2020.11.13 更新
Joshin
スティッククリーナー比較特集~Ver.2020年~


思い立ったときにスッと取り出せて掃除ができるスティッククリーナー。
手軽さに心惹かれるけれど、吸引力や手入れのしやすさなど…気になりますよね。
疑問を解くべく、今回は5社のスティッククリーナーを使い、実際にガンガン吸って、吸引力や手入れのしやすさなどを比較してみました!
比較するスティッククリーナー
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日立
パワーブーストサイクロン
PV-BH900H -
ダイソン
Digital slim Fluffy+
SV18FFCOM -
三菱
iNSTICK ZUBAQ
HC-JD2X-S -
シャーク
EVOPOWER SYSTEM
CS401J -
SHARP
RACTIVE Air
EC-SR5
今回は「日立」「ダイソン」「三菱」「シャーク」「SHARP」の5社のスティッククリーナーを試用して比較。
まずは、それぞれのクリーナーの特徴を押さえていきましょう!
ここで登場するクリーナーは「スタッフが実際に使ってみました クリーナー編」にてご覧いただけますので、合わせてご覧ください!
日立 パワーブーストサイクロン PV-BH900H
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- 「パワフルスマートヘッド」であらゆるごみをキャッチ!
- LEDライトでゴミが見やすい!
- 多彩なアタッチメント!
本体寸法 幅255×奥行268×高さ1024mm 質量 1.9kg 連続使用時間 約8分(強)/約40分(標準) 充電時間 約3.5時間 使用電池 リチウムイオン電池 集じん容積 0.25L
手元に負担がかからない軽い本体と、自走式ヘッドで快適な掃除ができるパワーブーストサイクロン。
ハンディクリーナーとして使えたり、隙間や布団などの掃除に対応する豊富なアタッチメントが付属されているなど、様々なシーンによりそってくれる。
パワフルスマートヘッドは、ヘッド裏にある2本のフラップの「ダブルシンクロフラップ」が、押し引きの動作で開閉することにより圧力を調節するので、あらゆる大きさのごみを吸い込む。
ヘッドやハンディの先にある「LEDライト」で、暗い場所はもちろん、明るい場所でも微細なゴミを照らして、ゴミを見つけやすいのも特徴だ。
さらに日立独自のハイパワーなモーターを搭載しているため、ヘッドとの合わせ技で、しっかりとゴミをかきこんでいく。
標準運転だと約40分駆動し、約3.5時間で充電完了する着脱式のバッテリー。
ダイソン Digital slim Fluffy+ SV18FFCOM
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- ダイソンならではのパワフルな吸引力!
- バッテリーを効率的に使うトリガー式電源
- 軽量・コンパクトサイズモデル!
本体寸法 幅250×奥行1100×高さ233mm 質量 1.9kg 連続使用時間 約5分(強)/約25分(中)/約40分(エコモード) 充電時間 約3.5時間 使用電池 リチウムイオン電池 集じん容積 0.3L
本体が大きく、他のクリーナーよりも少し重めだったダイソンだったが、1.9kgと軽量に!
日本人の身長に合ったサイズになり、女性が扱いやすくなって快適な掃除ができる。
軽くなっても、やはりダイソンならではのパワフルな吸引力で、あらゆるゴミをかきこむ。
クリーナーヘッド装着時は最大40分も使えるため、1回の充電で家の隅々まで掃除ができる。
自分のタイミングで操作が行えるトリガー式のスイッチのため、電源をずっとONにしておくよりも、バッテリーを効率的に使用できるのもうれしいところ。
充電は約3.5時間で満タンになる。
三菱 iNSTICK ZUBAQ HC-JD2X-S
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- サッと掃除をはじめられる手軽さ
- エレガンスなスタンドでインテリア化
- ごみを吹き飛ばすブロー機能で玄関掃除も◎
本体寸法 幅225×奥行190×高さ1,005mm 質量 1.9kg 連続使用時間 約8分(強)/約40分(通常) 充電時間 約90分 使用電池 リチウムイオン電池 集じん容積 0.25L
スタンド収納時はインテリアのように部屋に佇む「iNSTICK ZUBAQ」。
掃除機とは思えない洗練されたデザインなので、部屋に置いておくだけでもおしゃれ。
三菱独自のモーター技術で強力な吸引力を生み出し、あらゆるゴミをかきこむ。
コンパクトなヘッドは幅が狭めのため、他のメーカーより往復が発生しやすいが、自走式モーターでスイスイと進むので快適だ。
通常運転は40分駆動し、充電時間は約90分と早く充電が完了するため、パフォーマンスが良い。
アタッチメントの空気を噴射するブローで、玄関先やサッシの間のゴミなどを吹き飛ばして、掃き掃除ができる。
シャーク EVOPOWER SYSTEM CS401J
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- 前からダストボックスが見えないスマートなデザイン
- ペットの毛が絡まないモーターブラシ
- ハンディで使いやすい!
本体寸法 幅267×奥行124×高さ1005mm 質量 1.9kg 連続使用時間 約16分(ブーストモード) /約24分(通常)(バッテリー2個使用時) 充電時間 約3.5時間 使用電池 リチウムイオン電池 集じん容積 -L
スッキリとしたスリムなEVOPOWER SYSTEMは、前からはダストボックスが見えない配慮がされたデザインのため、不快感を与えずに部屋に置ける。
サッと掃除を始めやすく、大人気の「EVOPOWER」ソックリのハンディクリーナーにもなるため、床のみならず、段差がある場所も掃除をしやすいのが特徴だ。
ブラシレスパワーフィンを搭載した床に密着するブラシが、あらゆる大きさのゴミまでムラなくキャッチ。
さらに、長い髪の毛やペットの毛がブラシにからみにくくなっているので、ブラシの毛がらみで吸引力が落ちる心配が少ないのはうれしいところ。
付属のバッテリーを2本使用で、通常運転が約24分なので、ほかの機種よりも駆動時間が短いのが少し心もとない。
SHARP RACTIVE Air EC-SR5
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- ダントツの軽さでスイスイ走行
- ちょいかけフックなど掃除を快適にする仕掛け
- グリップセンサーで手元を検知してバッテリーの消耗を抑える
本体寸法 幅243×奥行179×高さ1030mm 質量 1.6kg 連続使用時間 約12分(強)/約30分(自動)/約45分(弱)(バッテリー1個) 充電時間 80分(バッテリー1個) 使用電池 リチウムイオン電池 集じん容積 0.2L
圧倒的な軽さを誇る「RACTIVE Air Power」の軽さは、5機種の中で堂々の第1位!
パワフルなモーターを積んでいるにもかかわらず、1.6kgと毎日の掃除の負担を軽減する。
ヘッドには自走式モーターを積んでいるため、より手元が軽く感じられて、軽快な掃除ができる。
掃除中「あったらいいな」と思うような、ちょっとした不便を解消する「ちょいかけフック」や「グリップセンサー」で、さらに快適さがアップし、掃除をはじめたくなる。
自動運転で約30分、充電は80分で完了するので、5機種のなかでも圧倒的スピードで充電が完了。
サイズ感、持ちやすさを比較
吸引力を比較!
試すゴミはこちら
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羊毛 -
糸 -
猫砂 重曹
大きなものから細かなものまで吸うことを想定し、4種類のゴミを用意。
ペットのふんわりとした毛に似た羊毛や、髪の毛に見立てた糸、山のように盛った猫砂などの大きめのゴミ。
つるっと滑って派手にこぼした塩や小麦粉などのかわりに、粒子の細かい重曹を床にばら撒いて、吸引力を確かめてみよう!
吸っている様子は、動画にてご確認ください。
フローリング編
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日立
基本的にしっかり吸いこむ 集塵力
羊毛
糸
猫砂
重曹
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ダイソン
猫砂の吸い込み力、すさまじい! 集塵力
羊毛
糸
猫砂
重曹
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三菱
壁際の細かなゴミが得意なようだ 集塵力
羊毛
糸
猫砂
重曹
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シャーク
ブラシに絡みつかずシュッと吸う 集塵力
羊毛
糸
猫砂
重曹
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シャープ
手元が軽く、しっかり吸った 集塵力
羊毛
糸
猫砂
重曹
羊毛 & 糸
羊毛・糸は5社ともヘッドに導かれるようにシュッと吸い、圧倒的な差は見られなかった。
自走式ヘッドの日立・三菱・シャープは、力を入れなくても前へ前へとヘッドが進む。
パワーヘッドのダイソンもゴミを飲み込む力が強くて前へ進みやすく、ヘッドの車輪が大きなシャークも、自走式ヘッドにように前へ進む感覚が強く、快適に掃除ができた。
5社とも、ふわっとしたペットの毛や、糸のように軽いものを吸うのはお得意のようだ。
猫砂
吸引するゴミとして、最難関と思われる猫砂を、丘のように固めてセッティング。
いざ吸引してみると、予想どおり各社の特徴がハッキリと現れた!
圧倒的パワーを見せたのは、日立とダイソン。
猫砂を弾かずに飲み込み、ダイソンはその場ですべてを飲み込むブラックホールかのようで、飲み込むスピードも速い!
三菱やシャークはヘッド前が広く開いていないので、猫砂のような大きなごみは押される状態なので、大きなゴミを見つけたらヘッドを持ち上げるように吸うのがベター。
シャープは、新構造の「倍トルヘッド」のくし歯状になったバンパーのすき間から少しずつ吸っていき、大きいものだと、はじいてしまうようだ。
重曹
壁際の重曹は、三菱・シャーク・シャープが壁際までスッキリと吸った。
押しだけでグングンと吸っているのは、日立やダイソンだが、壁際に当たると少し吸いにくいのが特徴としてあらわれたので、ゴミの大小で得意な分野があることが分かった。
カーペット編
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日立
バランス良く吸いこむ 集塵力
羊毛
糸
猫砂
重曹
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ダイソン
大きなごみが大得意! 集塵力
羊毛
糸
猫砂
重曹
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三菱
壁際の重曹がスッキリ! 集塵力
羊毛
糸
猫砂
重曹
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シャーク
羊毛と糸をしっかり飲み込む 集塵力
羊毛
糸
猫砂
重曹
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シャープ
ヘッドに導かれるように吸った 集塵力
羊毛
糸
猫砂
重曹
羊毛&糸
フローリングよりもなにかと絡みついたり、吸い取りにくいカーペット上でも、5社ともしっかり吸ったので、日常の掃除に支障はなさそうだ。
その中でも、やはりダイソンは力強く吸ってくれるので、往復しなくてもいいという安心感がある。
シャークも毛がからまないブラシのおかげもあり、からむことなくスッキリと吸い上げた。
三菱はヘッドがゴミに乗るときに吸うような穏やかさがあったが、キレイに吸い上げた。
猫砂
カーペット上にも、山盛り猫砂をセッティング。
三菱はフローリングと同じく、ほぼ吸い取らずに押し出してしまい、ヘッド前方のゴミの通り道が狭くて吸い取れなかった。
シャークとシャープは、バンパーのすき間から少しずつ吸っていき、じっくり何度か押し引きをすれば、日常生活でも難なく吸えるほどだった。
フローリングではほぼすべて吸った日立も、カーペット上では少しずつ吸っていくので、何回かの押し引きがいる。
ダイソンは期待通り、他社の吸い方では押しながら吸うのに対し、猫砂に乗り上げるように吸い、大きなごみは得意分野!
気付けば全部吸われており、一緒にいたスタッフも筆者と共に絶句。大きなゴミはダイソンが圧勝!
重曹
猫砂を吸わなかった三菱や、シャーク・シャープが壁際までキレイに吸い込んだ。
猫砂で驚くべき吸引力を見せ付けてくれたダイソンと日立は、フローリングの壁際に少し残した結果になったが、側面はお見事!というほど、グングン吸い込んだ。
音の比較
パワフルでも吸引音がうるさいと、ストレスは溜まりがちに…。
吸引音は画像をクリックしてチェックしてほしい。
日立が1番静音性が高く、少し高めの音を放ちつつも、一定した音でうるさいと感じなかった。
ダイソンは「シュイーーーン」という音で、パワフルさを感じる少し大きめな音だが、うるさいというよりカッコイイ。
トリガーを離すと「ウイーーンッ…!」といかにも機械のような音なので、男性の心をくすぐるような音には、好みが分かれるかもしれない。
三菱は本体サイズのわりには少し大きめに感じた高めの吸引音で、シャーク・シャープは力強さを感じる高めの吸引音。
感じ方は違うと思うが、時間帯別での掃除に気をつけるために注意が必要だ。
お手入れ
各社分解の仕方と、ブラシの毛絡み
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日立
手軽さ
ツマミを開くとすぐにブラシを取り出せる -
ダイソン
手軽さ
側面のレバーを回して着脱。
圧倒的に手軽になった! -
三菱
手軽さ
横からブラシを抜き出す仕組み。
絡んだゴミは、ヘッドに残ってらくらく除去 -
シャーク
手軽さ
コインを使って着脱するが、ブラシが絡まないためメンテナンスがほぼ不要! -
シャープ
手軽さ
つまみをスライドして着脱。
吸引力を持続させるには、手入れ面も重要。
ブラシにゴミが絡んだときは各社の分解の仕方にもぜひ注目。
日立・ダイソン・三菱・シャープは、ツマミをスライドしてブラシを取り出せる。
その中でも三菱は、ブラシをヘッド横から引き抜く際に、ブラシに絡んだ毛はヘッドの通り道を抜けずに毛だけを残す仕組みで楽に取れる。
ダイソンはコインで開けるのが伝統のようだったが、Disital slimからコインを使わずにヘッドを分解できるようになったので、手軽さはアップしている。
シャークはコインで開けるのだが、なんとブラシへの絡みが一切なかった!
コインを用意して開けるのは、少しわずらわしいと感じるが、そもそもメンテナンスする頻度が少ないので手軽さは圧倒的だ。
ゴミ捨て
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日立
手軽さ
勢いよく出るが、フタに引っかかりやすい -
ダイソン
手軽さ
スライドして一気に噴射! -
三菱
手軽さ
カップから穏やかに捨てられる -
シャーク
手軽さ
パカッと開いてブシャっと出る -
シャープ
手軽さ
ゴミが舞い上がらずそっと捨てられる
最後は、ゴミ捨てを見ていこう。
日立・ダイソン・シャークは、ボタンやレバーを押すとフタが開き、勢い良くゴミが捨てられる。
日立の「からまんプレス構造」は、ダストケース内の下部でゴミを圧縮し、中心のフィルターに髪の毛などが絡みにくく捨てられるのがGood。
ダイソンはレバーをスライドさせると一気に出てくる仕組みで、ゴミが一直線に流れ出るが、ゴミ箱にある程度深さがないと、ゴミが着地した反動で舞い上がる可能性がありそう。
一気にゴミが捨てられるのは気持ちがいいものだが、日立・ダイソンはできるだけ垂直の状態でゴミ捨てしないと、フタの内側にゴミが乗ってしまい、払い落とさないといけないのが少し面倒に感じる。
フタがどちらに開くか、角度を確認してのゴミ捨てとなりそうだ。
三菱とシャープはカップを外してのゴミ捨てなので、ホコリの舞い上がりも少ないのが良いところ。
使用感のまとめ
日立 パワーブーストサイクロン PV-BH900H
お家のあらゆる場所で活躍するオールラウンダー
軽量な本体が手に取りやすく、たくさんのアタッチメントでお家のあらゆる場所を掃除できるオールラウンダー。
「ダブルシンクロフラップ」のヘッドが、大小問わずにゴミをグングン吸い取り、吸引力も抜群。
壁際部分の重曹は少し残った結果になったが、他はスッキリと吸い込むため、どの場所でもパワフルに吸ってくれるだろう。
筆者のお気に入りは、ヘッドのLEDライト。
暗い場所はもちろん、明るい場所でもゴミが照らされて見やすく、しっかりゴミを見ながら掃除ができて便利だった。
どんなシーンでもパワフルに吸い、手軽さを求めるなら日立がオススメ。
充電スタンドに、アタッチメントのすべてを収納できる点も高ポイント。
比較項目ではないので割愛したが、豊富なアタッチメントでの掃除シーンは試用レポートで紹介している。
試用レポートを見るダイソン Digital slim Fluffy+ SV18FFCOM
期待を裏切らない吸引力
猫砂は乗り上げながら吸い込み、吸引力がピカイチだったダイソン。
手元からもパワフルな吸引力がひしひしと伝わってくる圧倒的なパワーの持ち主なのに、軽くなった本体で手に取りやすくなり、驚き要素が満載だった。
トリガーを引いてシュイーンと掃除をするのはゲームのような感覚で楽しく、ロマンもあるので男性に喜ばれそう。
圧倒的パワーと掃除の楽しさを求めるなら、ダイソンは満足度が高い。
三菱 iNSTICK ZUBAQ HC-JD2X-S
お洒落でスタイリッシュに掃除
他社でも充電スタンドはあるが「ZUBAQ」は、部屋に置いているより「飾っている」というほうがしっくりくるほど、エレガンスなスタンドで充電しながら収納できる。
スタンドから上に持ち上げるとハンディに、横に引っ張るとスティッククリーナーとしてサッと抜けて、シームレスに掃除ができる。
充電スピードが早く、運転時間も40分と、充電切れを起こしにくい。
スタイリッシュな見た目にもかかわらず自走パワーが強く、スイッチを入れた途端、前へ前へ持って行かれる感覚が強く、快適な掃除ができた。
猫砂はヘッドの開き具合により吸わなかったが、その他はしっかり吸ったので、日常生活に使う分には充分な吸引力。
ヘッドは少し狭くて他より往復が必要になるが、デザイン性を重視し快適な操作性を求めている方にオススメだ。
シャーク EVOPOWER SYSTEM CS401JGR
ヘッドの絡みにくさと柔軟性はピカイチ
スリムでスタイリッシュな「EVOPOWER SYSTEM」は、前からはダストボックスが見えない洗練されたデザインで、部屋に置いておけるデザインだ。
ハンディ状態だと「SHARK EVOPOWER」のような見た目になり、机の上やテレビの裏など、狭くて掃除がしにくいところで活躍する。
ブラシに毛が絡みにくくて、メンテナンスの頻度が下がるので、ペットがいる家庭だと、特にその力は発揮されそう。
自走式ヘッドではないが、他メーカーよりハの字型の車輪が大きく、スルスルと前へ行きやすくなり、手元も軽くて快適な掃除ができる。
カーペットが多く、ペットのいる家庭にぜひ手に取ってみてほしい。
他メーカーよりも圧倒的軽さを誇る「EC-SR5」は、手元が軽い快適な掃除ができる。
パイプは航空機でも使われるドライカーボン製の素材でできており、軽量かつ丈夫。
軽さにこだわりたい方なら、迷わずシャープにしてほしい。
パワフルな高出力モーターと、高電圧25.2Vバッテリーを搭載しているため、吸引力もパワーを感じた。
今回の比較特集には登場しなかったが、掃除を少しラクにしてくれる「ちょいかけフック」や「待っててパイプ」など、あらゆる仕掛けで快適な掃除を行える。
なんとしてもラクに掃除を終わらせられないだろうか…と考えている方や、毎日掃除をする主婦の方向けクリーナー。
スペック比較&まとめ
日立 | ダイソン | 三菱 | シャーク | シャープ | |
---|---|---|---|---|---|
重さ (付属品含む) |
1.9kg | 1.9kg | 1.9kg | 1.9kg | 1.6kg |
連続使用時間 | 約8分(強)/約40分(標準) | 約5分(強)/約25分(中)/約40分(エコモード) | 約8分(強)/約40分(通常) | 約16分(ブーストモード) /約24分(通常)(バッテリー2個使用時) | 約12分(強)/約30分(自動)/約45分(弱)(バッテリー1個) |
充電時間 | 約3.5時間 | 約3.5時間 | 約90分 | 約3.5時間 | 約80分 |
ヘッド | 自走パワーブラシ | パワーブラシ | 自走パワーブラシ | パワーブラシ | 自走パワーブラシ |
ポイント | LEDライトでゴミが見やすい | トリガーで効率よく掃除 | 軽やかな掃除とエレガンスなデザイン | 毛がらみがしないメンテがラクなヘッド | 軽い本体で手元ラクラク |
こんな人にオススメ! | 機能性を重視し、多彩なツールで様々なシーンに対応した掃除をしたい | 吸引力を重視し、猫砂の様な大きなゴミも吸い取りたい | デザイン性を重視し、サッと軽快に掃除がしたい | ブラシの毛がらみの心配がいらず、ペットのいるご家庭に◎ | 軽さを重視し、いかに掃除をラクにできるか…と考えている方に |
今回の比較では、機種ごとの特徴や個性とともに、基本となる吸引力もバッチリだったので、ご自身がどの項目を重視したいかが、スティッククリーナーを選ぶにあたって重要になると思います。
「とにかく強力な吸引力で豪快に掃除がしたい」
「手元が軽くて軽快な掃除がしたい」
「見た目のかっこよさや楽しさ、細かな場所の掃除のしやすさにこだわりたい…」
など、お客様の掃除スタイルに合わせて満足できる掃除機をお選びの参考にして頂ければ幸いです。
2020.11.13 更新