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CP+2017(シーピープラス 2017) 注目のカメラ・レンズメーカーのブースをレポート!
[ 2017. 2.25 ]
 カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+ 2017(シーピープラス 2017)」の会場をレポート! 横浜で開催のこのイベントは、話題のカメラ・レンズの展示をはじめ、写真映像文化の発信や、最新技術を体感できる各種イベントなど、カメラ好きにたまらない催しが目白押し! カシオのレンズ分離型デジカメ「EX-FR100」や、オリンパスの「E-M1 Mark II」、富士フィルムの「GFX 50S」など、今年発売の超注目カメラも登場で、会場は大いに盛り上がっていました。


  カシオ
 昨年のアウトドアシーンでの使用を想定した訴求から大きく変わり、ブース全体が女性をターゲットにした雰囲気となっていました。展示の中心は、カメラ部分と液晶部分を分離して使える「EX-FR100」シリーズの新製品「EX-FR100L」となっており、カタログから撮影用のアクセサリーまで、かわいい物ばかりで、他メーカーと異なる印象でした。

「EX-FR100L」のカラーはホワイトとピンク。どちらも女性をターゲットにしたカラーです。 メイクアップアート機能が試せるコーナー。ひとつひとつの機能をわかりやすく丁寧に説明する展示です。
3cmまで寄れるマクロ撮影可能な「EX-FR100L」。モデルさんも楽しそうに小物を撮影していました。 カシオ得意の自分撮りを体験。その前になんと、ブース内でヘアメイクを施してもらえます。 カシオといえばハイスピードムービー。体験できる専用コーナーを設置。




      オリンパス
     発売前から大人気となっていた「E-M1 MarkII」を中心とした展示や体験が出来るブースとなっています。

    「E-M1 MarkII」完成までのデザイン面での課程を見ることが出来ます。 断面図も確認出来ます。 「E-M1 MarkII」のプロキャプチャモードが体験できるコーナー。したたる水滴でミルククラウンを撮影してみます。
    1回のチャレンジで成功!決定的瞬間を容易に撮影できる機能だと実感出来ます。 ハウジングを付けて一眼カメラで水中撮影出来るのはオリンパスだけ。 様々なマイクロフォーサーズマウントのレンズが紹介されています。
    プロカメラマンによる講習は、満席の状態。立ち見の方もいる大盛況ぶりでした。




      キヤノン
     4月発売の一眼レフカメラの入門機や、ミラーレスカメラ「EOS M6」を実際に触れる事が出来ました。

    分解展示されているのは人気のレンズ「EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー」。 9000D、X9i、そしてEOS M6を実際に操作出来るコーナー。予想通りの賑わいです。 モデルさんだけでなく、動きのある被写体でも性能を試せます。
    新製品の中でも話題性の高い「EOS M6」のシルバー。丸形の液晶ビューファインダーの似合うデザインです。 シルバー色の電子ビューファインダーは、商品としては発売されず、5000台限定EVFキットだけで入手出来る予定。クラシカルな雰囲気です。 標準ズームレンズもうれしい改良。
    レンズの断面です。なかなか見る機会は無いですね。 全員が貰えるプレゼントキャンペーンのバッグを展示。今回カメラを使って、バッグにも触れて、購入を決めた方も多いのではないでしょうか。 PowerShot G9 Xもモデルチェンジ。相変わらずの高級感です。
    正方形のサイズで印刷された作例。長方形の場合と異なる雰囲気で、プリントの楽しさがより広がります。




          ニコン
         昨年と比べて新製品の発表等がなかったので大行列は見られませんでしたが、創立100周年記念に関連した展示が行われ、ファンとして歴史を感じる事が出来るブースでした。

        正面には「KeyMission」シリーズの展示が行われています。昨年発売されたアクションカムの分野。新しい分野ですが頑張って欲しいところです。 機種別でニコン製品の発売された年度がわかる年表です。懐かしむように見るユーザーもいました。 100周年を記念したD500が展示。
        こちらは「D5」の100周年記念。 レンズも、100周年記念の仕様。 双眼鏡にもロゴがプリントされていました。




            リコー・ペンタックス
           昨年の「K-1」に続き、様々な撮影環境に強い「K-70」、そして今年は好感度撮影に強い「KP」と独自のカメラを作るリコー・ペンタックス。 今年の新製品の中でも話題性の高い「KP」を手にとる事が出来、ユーザーの会話から期待する声が聞こえてきました。 そのほか、360度撮影できる「THETA」を使って、VRを体感できるコーナーや、作例が展示されていました。 今後の伸びが期待されるVRと、根強いファンを持つカメラ分野の両方で賑わいが見られました。

          特徴的なデザインの「KP」。 HDレンズとの組み合わせはバッチリ。
          ダイヤルも特徴的です。 試作機のスケルトンモデルも展示。

          THETAのコーナーでは、VRを体験することが出来ました。 THETAで撮影した動画の入ったスマホをゴーグルに装着。 球体型の物体に入ることで、リアルなVR体験を味わうことが出来ました。




              富士フイルム
             2017年のCP+では、非常に話題性の高い「GFX 50S」を手にとって見ることが出来、常に長蛇の列が見られました。 「X-Pro2 Graphite Edition」や「X-T2 Graphite Silver Edition」も手にとって見ることが出来るので、メーカーページでは判らない色合いを確認したり、 高級コンパクト「X100F」を試してみる方も。 チェキも変わらず好調で、全体的に盛り上がりを見せるブースでした。

            2月に発売されたばかりの「X-T20」。 注目度の高いミラーレス中判デジタルカメラ「GFX 50S」のコーナーは常に人だかりが。 なんとなんと、50分待ちの状態。力及ばず、製品の撮影に至りませんでした・・・。
            チェキのコーナーでは、上部の展示物と同様の正方形で印刷された作例が展示されていました。これからの流行ですね。 1000台限定生産の「X-Pro2」グラファイトエディションを確認。メーカーページ含め、画像では伝えきれない魅力的な色合いです。 GFXの作例を見ることが出来ます。




                ソニー
               Eマウント中心にラインナップをますます強化。 会場のスケールアップは全メーカー中一番。ユーザーの今後の期待につながりますね。

              洗練されたスッキリした印象のアクションカムのコーナー。SNS人気で注目の機種です。 動き回る被写体でオートフォーカスの速さが体感できるコーナーも。 カメラ分野の活躍は、一般ユーザー向けだけでなく宇宙まで・・・道具としての信頼されている事が伝わってきます。
              ソニーの映像技術は様々な分野で認められています。 2017年4月発売予定の「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」を試すことが出来ました。Eマウントユーザーにとって待ちに待ったレンズで、モデルさんを撮影出来ました!




                パナソニック
               他メーカーと異なる視点から作品作りをサポート。 新開発の6Kフォトを中心に賑わいをみせました。

              展示のメインとなる一眼カメラ「GH5」。注目の機能「6Kフォト」により決定的瞬間を高画質で撮影。今後の作例が楽しみな機種です。 6Kフォトの作例を見ることが出来るコーナー。切り出したとは思えない肌の精細さから、決定的な瞬間まで確認することが出来ます。
              「GH5」のパーツを見ることが出来るコーナー。 「GF9」のコーナーは、女性をターゲットにしたつくりとなっています。




                  タムロン
                 カメラの市況が厳しい中、単焦点レンズを中心とした新しいラインナップや、 リニューアルを繰り返し、現在のデザインも定着してきた感じのタムロン。SP 70-200mm F/2.8(Model:A025)や、発売前の10-24mm F/3.5-4.5(Model:B023)が 試せるコーナーでは、ユーザーの質問や会話が多くみられ、ファンの根強さを確認することが出来ました。

                今回の目玉のひとつ「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(Model:A025)」。CP+初日が発売日となり、ブースに入ると同時にこの製品に向かう人も多数。 防塵防滴、防汚コート、オートフォーカスの速度向上・・・純正レンズを持っていたとしても、こっちはこっちで購入を考えてしまいます。 もう一つの目玉「10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD(Model:B023)」。こちらは3月の発売予定。お外で使いたくなってしまいますね。




                    ハクバ
                   ハクバらしい、カメラバッグが充実したブース。

                  ロープロの新しいカメラバッグを展示。手前に並んでいるのは一見ショルダータイプですが・・・。 ウエストポーチとしても使えて・・・ チャックを開けると、中からバッグの上部が登場・・・
                  なんとリュックになってしまいました。 普段使いにも人気のルフトデザイン。水に強いカメラバッグとしての機能性を備えた製品です。




                      ケンコー
                     カメラアクセサリーが並ぶケンコー。60周年記念ということもあり、賑わいを見せていました。

                    今回目にとまった新しいカメラバッグ。ショルダータイプと思いきや・・・ トートバッグにもなります。
                    仕切りは取り外しが可能。カメラバッグだけでなく、普段使いもできるところが狙い目です。 インターセプターがリニューアル。 こちらも普段使いとしてもかっこいいデザインです!




                    END