
Joshin 試用レポート
そのままの姿でコンパクトになった「プレイステーション クラシック」で懐かしいソフトをプレイ!
ソニー・インタラクティブエンタテインメント プレイステーション クラシック
見た目も、ソフトも懐かしい…!と、思わずノスタルジックな心をくすぐられる「プレイステーション クラシック」が、手元にやってきた。
内蔵されている全20種類ものゲームソフトの中には、FF7やバイオハザード、鉄拳など有名作品が収録されており、たっぷり楽しめそうでワクワクが止まらない!
今回は筆者が当時挫折してクリアできなかった、あの作品に、令和になったばかりの今…リベンジ!ライター:あんまん
初代プレイステーションが小さくなった!
すでにパッケージを見て「あぁ…!」と懐かしく感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
初代プレイステーションのデザインを再現しているので、パッケージからそっくりだそうな。
筆者は当時のパッケージを見たことがないため、ピンときませんでしたが、当時のデザインを覚えていらっしゃる方だったら、ウハウハしちゃいそうですね。
箱から箱へとマトリョーシカの如く開けていくと、登場したのは…
初代の見た目そのまんまのプレイステーション!
デザインそのままで、うっわ懐かしー!と叫んでしまうほど、忠実に再現されていて感動です。
さすがにコントローラーの差し込み口がUSB端子だったり、テレビ出力がHDMIなど現代に合わせて作られていますが、あの頃の記憶がよみがえってきますね~。そうそう、こんなんだった。
当時のプレイステーションよりもはるかに小さく、初代よりも縦横で約45%、体積は約80%もコンパクトになりました。
とりあえず、"おもちゃのようなプレイステーション"って感じですな。
しかも軽っ!本当に20タイトルも入っているの?と疑ってしまいますね。
当時はお友達の家に遊びに行くときに、重みを感じながらプレイステーションをトートバックに入れて持ち歩いたものですが、これなら持ち運び楽々~。
プレイステーション2のコンパクトサイズが発売された時の驚きを思い出しちゃいました。
コントローラーは、そのまんまの大きさ!
現在はスティックが付いているタイプがスタンダードになっていますが、ちゃんとスティックが付いていないタイプです。懐かしいの連呼です。
2人でもプレイできるように、コントローラーが2つ付いているのも嬉しいですね。
-
気を取り直して電源オン! -
さっそくテレビと繋ぎましょう。
アナログケーブルではなく、HDMIで接続です。
電源コードはUSBケーブルですが、ACアダプターを別途用意しなければなりません。(付けて欲しかったなぁ)
よし、コードを繋いだぜ。
まずディスクをセットしたくなりますよね。
OPENを押すと、ディスクトレイがふわっと開くのかなと思いましたが…そりゃ開きませんよね、ははは。(開くのかなと、ちょっとわくわくしていた)
コントローラーを繋いで…あ、メモリーカードのスロットもパカパカ開きませんね、ははは。(ちょっと期待してた)
気を取り直してスイッチオン!
遊べるゲームソフトは20タイトル収録!
-
どれにしようかな -
- アークザラッド
- アークザラッドII
- ARMARED CORE
- R4 RIDGE RACER TYPE 4
- I.Q Intelligent Qube
- GRADIUS外伝
- XI [sai]
- サガフロンティア
- Gダライアス
- JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻
- スーパーパズルファイターIIX
- 鉄拳3
- 闘神伝
- バイオハザード ディレクターズカット
- パラサイト・イヴ
- ファイナルファンタジーⅦ インターナショナル
- ミスタードリラー
- 女神異聞録 ペルソナ
- METAL GEAR SOLID
- ワイルドアームズ
作品は全部で20タイトル収録。
当時プレイしていた方は懐かしい!と思ったり、コレしたかったけどプレイしてなかった~みたいなソフトがあるのではないでしょうか。
筆者はバイオハザードとメタルギアソリッドをプレイしたことがありますが、他はプレイしたことが無いので、どんなゲームなのか楽しみです!
当時、1本のゲームの中にディスク1・ディスク2など、ディスクが2~3枚あるソフトがあったじゃないですか。
物語が進むとディスクの入れ替えはどうなるの?と疑問に思いますよね。
プレイステーション クラシックは、入れ替えの時期にOPENのボタンを押すと、仮想ディスクから仮想ディスクへ入れ替えられる仕組みだそうな。
ディスクトレイは開きませんが、ディスクを入れ替えたぞっていう雰囲気を味わえますよ。
メモリーカード機能は内蔵されていました!このレイアウトも懐かしいですね~。
初代プレイステーションのメモリーカードといえば、15ブロックセーブできる容量。このゲームのセーブデータで3つも使ってしまうのか…!と悩みながら、うまく収まるように調整していたものだ…。
仮想メモリーカードも15ブロック。
タイトルごとに1つのメモリーカードを使うという感じなので、過度なセーブをしない限り、容量不足ってことにはならなさそうです!
「METAL GEAR SOLID」をプレイ
まずはプレイしたことがある「メタルギアソリッド」にしてみようかな。
メタルギアソリッドはメタルギアシリーズの第3作で、主人公ソリッド・スネークが任務を達成するべく敵地に潜入するステルスアクションゲーム。
敵から見つからないように慎重に潜入し、時に戦ったり、時にダンボールに隠れたりなど、ドキドキとスリルが味わえるゲームなんですよ。
当時初めてプレイした時は、ゲームの楽しさを覚えた頃だったかな…。
敵に再々見つかって、ドキドキヒヤヒヤするわで挫折してしまい、そのままクリアせずに時を過ごしていました。(…その後のMGS2や、MGS3はちゃんとクリア済みなんですよ)
今ここでリベンジや!
オープニングが始まると、さっそく主人公ソリッド・スネークのご登場!
渋い!大塚明夫さん(声優)の声、かっこいい渋い!ポリゴン姿でお顔がよく分からない感じも懐かしい!
ふむふむ、まずは先にある昇降機に乗るというミッションですな。
敵が巡回しているので、その目を盗みながら進んでいきます。
×を押すとしゃがんだり、ホフク前進で進めるので、タンクの下をくぐって進みましょう。
コソコソ…敵の目に触れないよう、隠れながら慎重に進んでいきます。
が、もうすぐ昇降機だったのに、足音で気付かれてしまった!
見つかると、敵の頭上に表示される「!」とともに、「ウィンッ!!」とBGMが鳴るのですが、これには毎回驚かされて、体がビクッてしちゃいます。
心臓がドキッ!!!とするんですよ、この音…。
敵から逃げてみたり、パンチやキックで攻撃するも、あっけなくゲームオーバー。
え、ちょっと序盤でやめて…、恥ずかしい。スネーク、応答するんだ!スネーク!スネーーーク!!
-
スネーーーーーーーーク!!!!ジャンジャンジャン♪(BGM) -
2回目のリベンジ…。序盤から苦戦していますが、果たして昇降機まで行けるのか?!
先ほどは真っ直ぐ突っ込んじゃいましたが「周りにアイテムが落ちてないか探してみよう作戦」で行ってみましょう。
レーション(回復アイテム)とかないかな…って、あれ?早速アイテム発見!ってちょうどレーションですやん!
体力を回復できて、なおかつ装備してると体力が0になったとき、自動で回復してくれるお助けグッズなんです。ナイスナイス!
迷わず装備して、このまま向かいますよ~。
って!また足音で見つかったし!
って今度は3人掛かりで、めっちゃ撃たれてるし!
またゲームオーバーやん。もう~~~~。
3回目の正直で、やっと昇降機に到着。
足音で見つかるんだから、そっと行けよって思いましたよね…はは。
昔はここで挫折しちゃいましたが、リベンジ達成!めげずにプレイすると慣れてくるものですね!
昇降機を上がると、雪が降る極寒なフィールドが広がっています。
引き続き隠れながら、拾ったチャフグレネードを使って監視カメラの目をくらませたり、やっとこさ武器もゲットして反撃開始!
銃を手に入れたらこっちのもんじゃ!と、どんどん進んでいきます。
もちろん、隠れることも忘れずに…。
建物の中に入るには正面突破は難しく、しかたなく排気口から侵入。いかにもコソコソって感じですね。
ダクトから敵の話を盗み聞きすると、スネークの他にも侵入者がいたり、女性が囚われていたりと謎が深まる…。
まだまだ任務完了の道は程遠いようですね。
本編はここまで!
VRトレーニングモードもやってみた
メタルギアシリーズのミニゲームと言ったら「VRトレーニングモード」!
あ、VR対応って訳ではないですよ。
ヴァーチャルな世界で、敵に見つからずにゴールを目指すミニゲームなんです。
敵に見つかると即終了です。
本編の息抜きや、初心者の方が敵の行動を予測して切り抜けるためのトレーニングとして楽しめますよ。
筆者はメタルギアシリーズで必ずプレイするくらい、VRトレーニングモードが好きなんですよね。
敵の巡回パターンを読みながらコソコソ…。
時にはホフク前進で進んだり、寝ている敵を起こさないように忍び足でゴールを目指したり、難しいステージをクリアした時は気分爽快です!
思わずスネークと一緒にガッツポーズしちゃうくらい、難しいステージをクリアすると達成感がありますよ。
まとめ
-
コードの劣化の原因になるけど、巻いて収納したい -
今回は「メタルギアソリッド」で下手くそプレイをお披露目してしまいましたが、スネークのポリゴンなグラフィックと、初めてプレイしたときの難しかった思い出が蘇って、のめりこんでプレイしました。
昔のゲームといえど、今プレイしても変わらないくらい面白く、ドキドキさもそのままでした。
そして本体のリアルさ、何回見ても懐かしい。
ちょこちょこ期待しすぎたところはありましたが、初代プレイステーションを持っていた方なら一目見て「おお!」と感動すると思います。
たっぷり20タイトルのゲームが収録され、全部プレイするには何時間あればいいんだ!と思うところですが、ぼちぼちプレイすればよいか。
次は何のタイトルで遊ぼうかなあ~。
2019.05.27 (あんまん)