
Joshin 試用レポート
憧れのVlogがかんたんに撮れる「ソニー VLOGCAM ZV-1G」をレビュー!
ソニー デジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1G」シューティンググリップキット
スマホよりも高画質で、おしゃれな動画が撮りたい。
でもカメラの知識なんてないし、難しいことなんてわかんないよ~!
そんなご要望にピッタリなのが「ソニー VLOGCAM ZV-1G」!
近年、YouTubeやTikTokで自分の日常を発信する「Vlog」が流行となり、ソニーがVlog専用のデジタルカメラを発売しました。
初心者でもわかりやすいインターフェイスとキレイな画質で、思いをそのままに伝えられますよ。
かんたんにVlog動画が撮れちゃう「VLOGCAM ZV-1G」で、JoshinスタッフがVlogに挑戦します!ライター:あんまん
かんたんにVlog撮影!ソニー VLOGCAM ZV-1G
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Vlog撮影に挑戦だ~! -
そもそもVlog(ブイログ)とは、文字で思いや体験を綴っていたブログを、動画で伝える「Video Blog」から生まれた言葉です。
本格的に撮影するもんなら、カメラ・三脚・マイク…といろいろ揃えないといけないし、カメラの知識も多少覚えないといけません。
そんな難しいことはいいから、私は簡単にキレイでおしゃれな動画をアップしたいんだ~~~!という方は、ソニー VLOGCAMは必見です!インフルエンサーからたちまち「これいいよ!」との声が続出していた「ソニー VLOGCAM ZV-1G」。
初心者の方でもかんたんにキレイな動画が撮れ、日常生活を写したい!はたまた、世界に公開したい!という方は、ぜひ手に取ってみて欲しいカメラです。時代の流れに合わせて登場した「ソニー VLOGCAM ZV-1G」で、本当にVlogがかんたんに撮れるのか?!検証してみましょう!
デジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1」
外形寸法:約 幅105.5×高さ60.0×奥行43.5mm
質量:約267g(本体のみ)
付属品:リチャージャブルバッテリーパック「NP-BX1」【ZV-1は1個、ZV-1Gは2個】、マイクロUSBケーブル、ウインドスクリーン、ウインドスクリーンアダプター、シューティンググリップ「GP-VPT2BT」【ZV-1Gに付属】、スタートガイド、他印刷物一式
VLOGCAMは、わしっと片手でつかめるほどのコンパクトサイズ!
重量は約294g(バッテリー、メモリーカードを含む)の軽量ボディで、旅行先でもサクッと持っていける手軽さが魅力です。
レンズは被写体の背景ぼけを強調できる「24-70mm」の広角~中望遠まで対応しているので、景色を広々と写せたり、少し遠くのものも写せたりと、あらゆるシーンで撮影できます。
F1.8-2.8と明るいレンズなので、背景をふわ~んとぼかした、おしゃれな写真のような仕上がりになりますよ。
大きなRECボタンとマイク!
通常のコンパクトカメラとは違う「VLOGCAM ZV-1」の特徴的な部分は、上部にアリ!
「僕は動画用のデジタルカメラだよ」と言わんばかりの、大きなRECボタンやマイク。
ここまで大きいと、ボタンの押し間違いもなくなり、撮り逃しも少なくなりそう!
他にもモードボタンや背景ぼけボタンなど、見ただけで分かるようなボタンが並んでおり、初心者でもかんたんに撮影ができますよ。
マイクも独り言のぼそぼそ声や、街歩きのザワザワ音の中からでも、しっかりと声を拾ってくれそうな大きさ。
ハンディカムで培ってきた高音質録音技術を使い、高い集音性能とノイズを抑えて、クリアでキレイな録音をします。
さらにボディの側面には外部マイク用の端子を装備しているので、別売のステレオマイクロホン ECM-XYST1Mなどと接続すれば、より音質にこだわった動画を撮影できますよ。
ウインドスクリーン付属でクリアな音声記録ができる
外で撮影していると風のザワザワ音が入り、声が聴こえにくいよ~っとなることがあります。
そんな時は、モフモフした「ウインドスクリーン」を装着!
風がびゅい~!と吹いている時でもマイクに装着すれば、風のノイズを減らしてクリアな音声を撮れますよ。
屋外での撮影には、付けておきたいところですね。
バッテリー使用時間:実動画撮影時※:約45分、連続動画撮影時:約75分
(連続撮影の制限により撮影が終了しても、撮影を続けた場合の撮影時間。その他の操作はしない)
※ 撮影、ズーム、撮影スタンバイ、電源ON/OFFを繰り返したときの撮影時間の目安
コンパクトカメラらしい小さなバッテリーです。
充電は側面の端子からmicro USBを挿して供給します。
ZV-1Gはバッテリーが2個付属されているので、別売りのバッテリーチャージャーキット ACC-TRBXを使うのもオススメですよ。
バッテリーを挿入する底面にメモリーカードの挿入口がありますので、お手持ちのメモリーカードを入れましょう。
自撮りしやすい「バリアングルモニター」と、撮影に嬉しい機能!
起動するとレンズがニュッと伸びて、モニターには世界が映し出されました。
クルリと回転するバリアングルモニターなので、低い場所での撮影や、自分撮りの時にも大活躍しますよ。
少し前に突起したグリップが自撮りの時もグッと握りやすく、落としにくいのもGOOD。
録画ランプは前で点灯するので、自撮りの時もちゃんと録画になっているのかが分かりやすいです。
自撮りする際にも、嬉しい機能がございます。
自動で顔を検出して露出を補正する「顔優先AE機能」が、肌の色合いを自然な明るさに調整し、美しく撮影します。
さらに顔の小じわやシミ、くすみなどを目立たなくする「美肌効果」も設定できるので、少し自信がない方でも大丈夫!
カメラがチョチョイのチョイで、キレイに写してくれますよ。
近づく被写体に瞬時にピントが合う「商品レビュー用設定」
Youtubeでもよく見る、商品のレビュー動画。
商品をカメラに近づけると、ピントが合わなくてぼけるといった現象に陥ることがしばしば…。
ピントを合わせるために、商品の後ろに手を添えている様子をご覧になられた方は、いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時は「商品レビュー用設定」をONにしましょう!
カメラに近づけたものにピントが合い、スムーズな映像が撮影できます!
離すと元のピントに合うので、自然な状態で商品レビューを行えますよ。
背景ぼけをワンタッチで!
ポートレート写真のように背景をぼかし、人物を印象的に魅せたい。
先ほど、背景がきれいにぼける!と申しましたが、カメラの設定のF値をうんぬん…と、そんなややこしいことを調整しなくても、ワンタッチでOK!
背景ぼけボタンを押してONにすると、一気に背景がぼけておしゃれな雰囲気になります。
もちろん動画の録画中でもぼかすことができ、奥行きが表現されました。
OFFにすると背景までクッキリ映るので、シーンによってかんたんに使い分けることができますよ。
ワイヤレスリモートコマンダー機能付きシューティンググリップ「GP-VPT2BT」
大きさ:[グリップ状態]約 幅49.5×高さ173.0×奥行42.0mm、[三脚状態]約 幅146.5×高さ133.5×奥行163.0mm
質量:約215g
付属品:キャリングポーチ、リチウムコイン電池(CR2032×1)
「ZV-1G」に付属しているワイヤレスリモートコマンダー機能付きシューティンググリップは、手持ち&三脚として使える便利グッズ!
グリップの手元側にはカメラと同じボタンが付いており、カメラをグリップと合体させれば使えるようになります。
ZV-1が光学式と電子式を組み合わせた手ブレ補正を強化したため、歩きながらの自撮りでも、安定した動画を撮影できて相性抜群です!
側面にある角度調整ボタンを押しながら倒すと、前に90度、後ろに80度まで角度を変えられ、前側にある回転ボタンを押すと、カメラの方向を切り替えられます。
外向き撮影や自撮り撮影などの時もササっと回転して撮影環境を整えられますよ。
グリップを開けば、三脚に変身!
机の上に置いての撮影や、ローアングルで撮るときにも活躍しますよ。
スタッフがVlogに挑戦してみた
朝のウォーキングがてら、公園へ♪
コンパクトなのでお散歩に行くときにも持ち運びやすく、気になった場面に出くわしてもササっとすぐに動画が撮れる手軽さは、使いやすいなぁと感じました。
さらにシューティンググリップも装着していると、歩いているときの撮影でも腕が疲れにくくて便利でした!
時には三脚スタイルになって、机の上や地面に置いて撮影など、幅広く活躍してくれましたよ。
ゆったりした動画を目指したつもりですが、いかかでしょうか?
風景や鳩もキレイに撮影でき、食べ物も美味しそうに撮れましたよ。
晩御飯にステーキを焼きましたが、焼いている時の音がいかにもおいしそう…!
ジュージュー焼ける音や、食器の触れ合う音って、なんだか癒されますよね。
アヒルの撮影でも、鳴き声や、後ろで遊ぶ子供たちの声もしっかり拾っています!
Vlog動画のみならず、ペットの成長日記として撮影するのも良いと思いました!
※字幕や加工は、Adobe Photoshop & Premire Proで編集しております。
スマホ用アプリ「Imaging Edge Mobile」&「Movie Edit add-on」
撮影した動画は、スマホに転送することもできます。
スマホにアプリ「Imaging Edge Mobile」をインストールし、ZV-1とWi-Fiでつなぎます。
接続したあとは画像・動画を転送できるほか、スマホの画面内で映像を見ながら、リモートでカメラを操作できますよ。
カメラから少し離れたところで撮影したい場合などに、リモート撮影は便利です。
「Imaging Edge Mobile」で動画を転送したあと「Movie Edit add-on」もインストールすると、複数の動画をひとつに繋げたり、不要箇所をトリミングしたりと、動画の編集作業もサクッと行えますよ。
パチリと写真も撮ってみる
もちろん動画を撮るためだけのカメラではございません!
食べ物を撮るときは食事モード、お花を近くで撮りたい場合にはマクロモードなど、シーンによって最適なモードに設定するとキレイな写真を撮影できます。
風景モードにすると、全体的にクッキリ撮れました。
さらにピクチャーエフェクトでトイカメラやポップカラーなど、アートのような写真に演出できる遊び要素もあり、思い出としてや、SNSにアップするために撮影するのも楽しいですよ。
まとめ
Vlogに特化してつくられたコンパクトカメラ「ソニー VLOGCAM」。
筆者もVlogに初挑戦しましたが、録画ボタンをピッと押すだけで、キレイに撮れるのが嬉しく、撮影に没頭していました。
手軽に撮れて、どこにでも持ち運びやすいアクティブさが魅力で、動画撮影が楽しくなるカメラでした。
撮りたいものにピントが合い、背景を一気にぼかすのもかんたんでおしゃれな撮影ができますし、商品レビューをするときも、ピントが合わない~~!といったもどかしさを解決。
とてもスムーズな撮影に、初心者でも思いのままに撮れちゃいますよ。
シューティンググリップを着けると歩きながらの撮影がしやすく、三脚にもなるなど、シーンによって使い分けられるのも、楽しく撮影できる要因の1つです。
自分を撮るときにもコンパクトなので、机に置くのが省スペースですみますし、犬や猫が遊んでいる様子を撮るにも、いい高さだと思いました。
もし、シューティンググリップをお持ちでない方は、ぜひセットなっている「ZV-1G」をお選びただければと思います!
まさしくVloggerが求める「本格的で高画質な映像と、スマホのようなかんたん操作ができるカメラ」でした。
ソニー VLOGCAMで、自分を世界に発信してみてはいかがでしょうか? 2020.09.08 (あんまん)