにスミ入れ前の写真がありますので見比べて下さい。パーツがそれぞれ浮き出してより立体感が増しました。また、プラスチックの感じも少し消えたように思います。
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| スミ入れのリセット
塗ってはみたものの・・・ なんだか気に入らない。そんなときは、いらないスミを消していきます。方法は少し大きめの筆にエナメル溶剤をしみ込ませ、スミ入れした部分を筆でなぞって消すだけです。消えにくい時は綿棒なども併用します。
| 色について
陰は常に黒でなく、下地によって見え方が変わります。下地がどのような色なのかを見てスミ入れの色も変えていくと、より自然な仕上がりになります。スミ入れ塗料のカラーラインナップを確認するとブラックが基本色ですが、下地が赤っぽい場合はブラウンが、下地が白っぽい場合はグレイが合うと思います。もちろん好みもありますのでいろいろ試してみてください。
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ガンプラは組み立てるだけでも充分楽しめますが、今回ご紹介したスミ入れを行うことで、モデル各部のパーツがより立体的に、精悍な印象になりました。プラスチック感を無くすために、全体を塗装するのは非常に手間が掛かりますが、これなら手軽に出来る上、効果はバツグン! 初心者の方にもおすすめの手法です。ぜひ手元にあるガンプラで試してみて下さい。手を加えれば加えるほど、自然と愛着も湧いてくると思います。
・溶剤の浸食についての注意点 エナメル溶剤は、プラモデルに直接塗ると、素材を浸食して脆くなったり、割れたりすることがあります。これはすべての塗料・溶剤について同じことが言えるのですが、特にエナメルは揮発するのが遅い為、その分浸食しやすくなります。今回のHGズゴックのように、パーツの厚みや強度が充分ある場合はあまり気にする必要はないと思いますが、細いパーツ、薄いパーツがあれば注意が必要です。そういう部分は出来るだけ避けてください。関節部分などにも塗料が付かないようにしてください。また、出来るだけ早く乾燥させることが重要です。溶剤を減らし、揮発を早くするという意味で、エナメル溶剤の変わりにジッポーオイルを使う方もいます。この辺りはご自身の責任と判断でお願いします。 |
| --- E N D --- | 2012/10/5 公開(ガルダン) |