電子と生の境界を越え、独自のグルーヴを切り拓いた横川理彦。1997年から20年にわたる創作の核心を凝縮した、決定的4枚組アーカイブ。4-D、P-Model、After Dinner、Meatopiaなど数々の先鋭的ユニットで活動し、電子楽器と生演奏を自在に往還する独自の音世界を築いてきた横川理彦。90年代のアルバムを編集した前作『タラスコン・イヤーズ』に続く本作『Re;CYCLE Tadahiko Yokogawa 1997〜2017』は、1997年から2017年までの20年間に、ほぼ独りで作り上げたアルバム『May Songs』『Volo Interno』『Re;』『Diagram』を中心に、自主カセット作品やプライベート音源を加えた全4枚組の決定版アーカイブである。ミニマル、アンビエント、エレクトロニカ、実験音楽、そしてポップの感覚が独自のバランスで共存する、唯一無二の横川サウンドの変遷と深化を一望できる内容。ファンはもちろん、P-Model以降の日本電子音楽史を辿る上でも欠かせない重要作となる。 (C)RS