作者にインタビュー!
テレビゲーム作者の声
この方にインタビューしました!
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ディレクション&シナリオ
小高 和剛
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Q. 今作は小高和剛さんと打越鋼太郎さんの初タッグ作品ということでも注目を集めておりますが、 『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』で初めてタッグを組まれる事になった経緯やゲーム制作されるうちに意識されたり刺激を受けた部分などありましたらお聞かせください。
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本作はトゥーキョーゲームスの集大成的な作品になります。
そして、制作費の半分をトゥーキョーゲームスが出しているので、何とか売れないと倒産します。
なので、社内の全戦力を結集させました。
刺激を受けた部分は…やっぱり打越のシナリオは面白いですね。
僕のシナリオもあれば、打越のシナリオもあるので、1つのゲームで2度…いや3度も4度も楽しいです。
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Q. 『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』の体験版をプレイさせていただいたのですが、シナリオや交流のアドベンチャーパートからスゴロクのような探索パート、そして防衛や訓練のシミュレーションRPGパートと様々なジャンルの要素がゲーム内に収録されていて驚きました。
体験版を未プレイの方に簡単にゲームの流れのご紹介と、ここを見て欲しいというようなポイントがございましたらお聞かせください。-
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アドベンチャーパートで100日間を過ごしていき、その中で敵が攻めてきたらSRPGパートである防衛戦が行われます。
毎日敵が襲ってくる訳ではなく、自由に行動できる日もあるので、そういう日は仲間同士の交流や、スゴロクでの探索、武器の強化など色々できます。
その流れが基本ですが…
基本的には、息つく暇もなく怒涛のシナリオ展開が待ち受けています。
そして、そのとんでもないシナリオ展開こそが一番の注目ポイントです。
しかもしかも、このゲームはエンディングが100あるので、とんでもなく分岐していくシナリオを楽しめますよ。
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Q. 最序盤から主人公の「澄野拓海」がまきこまれる絶望的な状況下の中、 防衛までの短い間という限られたリソースの中で交流・探索・訓練とやりくりしていく極限状況をプレイヤーは体験していくわけですが、 プレイしていく上でのポイントやアドバイスなどはございますか。
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このゲームの戦闘は仲間が死んでも、こちらが有利になる要素が配られます。
なので、仲間の命を守ろうとするのではなく、仲間の命をどんどん捨てていくようにプレイする事が、オススメの攻略方法です。
ただ、ゲームオーバーになってもリトライボーナスが与えられたり、さらにゲームオーバーになると簡単にクリアできるセーフモードに切り替えられますので、ゲームが苦手な人でも楽しくプレイできますよ。
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Q. 登場人物が個性の尖りすぎた曲者ぞろいですが、プレイしてみて「飴宮怠美」のブッとび具合と、あの後のあっけらかんとした態度に度肝を抜かれつつ、「厄師寺猛丸」の絵にかいた優しいヤンキー像にほっこりしました。
各キャラクターの武器の種類やデザインも個性的で製品版での活躍が楽しみですが、 開発チームの中での人気キャラは誰になるのでしょうか。理由と一緒にお聞かせください。-
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スタッフ間での人気は結構分かれてますね。
でも、わかりやすいキャラという事で飴宮と凶鳥は人気ですね。
後は、男性だと厄師寺でしょうか。
僕はやっぱりSIREIですかね。
100エンドあるので、それぞれの分岐で活躍するルートが必ず1つはあります。
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Q. 非常に個人的な話になるのですが、防衛パートで「決死」を使うことに非常にためらいを感じてしまい、ゲームのテーマでもある極限状況の選択に絶望を感じる瞬間でもあるのですが、どうしても選択できない予感がします。
「決死」を使用せずに今作をクリアすることは可能なんでしょうか。-
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必ずしも決死を使わないといけないバランスにはなってないので大丈夫です。
ただ、決死を使わずとも、普通に殺されてしまう事が多いとは思いますが。
それでも、全員生き残らせるように頑張ってプレイするのもスタイルの一つとしてありかと思います。
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Q. 最後にJoshin webショップの読者にメッセージをお願いします!
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ハンドレッドラインは僕らトゥーキョーゲームスの資金と熱意と狂気をこれでもかと注ぎ込んだ作品です。
プレイしてみればわかりますが、本当に前代未聞なゲームです。
歴史的な作品になると思うので、ぜひパッケージ版をJoshinさんでゲットしてください。
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