[ 2025年 12月 9日付 ]
ハイエンドオーディオのichinoseです。
究極のハイエンドモデルを追求している「TAD」より、初のプリメインアンプ『 TAD-A1000 』が新登場! その魅力をご紹介します。
TAD製品は「何も足さない、何も引かない」をモットーに掲げ、音楽信号をできるだけ正確に再現!! この「正確な再生」は世界のプロに認められて各国のスタジオ現場では実績がありますが、一般家庭にはちょっと超弩級過ぎましたね。
TADが初めて手がけたインテグレーテッドアンプは、究極のプリメインアンプとして半端ない存在感を放ちます!! 手の届く価格とは言いがたいですが、世界中のハイエンドアンプの中でも最上級レベルである事を考えると・・決して高いとは言えません・・!!
■ TADと言うブランドについて
TAD「Technical Audio Devices・テクニカル・オーディオ・デバイス・ラボラトリーズ」
1975年に母体であるパイオニアで発足した最高級スピーカープロジェクトに技術顧問として参画した『バート・ロカンシー』氏の「基本に忠実な技術こそ本物の技術であり、技術志向に傾くこと無く、常に音質を最重視する」という理念に基づいています。
Pioneerの「Exclusive」ブランドはPRO現場はもちろん、究極のコンシュマーモデルとしても高い人気があり、今でもお使いの方はいるのではないでしょうか!!
※スピーカー:「MODEL2402」「MODEL2301」「MODEL2401twin」「MODEl2251」など・・。
※アンプ:「C3(a)」「C5」「C7」「C10」、「M3」「M4(a)」「M10」など・・。
※プレーヤー:「P-3(a)」「P-10」など・・。
※PROユニット:JBL4343などの低音ユニットを「TL1601b」などに変更するのも流行りましたね!!
2007年にTADスピーカーの能力を最大限に引き出すために音の入り口であるエレクトロニクスも重要であるとの想いと、多くの音響技術のノウハウと資産を活かし、TADL(Technical Audio Devices Laboratories、Inc)が設立されてパイオニアから独立して現在のTADブランドが開発されています!!
TAD製品は一品一品を丁寧に造り込むため、特別な資格を持った”匠”の技と”Made in Japan”にこだわって、生産・製品化されています。
■ 対称構造の基板レイアウト
スピーカーの振動板を正確にドライブするためには、ボイスコイルに流れる正負の電流源を完全に一致させる必要があります。本モデルでは、入力から出力まで完全に独立したアンプをバランス接続したBTL方式を増幅回路に採用。
正負電源の対称のみならず、電源トランスの巻線から整流・平滑・安定化回路まで左右独立設計とし、配置や基板のパターン、配線長に至るまで徹底した対称性を追求しました。
また、基準となるアースポイントもプリアンプステージとパワーアンプステージを完全に分離し、理想的な正負・左右の対称性を実現しています。
内部は4BOXチャンバー構造を採用、前方上段がコントロール回路、前方下段が電源回路、後方上部がプリステージ、後方下段がパワーステージと分離された構造を採用、外部からの振動に強く、安定したアース電位を確保。特に電源部は、徹底したシールド構造により機械的/電気的ノイズを低減することで、音の純度を一層高めています。
■ 高純度・高効率を深化させた大容量電源トランスを採用
電源部には、大容量トロイダル型電源トランスによるリニアレギュレータ方式の回路を採用。電源トランスの内部巻線を直出しすることで、引き出し線との接点を極力削減し高純度化を追求するとともに、直出し線のターミナル、基板マウントターミナル、締結ビスに非磁性のメッキと純銅を採用し、磁性歪を徹底的に排除しています。
また、リング型トロイダルコアの導入により巻線との結合を高め、リーケージと振動を大幅に低減。この電源トランスをパワーアンプステージ用、プリアンプステージ用、コントロール用すべてに採用することで、純度が高く、応答性に優れた強靭な電源供給を可能とし、正確なスピーカー駆動を実現しています。
■ 高純度プリアンプ回路を搭載
“Referenceシリーズ”にも採用されている高性能な1段増幅電流帰還型アンプを、プリステージのフラットアンプ部に搭載。
コンプリメンタリ性を追求するため、FETデバイス1個1個の特性を測定し、プラス側とマイナス側の素子をペアリングすることで、回路動作の安定性を高めています。
■ トータルパワー 500W 4Ωの駆動力
新規に開発したカスタムメイドのリング型トロイダルコアの電源トランスと電源平滑コンデンサを備えたアナログ型電源回路を組み合わせ、低損失と高速性を兼ね備えた超低オン抵抗・リードレスパッケージのパワーMOS FETを採用したパワーアンプステージは、新たにインテグレーテッドアンプにふさわしいシンプルなアナログ出力を実現しました。
応答性が高くしなやかで力強い音質へ貢献するとともに、余裕をもってトータル500W(250W/4Ω×2ch) のパワーをドライブする高い出力性能を備えています。
クラスD方式アナログパワーステージのパワーアンプ技術により、パワフルでクリアなサウンドを実現しています。
※Dクラスで放熱が少ないため天板に放熱穴の無い強靱な筐体を実現!!
■ 高精度ボールベアリングを内蔵した高品位なセンターボリュームノブデザイン
高精度ボールベアリングを内蔵したセンターボリュームノブにより、滑らかな操作感を実現。内部構造の対称性を表現したデザインが、“Evolutionシリーズ”ならではの高品位で美しい外観を演出します。
■ 振動制御技術
プリアンプステージ、パワーアンプステージ、電源トランス、コントロールの各機能ブロックは、それぞれ分離された内部4BOXチャンバー構造を採用し、外部からの振動に強く安定したアース電位を確保します。特に電源部は、徹底したシールド構造により機械的・電気的ノイズを低減し、音の純度をさらに高めています。
また、スパイク内蔵型インシュレーターによる3点支持構造を採用することで、床からの振動影響を低減したISOマウントを実現。荷重ポイントを明確化することでアイソレーション性能を強化し、音の情報量、力強さ、空気感を向上しています。
さらにアンプ背面部には、“Referenceシリーズ”で採用している強固かつ高品位な大型スピーカーターミナルを採用。機械的、電気的な接続安定性を高め、スピーカーケーブルの能力を最大限に引き出します。
■ TADオリジナルパーツを採用
TADオリジナルのラダー抵抗切替型電子ボリュームにより、超高精度なATT特性と低歪率(0.0005%以下/1Vrms入力時) を実現。オーディオ回路のコンデンサおよび抵抗部品には、磁気の悪影響を排除するため、非磁性部品を採用しています。
音質上重要なアナログオーディオ信号用抵抗器と低歪の高品位フィルムコンデンサには、Ni下地メッキのない特殊構造の金メッキOFCリードを使用し、電流ループを小さくする高品位非磁性電極チップ抵抗も導入するなど、磁性歪を徹底的に排除しています。
パワーステージの電源平滑コンデンサには、33,000μF×4基の大容量タイプを搭載し、繰り返し試聴と吟味を重ねて開発した、TADオリジナルのカスタムメイド電解コンデンサを採用しています。
■ 担当者のコメント
TAD渾身のプリメインアンプはサイズもサウンドも弩級です!!
TADが長年培ってきたセパレートアンプの技術を1筐体のプリメインアンプに丁寧にまとめたのがこのA1000です。
・入力から出力まで完全に独立したアンプをバランス接続したBTL方式を増幅回路に採用。
・トランスの巻線や安定化回路まで左右独立設計、配置や基盤のパターン等細やかな点まで徹底した対称性を追求。
・プリ段は上位「Referenceシリーズ」にも採用されている電流帰還型アンプを搭載・・・等々のこだわりをワンボディに納めています。
横幅440mm、高さ200mmは通常のプリメインのサイズ感ですが、奥行きはなんと553mmとかなり奥長の設計になっています。
単品コンポ用として販売しているラックであれば収納可能かと思いますが、お使いのラックの寸法は要確認となります。
※奥長のデザインはメーカー開発の方によると、ユーザビリティとデザイン面から厚みが増える事を避けたかったとの事です。
そのサウンドはTADならではの、強靱でエネルギッシュなサウンドに、高品位な美しい表現カを見事に両立したスグレモノです。ハイハット等の打音は緻密に表現しつつ、大太鼓等の力強い低域は強靱なベースに支えられて微塵の隙も感じさせませない艶とハリのある表情を楽しませてくれます。
力強く大胆さと、精密・正確な表現を両立し、お使いのスピーカーが"覚醒した"と言わんばかりの躍動感で鳴ってくれるでしょう!!
使用されているコンデンサー・抵抗・内部配線など全ての部品を吟味する徹底したこだわりと、極わずかなノイズや歪みの存在をも許さない丁寧な姿勢は、正に”匠”の技と言っても過言ではありません。この再現性と表現力を一度体感してしまうともう戻れないかもしれませんね。
※TAD-A1000-K(ブラック)は受注生産モデルになります。

















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