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Joshin 試用レポート お手軽ホームシアター!DVDやテレビも観られるホームシアタープロジェクターを試してみた

ベルソス DVDプレイヤー搭載プロジェクター VS-P01S

DVDプレイヤーを搭載し、地デジTV受信チューナーもセットになった、ベルソスのオールインワン・ホームシアタープロジェクター。
手頃な価格ながら憧れの「ホームシアター」が手に入る…。
ホームシアターという響きに淡い期待。我が家でちやほやしてもらえるかも。ということで我が家に持ち帰り試してみました。

ライター:ジョニ

ベルソス DVDプレイヤー搭載プロジェクター VS-P01S

  • 外箱。取っ手付きで持ち運び可能
    外箱。取っ手付きで持ち運び可能
  • 内容物一覧。右上のスタンドのみ組み立て後の写真です
    内容物一覧。右上のスタンドのみ組み立て後の写真です
  • 文庫本・スマホと大きさ比較。わりとコンパクト
    文庫本・スマホと大きさ比較。わりとコンパクト
  • 【付属品】
    ACアダプター
    リモコン
    AVケーブル(RCA)×2
    縦置き用スタンド
    mini B-CASカード
    取扱説明書×2、製品保証書

まずは箱から出してみて、内容物のチェック。大きさや形状を見てみます。
DVDプレイヤー内蔵と聞いていたので、いかつい本体を想像していましたが、思ってたよりもコンパクトでした。
縦置き用スタンドも付いているので、寝ながら映像を楽しむことが出来そうです。

  • 外形寸法(約):(幅)205×(高さ)95 ×(奥行き)162mm
  • 質量(約):1.1kg
  • 正面。レンズカバーをはずしたお顔
    正面。レンズカバーをはずしたお顔
  • 上部に操作ボタン
    上部に操作ボタン
  • 背面。VGA入力端子と調整つまみ
    背面。VGA入力端子と調整つまみ
  • 側面には入出力端子がズラリ
    側面には入出力端子がズラリ

本体上部にDVDプレイヤーと操作ボタン。リモコンも付属しますが本体側でも操作が出来ます。
背面にはVGA入力端子と、台形補正を行う調整つまみ。
本体の側面にはアダプター端子と、様々な端子(ヘッドホン端子、AV端子、microSDカード挿入部、HDMI×2、USB端子)がズラッと並び、色んな機器と接続が行えます。

接続もカンタン! 本体のみで楽しめる手軽さ!

  • 最初の試写室。畳部屋
    最初の試写室。畳部屋
  • 本体と、ACアダプター。これだけでDVD鑑賞可能
    本体と、ACアダプター。これだけでDVD鑑賞可能
  • 赤ランプが待機状態。電源オンで緑ランプ点灯
    赤ランプが待機状態。電源オンで緑ランプ点灯

本機の特長「DVDプレイヤー内蔵」。
観たいDVDがあれば本機ひとつで完結するお手軽スタイルを試します。
AV音痴の筆者は、「接続」が苦手なのですが、このプロジェクターは電源アダプターをコンセントにつなぐだけなので非常に助かります。

さっそくACアダプターをコンセントにつないで電源をオン! と同時に「ブオオオー」とファンの音。
「ファンの音でかくね?」
正直そう思いましたが、それは意識がファンの音に向いているからそう感じたのかもしれません。
まだ映像も見ていない段階だし、大小あれどプロジェクターにファンの音はつきものだし…総じてこんなものなのかなと。

部屋の白壁に投影してみる

  • 地べたに置くと映像の位置も低いまま
    地べたに置くと映像の位置も低いまま
  • 本体の正面に投影されるので高さが必要
    本体の正面に投影されるので高さが必要
  • 「いい感じの高さの台」を用意
    「いい感じの高さの台」を用意

電源を入れるとメニュー画面が投影されますが、映像はプロジェクターの真正面に映しだされるので、壁やスクリーンでの上映を考えると、好みに合わせた高さで映すための台が必要になります。
はてさて、何かいい高さの台は我が家にあるかな…わが子のテーブルを拝借しましょう。

調整はアナログチックだから簡単

  • DVDをセット
    DVDをセット
  • レンズの縁をつまんで回してフォーカス調整
    レンズの縁をつまんで回してフォーカス調整
  • 本体背面にあるつまみで台形補正を調整
    本体背面にあるつまみで台形補正を調整
  • ピントと、ゆがみの調整は簡単でした
    ピントと、ゆがみの調整は簡単でした

DVDをセットして上映し、映像を流しながらピントとゆがみをそれぞれ調整します。
フォーカスはレンズの縁を回して合わせ、映像のゆがみは背面のつまみを回して調整します。
アナログな調整なので単純明快で時間もかかりませんでした。
本機は「スピーカーも内蔵」しているので本当に本機ひとつでDVD鑑賞を楽しめちゃいました。

明るい映像でしばらく映画鑑賞を楽しみました。
本機は2000ルーメンの明るさがありますが、部屋の照明をつけたままの鑑賞は厳しいです。
上映の際は照明を落としたり、日中ならカーテンをしたり、暗い環境が必要です。
先ほど述べたファンの音ですが、鑑賞中は見ているもの以外の雑音は感じにくいのか、気にならなくなりました。

天井に投影してみる

  • 椅子っぽい見た目がかわいい付属のスタンド
    椅子っぽい見た目がかわいい付属のスタンド
  • 本体を乗せます
    本体を乗せます
  • ネジを一か所しめるだけの簡単セッティング
    ネジを一か所しめるだけの簡単セッティング
  • 台座を足して天井との距離を調節
    台座を足して天井との距離を調節
  • 自分好みに調整し天井シアターの完成
    自分好みに調整し天井シアターの完成

本機の特長「天井投影用のスタンド付き」ということで、天井に投影してみます。
「天井に映像を映して寝っころがりながら見たい!」。流行りというか、このスタイルで楽しみたいという声が結構多いとのこと。
椅子のような形をしたスタンドはネジをしめるだけの組み立て式で簡単に組みあがりますよ。

天井を見てみると上下反対に映像を映してしまっていましたが、本機にある「反転機能」を使って、本体を動かすことなく映像を反転させることで上下を正しく直しました。
その後、畳に寝っころがってしばらく鑑賞…ベッドルームで寝ながら観てみるのも悪くない…。

わかったことは天井の高さによって投影する画面の大きさに限界があるということ。
我が家のように低い天井の家だと150インチの大画面で映すことはまずできません。
とはいえ、そこらのテレビやモニターと比べると大きな映像で観れるので満足できます。

ホームシアターっぽく壁一面で楽しむ!

  • 失敗。高さが足りずに映像がテレビや植物にかぶる
    失敗。高さが足りずに映像がテレビや植物にかぶる
  • 怪しげな特設タワーを制作。より大きな投影にもチャレンジ
    怪しげな特設タワーを制作。より大きな投影にもチャレンジ
  • 憧れの大画面ホームシアターの完成
    憧れの大画面ホームシアターの完成

大きなスクリーンはなくても壁はある。
せっかくなのでリビングの壁一面にでっかく映して映像の大きさだけでも大迫力のホームシアターを楽しみたい。

さっそくリビングに移動して狙いの壁に試しで投影してみると、高さが足りなかった。
今回は適当な高さの棚が我が家にない。
無いなら作ってしまえと、手作り感が半端じゃない怪しげなタワーを用意。なんとかなるもんです。
身長より高い場所へ設置する際は、本体の落下や棚の転倒などに気をつけて慎重に行いましょう。
最大の大きさで見れるように壁との距離を調節し、大画面の投影に成功しました。

テレビや写真データも投影できる

  • 付属のTVチューナーでテレビも観られる
    付属のTVチューナーでテレビも観られる
  • 付属のAVケーブルとアンテナケーブル(別売)を接続
    付属のAVケーブルとアンテナケーブル(別売)を接続
  • mini B-CASカードは挿し込み面にご注意!
    mini B-CASカードは挿し込み面にご注意!

しばしDVDを楽しんだ後、本機の特長のひとつ、付属のテレビチューナーをつないでみます。
家のテレビにつないでいるアンテナケーブルを同梱品のチューナーにつなぎ、チューナーとプロジェクター本体を付属のAVケーブルでつなぎます。
チューナーには付属のmini B-CASカードをカチっとなるまで挿し込みましょう。
なぜかノイズだらけでうまく映らなかったので、持っていたHDMIケーブルでつないでみたら調子よく映ってくれました。

見慣れた夕方のニュースも大画面だと新鮮に感じます。
お祭りやスポーツ中継などイベント使いがメインになるでしょう。間違いなく盛り上がりますし。

  • フラッシュメモリに保存した画像の表示
    フラッシュメモリに保存した画像の表示
  • マイクロSDカードにも対応
    マイクロSDカードにも対応
  • スライドショー大会!
    スライドショー大会!

他にもできることはまだまだございます。
USBメモリやマイクロSDカードに保存された画像を表示して、思い出の写真をスライドショー鑑賞会してみます。
大きな映像だと家族や友達、大人数でも大盛り上がり!

まとめ

プロジェクターと言えば機器同士の接続や設定が難しいイメージありますが、本機はDVD再生機とスピーカーが内蔵なので、本機のみで手軽にホームシアターを楽しめました。
電源アダプターをコンセントにつなぐだけでDVDが観れますので、AV機器に詳しくない方や、接続が苦手な方でも大丈夫だと思います。

テレビチューナーの使いどころはずばりイベント。
サッカーや歌番組などを本機を使って大画面でみると盛り上がりそう。
また、本機にはHDMI端子が2つありますので、ゲーム機をつないだり、変換ケーブルでスマホの画面を映したり他にも楽しみ方がございます。
ここまで来るとお腹いっぱいな感じですが、本機の最大の魅力は何といっても「お手軽感」。

最後に、壁一面に投影したい方は、高い設置場所が必要になります。
本体がコンパクトなので、本棚など奥行が小さな棚でも設置できるかと思います。
専用の設置台を作るのもいいですが、本や雑誌を積み上げた不安定な場所への設置はあぶないのでやめましょう。

2019.12.09 ジョニ

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