2015年結成、2022年に解散するも、四年の沈黙を経て、遂に復活を遂げた、Japanesque Metalの旗手“Rakshasa”。復活の狼煙となる待望のEP『憂愁録 - 素戔嗚』には、古代日本〜大正時代まで移ろいゆく日本文化に根付いたインストを含む四篇の物語が描かれている。三味線の音色に導かれて神代の悠久を想起させるインスト曲「葦原に吹く風」により幕を開け、荒々しく激しく時に美しいスピードナンバー「素戔嗚」、続くメロディックかつ何処か暗さを伴った佳曲「夜叉ヶ池」、一転してポップで切ないバラード「戀文」と、バンドの魅力と様々な側面を感じさせる珠玉の楽曲群が収録されており、新たな物語の序章として期待を抱かせるに相応しい作品である。 (C)RS