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大画面比較対決! ヘッドマウントvs液晶テレビvsプロジェクター

1.フルHD、4Kテレビ、HMD、4Kプロジェクターを会議室に集めてチョコレートも置いた
2.BDソフトも準備。 スタッフたちを集めて上映会を開始!
3.それぞれの印象。プロジェクターと白壁とカニ
4.独断で格付け&まとめ


  みんな違う個性を持っている
  一人で楽しむ持ち運び可能なシアタールーム。鮮やかな色彩の映像は画素以上にキレイだ

  「バーチャルで70インチ相当のスクリーンが体感できる」という事だったが、レンズをのぞくと映画館でソファに座ってみているような感覚になる。映像が始まった直後ではレンズの存在に慣れていないので、その存在が映写室からのぞいているという感覚にもさせた。

   HMDを使うと周りは一切見えなくなるので、映像だけが広がる空間が手に入る。コントラストが高く鮮やかでバーチャルながら、迫力のある映像が楽しめた。
  長時間の使用は本体の重みが気になってきそうなので休憩をとるなどの工夫がいるかもしれない。

  コンパクトでどこでも大画面が楽しめるHMDなら自分だけのシアタールームが手に入る。スマートフォンとも繋がるし、車の中や外泊時でも大画面が手軽に楽しめそうだ。
のぞけばそこは、別世界




    
  4Kは自然な色合い、奥行きを感じる精細さがリアリティ。フルHD液晶テレビはコントラストが強くて鮮やかで明るい。

画像左が4Kテレビ、右はフルHD液晶テレビ
  4Kテレビと、フルHD液晶テレビの映像の違いを確認していこう。   どちらにも同じ橋の映像を映し出す。フルHDを見てみると、遠目からでは分からないのだが近くで見てみると橋の境界線がボヤけて曖昧だった。橋の赤色にもムラを感じる。
同じ箇所を4Kテレビで確認してみると、クッキリしたラインで橋が表現されていて、橋の色もにじみの無い赤だった。一見分からないのだが、それらが映像全体に奥行きと立体感作りだしている。

  映像を比較する際に観た「ライフ・オブ・パイ」の中でのシーンで、人物が水に触れて楽しんでいるシーンがある。4Kテレビで見た時にはフルHDでは感じる事はなかった、水の感触までも伝わってくるようだった。映像がリアルなら見る側の想像力もかきたてられて、映像の世界へと吸い込まれてしまう。

  フルHDテレビの映像は、4Kテレビと比べてもコントラストが強く鮮やか。全体がライトアップされたかのように明るい映像で十分キレイだったが、4Kテレビは映像に深みがあり、奥行きや質感を感じる事ができる。良質なサウンドと、まるでその場にいるかようなリアリティのある映像は、今までのテレビよりワンランク上の感動を与えてくれる。




  設置場所が確保できるなら4Kプロジェクターで本格的シアター

左が90インチのプロジェクター、右が55インチの液晶テレビ。大きなカニはおっかにぃ~!
  テレビでクリアで鮮やかに表現された映像は、スクリーンに映し出せばフィルム映画のような味わいのある映像へと変わった。

  4Kプロジェクターというだけあって、スクリーンのような大画面でも精細さは損なわれない。
  投写画面の設定もリモコンのみの調節が便利。画面の設定時に放たれる緑のレーザー光にも上映前からワクワクさせられる。スタッフたちも映像の綺麗さに感動して、何度も「いいなぁ」とつぶやいていた。動作音もほとんど聞こえず、迫力の大画面と鮮やかな映像で、その世界にどっぷりはまる事は間違いないだろう。



【番外編】 最大画面で観てみたいという欲求。○○に向かってレーザー光照射!

  会議室は白い壁。壁がスクリーンだと思えばスクリーンになるものだ。プロジェクターの向きを変えてレーザー光を壁に合わせて調整していく。
いやぁ~、ずっと映す場所間違えてたんだなぁ~。コッチがスクリーンだったぁ~。

とても魅力的な空間 大画面への抑えきれない衝動・・・レーザー照射!!



大きなカニは・・・・・・・・・・・・・




おっかにぃ~!!!
  すごい迫力だっ!!!
  実測値で画面の横幅は約3.5m! スクリーンサイズだと、160インチに達していた。画面の横で男性スタッフに立ってもらったが、大きさが伝わるだろうか。

  このままで上映を続けていたのだが、迫力からかスタッフ皆が無言になっていく。会議室が「映画を観たい人たちの集い」のようになりかけていた所、一人のスタッフが言葉を漏らす。


「あ~・・・。やっぱりこれくらいのサイズやと見ごたえが違うなぁ・・・。

プロジェクター欲しくなるなぁ・・・。

いやでもこんな大きいスクリーン置ける部屋もないしなぁ・・・。 カベ買お


  スタッフが壊れた。迫力とはなんて恐ろしい力なのだろうか。
4Kプロジェクターならもっと大きく映し出す事が出来る。なかなか実現できるサイズではないが、大空間で大迫力の大画面は大きな喜びになるだろう。VPL-VW500ESの最大投影可能サイズは300インチ! フルサイズが試せる環境の方が羨ましい・・・。


⇒独断で格付け&まとめ

1.フルHD、4Kテレビ、HMD、4Kプロジェクターを会議室に集めてチョコレートも置いた
2.BDソフトも準備。 スタッフたちを集めて上映会を開始!
3.それぞれの印象。プロジェクターと白壁とカニ
4.独断で格付け&まとめ