カテゴリから選ぶ

鉄道模型教室 プラレールアドバンスで遊ぼう

鉄道模型教室 プラレールアドバンスで遊ぼう

・プラレールアドバンスで遊ぼう

 鉄道模型の愉しみをお届けする「鉄道模型教室」。長年、鉄道玩具の代名詞的存在として定着している「プラレール」ですが、その単線レールを、複線用のレールとして走行可能にしたのが、タカラトミーの「プラレールアドバンス」です。

 今回は、初めての方でも買ってすぐに楽しめる、オールインワンセット「N700系3000番代新幹線 エントリーセット」で遊んでみました。今までに思いもつかなかった画期的な走行システムを是非ご覧ください。

まずは同梱品のご紹介

 同梱品は、プラレールアドバンスN700系3000番代新幹線×1編成(4両)、曲線レール×8本、直線レール×2本、1/2直線レール×4本、ストップレール×1本、、クロスポイントレール×1本、ガイドレール×1セット、対向式駅×1セット、架線柱×10本、シール、取扱説明書です。プラレールアドバンスの醍醐味を存分に楽しめるオールインワンセットです。

曲線レール

 曲線レールはプラレールと共通のものが8本付属。プラレールの単線レールを複線レールとして使えるのが、プラレールアドバンスの魅力です。

直線レール、1/2直線レール

 プラレールと共通の直線レール×2本、1/2直線レール×4本が付属。

対向式駅

 プラレールアドバンス専用の「対向式駅(AJ-01)」が1個付属。単品でも販売されていますので、2個設置することで対向式に出来ます。

ストップレール

 プラレールアドバンス車両の停車・発車に使う「ストップレール(AR-01)」です。前述の対向式駅と組み合わせて遊ぶことが出来ます。

クロスポイントレール

 プラレールアドバンスで路線変更が行える「クロスポイントレール(AR-02)」です。レール両側に付いたレバーを手動操作することでコントロールが可能です。

ガイドレール

 プラレールアドバンスの車両をレールに載せるにはちょっとしたコツが必要ですが、付属の「ガイドレール(AR-03)」を使えば簡単に載せられます。

架線柱

 プラレールアドバンス専用の架線柱が10本付属しています。

取扱説明書、シール

 取扱説明書は、付属品のチェック・使用上の注意点など、お使いになる前に必ずお読み下さい。

N700系3000番代新幹線×1編成(4両)

 車両の走行には、単4電池を1本使用します。セットには付属していませんので、別途ご用意下さい。

車体の取り外し

 同梱品の確認が終わったら、新幹線に単4電池を取り付けます。車体の取り外しにはプラスドライバーが必要です。

電池の取り付け

 車体が取り外せました。電池の向きに気をつけて、取り付けを行います。

再び、車体を取り付け

 電池が取り付けられたら、再び車体を取り付けます。車体上部には、前進・後進・停止スイッチがあります。

車両の連結

 プラレール同様、車両の連結もワンタッチで行うことが出来ます。

組み立てが完了

 車両の組み立てが完了しました。

先頭車を横からチェック

 よく見ると、プラレールには無かった台車の表現が加わっています。なかなかリアルです。

レイアウトの組み立て

 レールは一部を除き、プラレールと同じものを使用しますので簡単に組み立てることができます。

ガイドレールの組み立て

 プラレール共通のレールは、裏表どちらでも使えますが、アドバンス専用のガイドレールは組み立てる向きが決まっていますので注意しましょう。

架線柱を配置

 架線柱はレールのつなぎ目をはさみこむように配置します。

対向式駅の取り付け

 対向式駅はストップレールの横に取り付けます。ホームにスイッチを通すための穴が開いていますので、それを目印に組み立てます。

屋根の取り付け

 最後に屋根を取り付けます。

対向式ホームを延長

 残りの対向式ホームを左右に取り付けて延長します。ホーム端の凸凹をひっかけるように取り付けます。


完成しました
 完成したレイアウトがこちら。机のサイズに収まるよう、直線レール1本と1/2直線レール2本は使用しませんでした。


車両をレールの上に載せます

 ガイドレールの上に一両ずつ載せていきます。レールに載ったらスイッチを入れて、いよいよスタートです。

テスト走行してみました

 勢いよく走り出した車両ですが、カーブも難なく曲がれました。レールのつなぎ目が平坦でないと脱線する恐れがありますので、レイアウト組み立ての際は注意しましょう。

路線変更してみました

 クロスポイントレールのレバーを操作して路線変更してみました。脱線することなくスムーズに走ってくれました。

「停車/発車」操作

 ストップレールのスイッチを「STOP」にすると車両が停車します。「GO」にすると再び走り出します。

ドクターイエローを投入

 ここでアドバンスの車両をもう一両投入。「AS-03 923形ドクターイエロー」を並走させてみます。

新幹線2台の並走

 N700系とドクターイエロー、新幹線2台の並走は迫力があります。

すれ違い走行

 思わず、「ぶつかってしまうのでは?」とハラハラドキドキさせられましたが、カーブではギリギリのすれ違い走行が楽しめます。

架線柱がリアルな雰囲気を演出

 目線を落としてみます。プラレールとは違って、アドバンス専用の架線柱がリアルな雰囲気を演出します。


 今までの常識を覆す「プラレールアドバンス」はいかがでしたでしょうか? プラレールの単線レールを複線レールとして使用するアイデアに脱帽しました。車両のディテールもよくできており、サイズもNゲージ(1/150)に近いのでNゲージ用のストラクチャーを置いても絵になります。

 また、プラレール用レール(一部除く)がそのまま使用出来ますのでレイアウトの拡張も容易に行えます。いっぱい集めてたくさんの車両を走行させると、とても楽しそうです。プラレールでは物足りなくなってきたけどNゲージは敷居が高そう、そんな方に「プラレールアドバンス」を是非お勧めいたします。

2012. 12.25.公開(J-鉄道部


        --- E N D --- 2012/12/25 公開 (J-鉄道部