『ASKA CONCERT 2026 昭和が見ていたクリスマス!? 』Live Blu-ray + Live CDリリース!
『ASKA CONCERT 2026 昭和が見ていたクリスマス!?』2026年2月13日の東京国際フォーラム ホールA公演が、映像作品になった。
この題名の公演は、2009年と2012年にも開催されており、ASKAのライフワークのひとつと言えるだろう。ASKA が少年期に体験した"クリスマスから年末にかけてのにぎやかな音楽の祭典"を今の時代に蘇らせたステージで、ストリングスやホーンを含む、ビッグバンド編成の豪華な演奏も大きな見どころとなっている。
「君は薔薇より美しい」「また逢う日まで」「木綿のハンカチーフ」など、今も色褪せない昭和の名曲の数々がきら星のように並んでいる。
「雨のバラード」や「悲しい色やね」など、選曲の妙も光る。リスペクトがたっぷり詰まったASKAの歌声から、懐かしさと鮮度の高さとともに、温かさを感じたのは、"昭和のお茶の間の記憶"が刻まれているからかもしれない。映像作品の利点は、ASKA の表情や仕草、演奏者たちとの阿吽の呼吸などのディテールが収められていることにある。笑顔が笑顔を呼ぶステージだ。
ゲストである岩崎宏美の歌唱シーンでは、極上のクリスマス・プレゼントをもらったような心地になった。
ASKA が彼女とのデュエットを想定して作ったという「Love is alive」では、夢の共演が実現。ASKAと岩崎宏美が見つめ合って歌う姿を観ているだけで、幸せな気分になる。
さらに、ASKA からのリクエストによる「ロマンス」での、みずみずしさと豊潤さを兼ね備えた歌声も格別だ。スペシャルなステージが、彼女を迎えることで、さらに華やかさを増した。
後半のハイライトのひとつは「あの鐘を鳴らすのはあなた」。
ASKA 流シャウトも交えた、自在かつパワフルな歌声は圧巻だ。ASKA のステップを合図に始まった「夢の番人」から、「狂想曲(ラプソディ)」「野いちごがゆれるように」など、終盤はCHAGE and ASKAの名曲の数々も加わり、映像越しにも客席の熱狂が伝わってくる。
スケールの大きな歌声と演奏が見事な「BIG TREE」では、この歌で描かれた大きな木が、カラフルな音の飾りに彩られたクリスマスツリーと重なった。
ASKAと岩崎宏美による「見上げてごらん夜の星を」のエンディングも鮮やかで、心地よい余韻をもたらしてくれる。
夢のようなステージでありながら、昭和のクリスマスの記憶が令和の今に確かに息づく、高揚感と祝祭感にあふれた作品だ。
音楽ライター 長谷川 誠
出演︓指揮・編曲藤野浩一/ 演奏Newherd Special Big Band
特別ゲスト︓岩崎宏美
ライブ収録公演︓2026年2月13日(⾦)東京国際フォーラムホールA
収録時間︓125分[DISC 1/Live Blu-ray, DISC 2,3/Live CD]