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お米の歴史は古く、日本に稲作が伝わったのは縄文時代の終期約3,000年ほど昔の縄文(じょうもん)時代と言われております。現在、世界中で栽培されているお米には大きく分けて「ジャポニカ米」「インディカ米」「ジャバニカ米」という3種類が有ります。
日本で一般的に食されているお米はこの内のジャポニカ米という種類です。ジャポニカ米は、円形であまり長くない形です。炊き上げると、ふんわり柔らかく、弾力と粘り気があって、つやが出る事が特長です。 粘り気によって噛めば噛む程甘みが増します。日本で作られているジャポニカ米は、種類が沢山有ります。代表的なものとして、コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれなどが挙げられます。

ランドで選ぶ

日本には300を超えるブランド米が存在しています。有名なコシヒカリやあきたこまちをはじめ、ゆめぴりかやななつぼしなど新しいブランド米も登場しています。

コシヒカリ

  • 名前の由来
    「コシ」は北陸地方の越の国を意味し、「ヒカリ」は光を意味しております。「越の国に光り輝く品種」になる様にと名付けられました。
    特長
    コシヒカリは、甘みともっちりとした粘りが有り、炊き上がりの香りつやが良く、冷めても美味しいお米です。
おいしい食べ方
ほかほかの炊き立てを食べるの美味しいですが、冷めてももちもちが続くので、おにぎりにして食べるのもおすすめです。またお米自体の美味しさを味わうならお漬物などと一緒に味わうのもいいでしょう。
料理では、和食と相性が良いとされています。 煮物や煮込みなどのしっかりとした味付けの料理とも相性が良く様々な方法で食されております。

あきたこまち

  • 名前の由来
    美人で高貴な平安時代の歌人、小野小町(おののこまち)が秋田県湯沢市生まれにちなんで公募で命名されました。
    特長
    甘みがあり粘りのあるもちもちした食感です。香り、旨み、甘み、食感などのバランスが良いです。炊き上がりの光沢が良いお米です。
おいしい食べ方
あきたこまちは、薄味の和食と相性がいいとされ、刺身・お寿司にも良く合います。柔らかめに炊き上がるので、炊き込みご飯や焼き魚などとの相性がいいとされています。

ひとめぼれ

  • 名前の由来
    見た目の美しさと、おいしさにひとめぼれしてしまう事から名付けられました。
    特長
    粘り、つや、旨味、香りのバランスが良く、コシヒカリの次に流通量が多いお米です。
おいしい食べ方
甘くしっかりとした粒立ちのため冷めてもおいしいお米なのでお弁当やおにぎりにおすすめです。粒が大きくさっぱりしていながら噛むほどに味わいが深まるので、おかずの味を楽しめます。

ブレンド米

  • ブレンド米とは
    品質や食味などを考慮して複数の種類のお米を組み合わせて製造されたお米です。
    特長
    単一銘柄米よりもお安い商品が多く、食味のバラツキが少なく年間を通して食味が安定しております。
おいしい食べ方
ブレンドによって味の傾向が異なるので、相性のいい料理も異なります。中には、料理に合わせてブレンドされることもあるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

品の特長で選ぶ

少量米

  • 2~5kgの一人暮らし、小食の方をはじめ、お米の消費ペースが遅い方におすすめのお米です。いつもとは違うお米をお試しで食べてみたいという方にも人気です。
    湿気の多い季節なら約1ヵ月の期間、乾燥する季節なら2ヵ月の期間を目安に食べきれる量の商品がオススメです。

無洗米

  • 特長
    お米の表面を覆う肌ヌカをほぼ完全に除去したお米です。炊く前に洗う必要がないので家事の時短・節水になり、お米を研ぐ際の栄養価の流出を抑える事が出来るといったメリットがあげられます。
無洗米の美味しく炊く方法
水加減と吸水がポイントとなります。
まず水加減を多めに行います。無洗米は肌ヌカを研ぎ洗いして流さない為、精白米よりお米の正味量が多くなる為です。
炊飯器の目盛りよりもやや多めに水を入れて炊くと美味しく仕上がります。(目安:米1カップにつき、大さじ1から2杯分の水を。米3カップだと約100mlを目安に)
無洗米コースの機能がある炊飯器は、こちらのコースを利用すればお水の調整がしやすくなります。
可能で有れば、冬場は約1時間、夏場は約30分を目安に吸水をしっかり行いましょう。

特別栽培米

生産する県や地域によって定められた慣行レベルと比べて、節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下で栽培されたお米のことです。環境にも人間にも優しいお米です。また、商品パッケージに使用されている農薬、精米場所等が記載されており、栽培責任者や精米責任者の連絡先も記載されております。

雑穀米・玄米

雑穀米とは、白米にアワや黒米など少量の雑穀を混ぜたお米や炊いたご飯の事です。白米にプラスする事で栄養素を手軽に摂取できます。主に用いられる種類としてキビ、アワ、ヒエ、ハトムギ、ソバ、黒米、赤米等がございます。作物は指定はされておらず、日本雑穀協会では、「主食以外で日本人が利用している穀物の総称」と定められています。

玄米とは、収穫したお米からもみ殻を取り除いた状態の物で、「ぬか」や「胚芽」はそのまま残した物です。ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養成分が豊富に含まれているのが特長です。消化に時間がかかるので、よく咀嚼(そしゃく)して食べましょう。

パックご飯

パックご飯の特長は時短と保存が出来るメリットが有ります。炊飯をするのに比べて、レンジで加熱すれば調理時間を大幅に短縮可能です。また持ち運びに便利で1食の内容量が決まっているのでカロリーの計算が行い易いです。

もち米

粘り気が多く、もちもちとした食感が特長的です。もち米は、お餅や赤飯、おこわやちまきに使用されております。白米と混ぜると、いつも食べているご飯がつやのあるもちもちご飯になります。漢字ではもち米を「糯米」と書きます。(お米をつく前の状態「糯」、ついた後の状態「餅」)

理で選ぶ

スタッフが料理にあうお米を厳選!ぜひお米選びの参考にしてください。

野菜料理

  • 野菜料理には、あっさり硬め。

米の雑学

お米を美味しく炊く知識を集めました。ぜひ、参考にしていただき美味しいお米ライフを楽しんでください!

お米のおいしい炊き方

  • お米をおいしく炊くには、水加減が大切です。 お米の量によって水加減が変わりますので計量カップなどを使って正しくお米の量を測りましょう。 計量ができる米びつに保存しておくと毎食の準備が楽になりますよ。
    炊飯器で炊く時は目盛りの位置を参考にしてください。 鍋などで炊く場合は、研ぐ前にお米の重量に対して1.3~1.4倍の量を目安にしましょう。

お米の研ぎ方

  • 最初に浸る水がお米に一番吸収されるため、1~2回素早くかき混ぜてすぐに研ぎ汁を捨てましょう。 力は入れずに優しく洗うように数回研ぎ、研ぎ汁を捨てる事を繰り返します。 力を入れて、しっかり洗うとお米の表面が傷ついてしまい、ふっくら仕上がらずお米の甘さが失われてしまいます。

    研いだ後は、水をしっかり浸らせましょう。吸水時間は通常30分程で水温が低い冬場は60分程浸しましょう。 銘柄により長く浸す方がおいしく炊けるものもございますので、あくまでも目安です。

    水をしっかりとお米に浸透させるとお米がふっくらした仕上がりになります。 お湯で洗うとぬかの臭みをお米が吸ってしまう為、控えましょう。

お米の保管について

  • お米を保管するポイントは温度、湿度、香り移りに注意する事です。

    温度が高いと劣化が早まり鮮度が落ちやすいとされています。さらに暖かいと虫も湧きやすいので15度以下の場所で保管しましょう。直射日光はもちろん、冷蔵庫横など熱を持つ家電の隣も避けたほうがいいでしょう。

    また、湿度が高いとカビが発生する原因になります。逆に冬場など湿度が低すぎても乾燥の原因に。シンク下など水の近くは避け、水分が抜けないよう密閉しましょう。

    お米は香りが移りやすいので、香りの強いものとは一緒に保管しないようにしましょう。 特に洗剤や灯油などの香りが移ると美味しさが半減してしまうので注意が必要です。

    お米の保管場所には風通しの良い冷暗所を選びましょう。冷蔵庫の中は一年中温度が安定していることもあり特におすすめです。 また、そのまま袋で保管するより、空のペットボトルや密閉容器など濡れにくい入れ物に移し替えて保存するといいでしょう。

お米の鮮度について

  • お米は乾燥していて日持ちがよさそうですが、一般に常温保管ですと精米年月日から約1ヵ月で食味が落ちるとされています。そのため、まとめて買うよりも都度購入するほうがおいしいお米を食べることができます。

    最近は玄米を買って家庭用の精米機で炊く前に精米する方も多く、手軽に新鮮なお米を楽しめると人気です。また、多くの精米機が精米度合いを調整できるので、お好みに合わせた分づき米が作れます。健康が気になる方にもおすすめです。