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Joshin web特集 高級ポータブルオーディオ 比較対決! ハイレゾ音源 聴きくらべ!


1.そもそもハイレゾってなに? 今回のエントリー商品の特徴  2.スタッフと聴きくらべ。違いの分かる男と分からない男。結論

音の違いが分かる、耳利きのスタッフを呼んだ

  ポータブルオーディオに入れた楽曲を順番に聴いて確かめていく。
ハイレゾに対応していないウォークマンでも音楽は十分に楽しめるのだが、高級ポータブルオーディオで聴いた時には普通のウォークマンでは感じられなかった「空間の広さ」を感じた。ニュアンスを伝えるのが非常に難しいのだが、音の鳴る空間の空気が乾いていて、それが音に広がりを持たせているのだ。

 私の感想だけではそれぞれの良さや特徴が全く伝わらないので、ここは音にこだわりを持つスタッフたちに詳しく解説してもらうことにした。



  耳利きスタッフによる評価
ぴよこ 「今回用意したのは、JPOPからはいきものがかりの「笑顔」、同じくre:plusの「On and On feat.Noah King & Leah Hanna King」、
クラシックからはチャイコフスキーの「弦楽六重奏曲」、そして70年代ロックとしてイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」。

それぞれ、ハイレゾ音源、CD音質のPCM音源、そして圧縮したMP3またはWMA音源で入手可能なものを用意しました。ポータブルオーディオのイコライザー設定は工場出荷時のままです。
さっそく聴き比べてみましょう」


♪♪♪♪♪♪  しばらく試聴  ♪♪♪♪♪♪♪♪

oga.
「これってなかなか難しい・・・。
今いきものがかりをウォークマンZX1で聴いているんだけど、音源による差がほとんど感じられない」
ペンを置いて悩みはじめるoga.
ぴよこ
  「re:plusも難しいです・・・」
動かないぴよこ
oga. 「強いて言えばチャイコフスキーの弦の音だけは、ハイレゾの方が情感があって音に広がりが感じられる。これが圧縮音源だと、シャリシャリして薄っぺらい音になってしまってるね」
ぴよこ 「プレイヤーによる差はどうですか?」
oga. 「ZX1にしてもS780にしても、ソニーの方が元気いっぱい、にぎやかで楽しい感じがする。
反対に、iBassoやFiiOは思ったよりも大人しい。もうちょっと頑張ってほしいかなって感じの音作りかなぁ」

 ―――― ここで、ヘッドホン担当の「OZ」が登場 ――――

ぴよこoga.   「よろしくお願いします」
OZ 「こちらこそよろしくお願いします。今回はどういった聴き比べですか」
ぴよこ 「ハイエンドのポータブルオーディオ3機種と比較用に普通のウォークマンを1機種、さらにJPOP、クラシック、ロックの曲データをハイレゾ、PCM、圧縮の3タイプで用意しました」
OZ
「これは凄い。ハイレゾと圧縮なら聴き分けられる気がするけど、PCMはどうだろう。
さっそく試してみましょう」



♪♪♪♪♪♪♪♪  再び試聴タイム  ♪♪♪♪♪♪♪♪
音の違いが分かる男、OZ参戦
OZ 「・・・試してみましたが、ヘッドホンに限界を感じますね。
oga. 「といいますと?」

OZ 「使用しているのがソニーのMDR-10Rなんですが、これはハイレゾ音源対応ヘッドホンの入門機に当たるモデルなんですよね。
ヘッドホンの能力を出し切っちゃってる感じで、結果として音源の違いによる差があまり出てこない」
oga. 「つまり、ヘッドホンの能力以上の音が出ているので、ヘッドホンが足を引っ張って差が出ないってことですか」
OZ 「そうです。MDR-10Rは低音をしっかり出すような味付けをされているので、ヘッドホンの個性も前に出てきちゃっている」
oga. 「ドンシャリ系ヘッドホンってことですね。プレイヤーを変えた場合の違いはどうでしょう」
OZ 「そういった比べ方をしてみましょうか」


ヘッドホン選びも大切


 ♪♪♪♪♪♪  試聴タイム、今度はプレイヤーを取っ替えひっかえ試聴  ♪♪♪♪♪♪


oga. 「やっぱソニーが元気ですね。iBassoはもっと鳴ってほしい」
OZ iBassoは確かにまとまり感はあるけど、ボーカルの倍音域の抜けが悪い気がします。全体としては聴きやすい」
oga. FiiOは低音が鳴っていない」
OZ 「情報量はあるんだけど、高音がきつい。さしすせそが刺さる感じです」


 ―――― 前楽器担当のmakio登場。ひととおりの試聴に関して説明する ――――


makio 「ヘッドホンはどれを使うんですか?」
oga. 「これこれ。ソニーのMDR-10Rです」
makio 「試聴の前にヘッドホンの素性が知りたいです。ちょっと私がふだん使っているプレイヤーで、このヘッドホンを聴いてみていいですか」
oga. 「どうぞどうぞ」
音の違いが分かる男、makio
OZ 「やっぱりそうなりますよね、聴きくらべは。ヘッドホンによる差は大きいです」
makio 「できればふだん使っているヘッドホンで試聴したいところですが、残念ながら今日は自宅に置いてきちゃってました(苦笑)」


♪♪♪♪♪♪  ひととおり試聴したあとで  ♪♪♪♪♪♪


makio 「プレイヤーの聴き比べってことなので、ハイレゾ音源を聴いてみました。圧縮音源が入るとさすがに比較しにくいです。で、ホテルカリフォルニアですが、一番音の情報量が出ているのはiBassoです」
oga. 「えっ、そうなんですか」
makio 低音の量感があり分離も良いため、遠い位置の楽器、近い位置の楽器が聴き分けられ、空間の広がりが感じられます
oga. 「ソニーはどうですか」
makio 聴きやすいのはソニーでしょう。しかし情報量という点ではiBassoです。
FiiOは高音が強調されていて、特にハイハットがうるさく鳴っている感じです」
oga. 「ソニーはゼネラルオーディオのメーカーなので、誰でもわかりやすい味付けがされているってことでしょうか」

饒舌に説明。違いが分かる男、makio
OZ 「調整とかを一切せずに、そのまま聴くのであればソニーはうまくチューニングされています。逆にiBassoやFiiOは、情報量が多いけど素っ気ない
oga. 「ユーザーがイコライザーやヘッドホンをいじってチューニングできる、つまり腕に自信があればどうぞって感じですか」
OZ 「そうですね」
oga. 「ということは、とりあえず高級ポータブルオーディオをはじめてみようというのであればソニーがおすすめ、逆にiBassoやFiiOはチューニングも含めてチャレンジしてみようという方におすすめしたい機種になるというわけですね」
OZ 「とはいっても、ウォークマンのZX1をご購入のお客様は9割方同社のヘッドホンアンプを同時に買って行かれるようです。
高級ヘッドホンも含めばかなりの出資になるわけですが、それだけこだわったお客様が多いわけなんですね」
oga. 「ヘッドホンを変えたらまた評価は変わりますか」
OZ 「そうですね。音にあまり色がついていないモニターヘッドホンが良いと思います。
こういった聴き比べをすると、どうしてもプレイヤーよりもヘッドホンの音に対する評価が中心になってしまう傾向はあります」
oga. 「なるほど。そうなると次回は、高級ヘッドホンの比較対決をやりたいですね」



  結論
▽ 初心者〜中級者向け
▽ 腕に自信がある上級者の方におすすめ
ソニー ウォークマン ZX1-S 128GB
オヤイデ FiiO X3
»試用レポートを見る
iBasso Audio HDP-R10 64GB
»試用レポートを見る
そのままで聴いても満足できるチューニング。ヘッドホンアンプや高級ヘッドホンを組み合わせてさらにステップアップ! 音の情報量が多く、輪郭もはっきりしている。チューニングして自分好みの味付けする楽しみがあります。


  音の違いが分かる男はかっこいい
  
  「ボーカルの倍音域の抜けが〜」などと語れるほどの音ソムリエで無かったが、高級ポータブルオーディオから流れてくる音楽は、雑みの無いクリアで良い音だった。音に奥行きを感じる事が出来ると見ている風景にも音楽の世界感が溢れてくるようで、好きな音楽がもっと楽しく感じるのではないだろうか。
  音にこだわりを持つ、音ソムリエ(勝手に名づけた)のスタッフ達は、自前のポタアンに繋いで聴いてみたり、ヘッドホンを変えたりと色々な角度で音を攻めていた。

  やはり違いの分かる男はかっこいい。「これ友人の家で聴かせてもらったらメチャメチャ良い音!って盛り上がりたい」とか言ってみたい。

  CDや圧縮タイプのプレイヤーで物足りないと感じる方や、本物の臨場感や細やかなサウンドを堪能したい方は高級デジタルオーディオを試してみませんか? お気に入りの音楽が今までとは一味違ったニュアンスを含んで聴こえます。
「デジタルオーディオ対決」がお客様の毎日を少しだけ上質な物へと変えられますように・・・。
2014.2.21 ぴよこ
ZX1の本体スピーカーを誤って何度か仕事中に大音量で鳴らした。居場所がバレてGPSみたいだった

END

1.ハイレゾってなに? 今回のエントリー商品の特徴  2.スタッフと聴きくらべ。違いの分かる男と分からない男。結論