プロジェクターの選び方
おうち用とビジネス用で分類される
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プロジェクターは大きく分けて2つに分類できます。おうちで使う「ホーム」タイプと学校やビジネスシーンで活躍する「データ」タイプです。ハイスペックモデルは両方に使えなくないですが、高額になります。入門や趣味、会社の会議に…とお考えの場合は、用途からタイプを絞るのがおすすめです。
ホームタイプは映像鑑賞向け。高画質、コンパクトサイズなものが多くなっています。暗い部屋で使うことを想定しているため、明るい部屋では見づらいことも。機種が多く、変わった機能を搭載したモデルも存在します。
データタイプはビジネス向けのため、明るいお部屋でも見やすいのが特徴です。プレゼンや会議の資料の投影には問題ありませんが、画質はイマイチ。映像にこだわる方は避けたほうがいいでしょう。
また、近年は持ち運び可能なモバイルタイプが登場。出張先やお出かけ先に使う場合は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
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設置場所を確認
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設置場所が決まっている場合は、本体とスクリーンまでの投影距離と何と接続するかで、モデルが絞り込みやすくなります。
とくに、投影距離は間違えると使い勝手が非常に悪くなるので必ず確認しましょう。投影距離には幅があり、遠くに置くほど画面が大きくなります。1m前後~のものが多いですが、近年は壁の近くにおいても使える「短焦点」モデルも登場。省スペースで楽しみたい方におすすめです。ほとんどのモデルが専用のスクリーンがなくても楽しめるようになっていますが、より高画質で楽しみたい場合はスクリーンの設置をおすすめします。壁の素材や模様によっては適さない場合があるので、そういった場合もスクリーンを活用しましょう。
端子のチェックも怠らずに!テレビやPC、ゲーム機などとの接続を考えている場合はHDMI端子を搭載していると便利です。Wi-Fi対応のものだと、ストリーミング配信やスマホとの同期も簡単。楽しみ方に合わせた接続方法をチェックしておきましょう。
明るさ・解像度・コントラストで画質をチェック
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プロジェクターの画質を知るには「明るさ・解像度・コントラスト」を確認することが重要です。
明るさは「ルーメン(lm)」で表示され、数値が大きくなるほど明るいお部屋でも見やすくなります。ホーム用で明るい部屋で使いたい場合はチェックしておきましょう。
解像度は画像を「どれだけ細部まで映せるか」にかかわってきます。映像を楽しむ方には、Full HD(1920×1080)以上が人気です。近年は4K(3840×2160)も登場しており、より没入感のある映像をお楽しみいただけます。
コントラストは比率の数値に差がある(コントラスト比が高い)ほど、画像をくっきり映せることを表します。コントラスト比は高いほうが見やすいとされていますが、高すぎてもギラついて見づらいことがあるので一概に高いものを選べばいいとは言えません。
はじめての方にコスパに優れたスタンダードモデル
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プロジェクター、気になっているけれど、なかなか手が出しづらい…そんな方におすすめなコスパに優れたシンプルなモデルで使い勝手を試してみてはいかがでしょうか?
スタンダードモデルはシンプルなので扱いやすく、10万円以下のモデルが多く、値段もお手頃。入門用におすすめです。
おすすめはこちら
限られたスペースで楽しむ短焦点モデル
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通常のプロジェクターは本体と投影する壁にある程度距離が必要です。使いたくても壁と本体の距離がネックで…というシーンも少なくありません。
そんな方におすすめなのが「短焦点モデル」。壁の近くにおいても投影ができるので、書斎や子供部屋などスペースが限られたお部屋でもプロジェクターをご利用いただけます。
壁と本体が近いので、本体の前を通って影が邪魔をする心配もありません。小型のものが多いので、持ち運びにも便利。気軽にどこでも楽しみたい方におすすめです。
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4K対応モデルでより高画質
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プロジェクターは画質が悪い、と思われがちですが、そんなことはありません!近年は高画質で楽しめるモデルも続々登場。FULL HDはもちろん、4K対応モデルまでそろっており、映画を楽しむのはもちろん、プロジェクターでスポーツ観戦やゲームを楽しむ方も少なくありません。
4K対応動画はデータ容量が多いので、快適に動画を楽しめるようにネット環境を整えましょう。スポーツが得意、ストリーミング配信と手軽につなげる、3D対応などモデルによって搭載機能が多彩なので利用スタイルに合わせて検討してみてください。
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その他おすすめモデル
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映画鑑賞はもちろん、ゲーム、スポーツ観戦、ライブ映像鑑賞、自分で撮った動画を楽しむ…などなど、映像の楽しみ方も人それぞれ。需要に合わせて、便利な機能を搭載したプロジェクターも数々登場しています。
お手持ちの映像ソフトを手軽に楽しみたい方はDVD搭載タイプが人気です。DVD再生機器と接続する必要がないので、すっきりとした配線でお部屋もきれいです。
また、照明と一体化した「プロジェクター付き天井照明」やお出かけ先や出張先などでもつかえる「モバイルプロジェクター」なども。より身近で楽しめるプロジェクターとして人気です。
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