センサーサイズ

カメラの画質を決める大きな要素がイメージセンサーです。 イメージセンサーはカメラが受けた光を電気信号に変換して画像を作り出す部分となり、センサーサイズが大きいものほど多くの光を取り込む事が出来る為、画質が良く、ノイズの量も抑える事ができます。

[中判サイズ]･･･中判フィルムに近いサイズで、最も大きいセンサーサイズ。商業用などプロが愛用しています。

[35mmフルサイズ]･･フィルムカメラのフィルム（35mm）と同等のサイズ。交換レンズもこの35mmフルサイズを基準として設計されています。画質に優れ、背景のぼかし等も大きく綺麗に撮影できる事が特徴。一眼カメラの上位機種に多く採用されています。

[APS-Cサイズ]･･カメラ用APSフィルムと同等の大きさで、フルサイズより一回り小さいサイズ。 画質と大きさのバランスが良く、多くのデジタル一眼カメラと一部の高級コンパクトデジカメに採用されています。 一部のモデルでは、サイズがやや大きい[APS-Hサイズ]も存在します。

[マイクロフォーサーズ]･･･APS-Cよりやや小さく、大きさが4/3型なのでフォーサーズと呼ばれます。 現在はオリンパスとパナソニックがこの規格を採用しており、軽量・コンパクトで扱い易いモデルが多いのが特徴です。

[1/1インチ]･･･フォーサーズよりひと回り小さなサイズのセンサー。 主に高級コンデジと呼ばれるジャンルで主流のセンサーサイズ。 画質重視のコンパクトデジカメをお探しの方はこのサイズがおススメです。

[1/1.7インチ][1/2.3インチ]･･･小さなサイズを活かして、主にコンパクトデジカメや、スマートフォン、ドローン、アクションカムなどの小型機器に搭載されています。

有効画素数

カメラに搭載されているセンサーの総画素数から、実際の撮影に使用されている部分の画素数です。 有効画素数が大きい程、大きく印刷したり、撮影した画像から一部を拡大して表示する場合でも、ある程度の画質を保つ事ができ有利となります。

ボディ内手ブレ補正

一眼カメラの手ブレ補正機構は、｢レンズ内手ブレ補正｣と｢ボディ内手ブレ補正｣があります。 ｢レンズ内手ブレ補正｣を使用するカメラの場合は、使用するレンズに手ブレ補正機構が無いと、手ブレ補正を行なう事ができませんが、｢ボディ内手ブレ補正｣が搭載のモデルであれば、どのレンズを使用しても手ブレ補正の効果を得る事ができます。

ファインダー光学式/電子式

カメラにファインダーがあれば、外光の影響を受けずに、構図の組み立て等、撮影に集中する事ができます。 ｢光学式ファインダー｣はありのままの被写体をレンズ越しに確認しながら撮影できる事がメリットです。 ｢電子式ファインダー｣は画像処理エンジンが処理した後の映像データを確認できる為、写真の仕上がりに近いイメージを確認しながら撮影する事ができます。

タッチパネル

タッチパネル採用のモデルであれば、操作をスマホの様に直感的に行なう事ができます。 カメラによっては、モニター上の被写体にタッチする事で簡単にピントを合わせたり、追従させる事ができる機能が搭載されています。

スマートフォン転送機能

スマホ転送機能があれば、撮影した画像を簡単にスマホに移す事ができ、SNS投稿やメール送信も容易です。 Bluetooth接続や、Wi-Fi接続、両方に対応している両接続対応のモデルがあります。

写真の連続撮影速度

連続してシャッターを切る連写撮影では、連写速度性能が高い程、1秒間に撮影できる撮影枚数が多くなるので、動きの速い被写体でも、狙ったピンポイントの瞬間が撮影しやすくなります。