[ 2025年 11月 18日付 ]
ハイエンドオーディオのichinoseです。
テクニクスより「SL-1200G(S) / 1210G(K)」シリーズの最終モデルがマスターエディション(ME)として新発売! テクニクスのアナログプレーヤーの集大成として、積み重ねられたノウハウと、新たに開発された技術と知見を惜しみなく投入して生まれ変わりました。
もちろん単なる特別仕様のデザインが施されているだけではなく「SL-1200G(2016年)」の発売から9年の歳月に蓄積された様々な最新技術でアップデートされており、大幅な音質改善を実現した特別なモデルとして発売されます!!
残念ながら入手困難な部材の問題などがあり「SL-1200GME」が1200台、「SL-1210GMK」が1210台の限定生産となってしまいました。
■ SL-1200G誕生10年目のマスターエディション、SL-1200Gシリーズの最終モデルとして新発売。
■ 全世界2,410台の限定生産(シリアルナンバー付)
■ 1200Gをベースに最新のテクノロジーと、スペシャルなゴールドパーツを採用の特別仕様!!
前作の「SL-1200G」から音質強化、専用デザインが施されています。
◆音質強化策
�@:「ΔΣ-Drive」デルタル・シグマ・ドライブ搭載
�A:「DD-1A」モーター搭載
�B:電源ノイズ除去回路搭載
�C:ゼラチン状素材「αGEL™」インシュレーター搭載
�D:ストロボイルミネーター消灯機能
�E:ローノイズスイッチング電源
◆専用デザイン
�F:ゴールド仕上げトーンアーム
�G:Master Edition(マスターエディション)記念バッチ(シリアル番号入り)
�H:ダストカバーの専用ラベル搭載
�I:刻印ゴールド仕上げ専用ブランドロゴ採用
�J:ヘッドシェルにも専用ロゴ採用
�K:カートン用特別ステッカー
■ モーター制御技術「ΔΣ-Drive」をさらに磨き上げ、わずかな回転ムラや微振動を徹底して低減!!
ダイレクトドライブターンテーブル向けの新しいモーター駆動技術で、理想的な正弦波信号を生成し、アナログレコード再生における究極の回転精度と静粛性を実現するための基幹技術です。
テクニクスのフルデジタルアンプ開発で培われたΔΣ(デルタシグマ)変換技術を応用し駆動信号の誤差を低減し、モーターのわずかな回転ムラや微振動をも抑制します。
PWMキャリア周波数20kHz以上に上昇させる事により、可聴帯域内のモーター駆動信号ノイズを低減します。
※PWMキャリア周波数:パルス幅変調を行う際の基準となる周期的な信号(キャリア信号)の周波数。
このキャリア周波数が高いほど、PWM波形は滑らかになり、制御対象の性能向上や騒音低減などのメリットがあります。
※SL-1300:2.1kHz ⇒ SL-1200GME:23.4kHz
■ 最先端のドライブテクノロジー「DD-1A」モーター搭載
コギングのない滑らかな回転を実現するコアレスダイレクトドライブモーターを搭載。ツインローター構造により、高トルクを維持しながら、ベアリング負荷と微細振動を低減。
コイル取付ベースには、リファレンスクラスの「SL-1000R/SP-10R」と同様の補強パターンを採用し、剛性を高めています。
テクニクスのPWM信号処理の専門知識を結集した最先端システム「ΔΣ-Drive」で、オーディオの精度を極限まで高めます。
SL-1200GME/1210GMEは、PWMキャリア周波数を約2kHzから20kHz以上に拡張し、可聴ノイズを低減し、微細振動をさらに抑制します。
■ Multi-Stage Silent Power Supply(マルチステージ・サイレント・パワーサプライ)多段静音電源
ローノイズスイッチング電源とノイズ除去回路を組み合わせた「マルチステージサイレント電源」を搭載。
アナログターンテーブルでは、カートリッジが読み取った微弱な信号は増幅されることなく端子に出力されるため、電源が音質に与える影響は少ないと考えられていました。
しかし、新モーター駆動技術「ΔΣ-Drive」などにより、高精度な回転が実現すると、音質は確実に改善され、電源も音質に大きな影響を与えることが判明しました。
モーター駆動回路は負荷変動に対応しながら回転速度を維持するために電圧変動に敏感で、瞬時供給能力が高くハムノイズが少ないスイッチング電源が有利となります。
さらにスイッチングによるノイズを低減するため、リファレンスクラスの「SL-1000R」で搭載したノイズ除去回路を組み合わせ、Technicsが培った低ノイズ電源技術で、さらに純度の高いアナログレコード再生を実現しています。
■ わずかな振動やノイズの原因を除去!高精密なバランス調整をターンテーブル一品一品に実施
ターンテーブルの重量配分が不均一になると、回転時に余分な振動やノイズが発生し、音質劣化の原因となります。そのため、工場ではターンテーブル組立後、専用の高精度バランス調整機を用いて、一品一品バランスを調整しています。
新幹線の車輪などの製造工程に用いられるバランス調整機をこのプラッター専用にカスタマイズして使用。調整済みのターンテーブルには、「BALANCED」のシールが貼付され、調整済みであることが確認できます。
滑らかで安定した回転を実現するため、徹底した作り込みが行われています。
・ 3層ターンテーブルプラッター
ターンテーブルは、真鍮とアルミダイキャストを高剛性に組み合わせた三層構造のプラッターを採用。さらに、背面全体をデッドニングラバーで覆うことで不要な共振を排除し、高い剛性と制振性を実現。
これにより、スムーズな回転安定性と、世界中の放送局で採用されているダイレクトドライブターンテーブルのスタンダードである「SP-10MK2」を上回る慣性質量、そして「SL-1200MK5」の2倍以上の慣性質量を実現しました。
※ターンテーブル質量:約3.6kg(ゴムシート含む)
■ 高剛性と高品位な質感を両立する4層構造ベース筐体
アルミダイキャスト、BMC、重量級ラバーの3層構造に加え、新たにヘアライン加工を施した10mm厚の高品位アルミトップパネルを採用。
4層構造により、高い剛性と上質な質感・感触を両立しました。
※BMC(バルク・モールディング・コンパウンド)
■ パターン設計・部品レイアウトの理想化を追求
制御基板には4層基板を採用。基板の剛性向上のほか、モーター、デジタル回路、LED用の電源やグラウンド(GND)を分離した配線パターンを採用しつつ、中間層をグラウンドとするなど、パターン設計と部品レイアウトの理想を追求。
このほか、カートリッジ通過経路の直下にあたる部分の基板には部品の配置や高周波パターンを避けるなど「SL-1200GR2」や「SL-1300G」で培った高音質設計のノウハウを継承しました。
■ 衝撃吸収性に優れたゼラチン状素材「αGEL™」を採用したインシュレーター搭載
高比重の亜鉛ダイカストハウジングを組み合わせたインシュレーターで外部からの振動を遮断することで、ハウリングの発生を抑制します。
※「αGEL™(アルファゲル)」は、株式会社タイカから提供されている素材であり、αGEL™(アルファゲル)ロゴは、株式会社タイカの登録商標です。
■ テクニクス伝統の高精度、軽量マグネシウムトーンアーム搭載
トーンアームには、高精度を実現するために冷間引抜加工により材料強度を下げることなく高い寸法精度を実現。テクニクス独自のジンバルサスペンション構造と高精度ベアリングにより、高い初動感度を実現しています。
水平回転軸と垂直回転軸の軸心が一点で交差するジンバルサスペンションには切削加工のハウジングを使用した高精度ベアリングを採用するとともに、熟練した職人の手で組立・調整を行うことで、5mg以下という高い初動感度を実現。レコード盤を正確にトレースし、カートリッジの信号読み取りの精度を高めています。
※SL-1200GMEでは特別仕様としてプレミアム感のあるゴールド仕上げが施されています。
■ 「Master Edition」の銘とシリアルナンバーを刻印したプレート
SL-1200GME/SL-1210GMEには、「Master Edition」の銘であるプレートが付けられています。
それぞれ1200台/1210台のシリアルナンバーが刻印されます。
■ 限定モデルの証、ゴールドのTechnicsロゴ
本体部のTechnicsロゴのゴールド塗装をはじめ、ヘッドシェル、ダストカバーのTechnicsロゴをゴールドとしました。限定モデルで採用されてきた特別な仕様です。
■ 「SL-1210G-ME-K」ブラックモデル
高級感とプレミアム感: ゴールドの持つ輝きと高価なイメージが、ブラックの持つ重厚さや厳粛さと組み合わさることで、さらに際立ちます。
シックでエレガントな印象: ブラックのドレスにゴールドのアクセサリーを合わせるだけで、コーディネートが格上げされます。
■ 「SL-1200G-ME-S」シルバーモデル
シルバーのクールさとゴールドの華やかさが互いを引き立て合い、おしゃれで洗練された印象を与えます。
■ 担当者より
当社、試聴室で試聴しました。
組み立て後、剛性感と精度の高さが圧倒的に優れていると思ったのが第一印象です!!
一般的なダイレクトドライブのプレーヤーではターンテーブルを上から押さえると上下に揺れますが、高級ベルトドライブのプレーヤー並に全く上下し無いのは驚きです!!
搭載されてるモーターはターンテーブルを乗せない状態でも定速回転をします。(通常のDDにあるコギングは全く発生しません)
33回転の定速回転までの時間は0.7秒と俊足ですが、実は回転の「立ち上がり・スピード」と「ブレーキ・スピード」は調整が出来ます。
少しスピードをゆっくりにした方が使い易く感じる方も・・・。
カートリッジの通過する部分には電子回路を回避するなど、高音質に対する並々ならぬ配慮を伺う事が出来ます。
アームの剛性も高く、軸受けを揺らしても上下左右に全く遊びが無く超精密な機器に触れている印象です!
この遊びの無さで5mg以下という高い初動感度を実現しているのは本当に凄いですね!!
また、針圧調整時にもウエイトの動きはとても滑らかで調整しやすく正確な針圧調整が出来ます!!
針圧調整をする度に「高級な製品を購入したな!」と実感出来ると思います。
アームの高さ調整もベース部分を回転させるだけで「0mm〜+6mm」の範囲で調整可能です。
単品で売られている高価なトーンアームをも凌駕する高品質なアームと言えるでしょう!!
試聴にはDENON「DL-103R」を使用しました。
DL-103Rは高さが15mmと低いですが、SL-1200GMEに附属している3mmのスペーサーを付けて試聴しました。
3mmスペーサーを付けてもアームを完全に水平にするには、まだ2mm不足していますが・・・。
今までの「SL-1200」シリーズの最高峰であるのは間違いありません!!
部材の関係で最後の「SL-1200G」「SL-1210G」になってしまうのは本当に残念ですね!!
おそらくこの内容で、この価格の新製品を発売するのは今後難しいと思います・・購入できる最後のチャンスかもしれません!!






































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