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キヤノン Vlogカメラ PowerShot V10毎日撮りたくなる!ポケットサイズのVlogカメラ
2023/08/31

キヤノンがミラーレス市場に名乗りを上げたのも、まだ最近の事のように感じる筆者ですが、早くもフルサイズのミラーレスが誕生したようです。各社ミラーレス×フルサイズセンサー機を誕生させつつあるので、これからのトレンドになる予感・・・!!
キヤノン初のフルサイズのミラーレスとなる「EOS R」はどんなカメラなのか。キヤノンの愛用者にも使いやすい工夫もあり、サブ機として持ちたいと考える方もいるはずです。実機をまじまじと見て行きましょう。
ライター:ぴよこ
筆者は一眼カメラを使いますが、ちょっと撮影するのに一眼はかさばるし重いという理由から、普段はもっぱらミラーレス。「EOS R」はミラーレスのコンパクトな良さを残しつつ、35mmフルサイズCMOSセンサーを積んだ小さなボディです。
防塵・防滴構造のボディの素材はマグネシウム合金なので軽くて丈夫。持ち運びやすさを重視される方には良いかと思いますが、堅牢性を求める方には少し物足りないと感じるかもしれません。持った瞬間に「お、手頃」と感じられる重さです。
■ サイズ: 約135.8(幅)×98.3(高さ)×84.4(奥行)mm
■ 質量:約580g(本体のみ)
揺れ検出のアルゴリズムが一眼レフカメラのEOSから進化し、レンズの光学ISと合わせて最大5段分の手ブレ補正を行います。ボディ側の手ブレは電子式を採用。ボディ側に光学式の手ブレ補正が搭載されるのは次回に期待することにします。
大容量画像ファイルを高速でパソコンなどに転送するSuperSpeed USB(USB3.1 Gen1)対応のデジタル端子を搭載。カードスロットは1つ。スロットは2つ欲しかった!
EFレンズは重さ約700gの小型・軽量設計です。あまり大きなカメラを持ちたくない筆者でも、実際に持ち歩いていて比較的楽でした。
「EOS R」で採用されたRFマウントは、マウント径がEFマウントと同じ54mmなので、マウントアダプターを使えばEFレンズも「EOS R」に装着できます。使っているレンズがそのまま使えるのは便利ですね。
RFレンズはズームリングとピントリングの他に、レンズの一番先端部分の赤いラインが入ったコントロールリングも搭載。
ファインダーを覗きながら、シャッター速度や絞りの調整をレンズを持つ手で行えます。これは凄く使い勝手がよかったです。
これを見てください。センサーが・・・隠れています!
一眼レフの楽しみのひとつであるレンズ交換ですが、フルサイズのように大きなセンサーが、ミラーレスの薄いボディの中にドン!と見える位置にいると、レンズ交換の時にホコリやゴミが入らないか気になりますよね。
でも「EOS R」なら大丈夫。
電源OFFにするとシャッター幕が下りてきます。なのでレンズを外してマウントの中を覗いてもセンサーが見えない。これならレンズ交換の時も安心です。
「EOS R」の背面操作部を見てみると、ファインダーの右側にスライドボタンのような「M-Fnバー」が配置されています。このバーをスマホ画面をスライドさせるように指で左右になぞるだけで、AFや水準器など、自分がよく使う機能を割り当てて、素早く機能を呼び出せます。カメラを構えながら親指で操作できるのでとても便利。
ミラーレスといえば、機能がデジタルに特化している分だけ、バッテリー消耗も早い。なので予備バッテリーは必須アイテムですが、カメラバッテリーって高いですよね。
「EOS R」のバッテリーは、キヤノンのデジタル一眼レフ EOSシリーズと同じLP-E6Nです。これはEOSユーザーには嬉しい仕様です。デジタル一眼レフのバッテリーをミラーレスで使えるなんて、ちょっぴりお得な気がします。
実際にシャッターボタンを押してみると、カチャッという軽いシャッター音がしました。音はちょっと軽いような印象で、そこそこ聞こえます。
オートフォーカスが0.05秒というだけあり、シャッターボタンを押すとピピッと素早くピントが合います。シャッタースピードの最高値は1/8000。電子シャッターに対応しており、設定でサイレントシャッターに切り替えられます。設定すると無音になりました。静かな場所や、赤ちゃんの寝顔などを撮影するにはもってこいの設定です。ただ少し残念なのが、サイレントシャッターが使えるのは1枚撮影時のみで、連写時には使えないとの事。
最近のカメラは高感度でもきれいなのでビックリするのですが、「EOS R」はISO感度をどこまで上げるとノイズが目立ち始めるのか見てみました。ISO3200くらいになるとノイズが現れはじめました。ISO12800くらいから粗くなる印象ですが、ISO25600でもこのレベルを保てるのかという驚きもあります。
数年前のエントリーモデルを使用している筆者には、これ私が撮ったんか?ってなるほど劇的に感じてしまう美しさ。個人的にキヤノンで撮ると「ひなたのようなやわからさ」のある写真になると思っているのですが(ほんと個人的にです)、ボケ感も被写体もどちらもやさしい印象です。人物を撮る時には優しい写真になりそうです。なんとなく女性的だなと思うんですよね。
きれいにボケるのが楽しくて、絞り優先でカシャカシャ撮ってました。オンブバッタを見つけたので、チルトモニターで確認しながら撮影していたのですが、ちょっとボケすぎじゃない?というほどバッタ以外がボケました。絞り値f7で撮影した花のボケ感もとてもきれい。f10だと全体的にパキッとした印象です。
ここからは「EOS R」を持って街をプラプラと撮影してきた写真をご覧ください。
レンズは「RF24-105mm」を使用しています。
大和川に架かる橋。チンチン電車がゆっくり走り抜ける風景はずっと見ていられます。
近くに停まっていた車の扉が締まる音で鳩が一斉に飛び立つ姿もパチリ。鳥が飛んでる姿を撮るのが楽しいです。
街をプラプラ。下町らしい商店街の入り口。撮影時、すぐに日の丸構図にする癖があると気が付きはじめた瞬間です。
事務所の近くのガーデンがハロウィン仕様に。葉っぱの向こうにいるカボチャにピントを合わせるのはタッチでOK。ほら日の丸構図。
そして最後も日の丸構図で締めくくります。
キヤノン初のフルサイズミラーレス。絞りを開いて撮影した時に「すごいボケ感や!」と衝撃を受けました。筆者の写真が「EOS R」によってどんどんドラマチックに仕上げられているような感覚。撮影していてとても楽しかったです。
ダイヤルが上に2つあり、モードの切り替えもスムーズにできました。いつも初めて使うカメラだと「アレはどこだ…?」となりがちですが、そんな事もなくサブモニターを観ながらモードをスルスル変更できていた気がします。
今回は撮影中にレンズ交換をしませんでしたが、センサー幕がついているのは外でレンズ交換する際にかなり安心して交換できるのではないでしょうか。できれば、いろんなメーカーがマネしてもっと広まってほしいとすら思ってしまう…。
このボケ感に、わかりやすい操作性、センサー幕など、筆者のように撮影そのものが楽しいと思う方は満足できるかと思います。カメラの性能にしっかりこだわりがある方だと、ボディの手ブレが電子式、カードスロットが1つという所が、ひっかかるかもしれません。
悩んで、悩んで、納得してご購入いただけたらと思います。
と、ちょっと気になる個性もお持ちの「EOS R」でしたが、ボディが小さかったからか、1日持ち歩いていても重さが気になりませんでした。というか、シャッターを切った後のやわらかな仕上がりの写真を知ってしまったら、次の被写体探しの連続で、ひたすら手に握りしめて夢中で街を歩いていたような気がします。
「EOS R」で撮ったやわらかな写真を眺めていると、撮影中のすごく楽しかった記憶しかありません。ただひたすら、撮るのが楽しかった。私にとっては、自然に気分を上げてくれるカメラでした。
2018.11.16 ぴよこ
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