2024.05.02
Joshin 試用レポート
寝具の老舗メーカー西川が「座る」を追求した『Keeps』シリーズなら、デスクワークも快適!



西川 Keeps〈キープス〉シリーズ 「クッション」「ランバークッション」「ピロークッション」
長時間座っているとお尻が痛くなったり、姿勢が悪くなったりする…そんな方におすすめしたい『Keeps』シリーズ。
「眠る」を長年追求してきた寝具の老舗メーカー西川が「座る」を徹底的に追求して生まれたシリーズです。
気づけば猫背になりがちなスタッフ2名のイスに取り付けて、使用感をチェックしていきます!
※ 写真は実際の商品と色味が異なる場合がございます ライター:くれあ
快適な姿勢をサポートする 西川 Keeps〈キープス〉シリーズ

長時間にデスクに座っていると、ついつい姿勢が悪くなったり、腰やお尻が痛くなったりする…そんな経験はありませんか?
そんな現代人のお悩みを解消してくれるのが、寝具の老舗メーカーとして有名な西川の「Keeps(キープス)」!
「Keeps」シリーズは、負荷の少ない寝姿勢を長年追求してきた西川が「座る」に徹底的に向き合い誕生しました。
普段使用しているイスにセットするだけで、ムリなく理想的な姿勢をキープできます。
そんな「Keeps」シリーズより、イスの上に置いて使用する「クッション」、背もたれ部分に装着する「ランバークッション」、疲れた身体に癒しを与えるくつろぎ用の「ピロークッション」をお借りしたので、1日中デスクワークの筆者のイスに取り付けて、使用感を確認していきましょう!
理想の姿勢をラクにキープする「Keeps クッション」お尻のまくら
サイズ(約) | 材質 | |
---|---|---|
子ども用 | 幅37×長さ34×高さ14cm | 表面・側面:ポリエステル100%(抗菌加工) 裏面:ポリエステル65%、ポリウレタン35%(滑り止め加工) 中材:ウレタンフォーム |
大人用 | 幅44×長さ41×高さ18cm |
「Keeps クッション」は、まくらの開発で培った独自の「三点支持理論」を応用し、仙骨・坐骨・大腿部をサポートして理想的な座り姿勢を保ち、長時間でも疲れにくいラクな座り心地を叶えるアイテム。
カバーがついた状態だと一般的なイス用のクッションと大きな違いはなく、オフィスでも気軽に使用できます。
机に向かって勉強を始める小学生(5~12歳)に最適な子ども用と、大人用のサイズを展開。
子ども用はラベンダー・イエロー・ライトブルーの3色、大人用はイエロー・グレー・ブラックの3色ですが、別売の「専用カバー」を装着すれば全5色より選択できます。
子ども用と大人用どちらにもあるイエローは、黄色に緑をプラスしたネオンイエローに近い色味です(※写真は実際の商品と色味が異なる場合がございます)。
キッズサイズも欲しいという声から生まれた「Keeps クッション for kids」お尻のまくら
「勉強やゲーム中の子どもの座り姿勢が気になるのでキッズ用も欲しい」というKeeps クッション愛用者の声から商品化に至った「Keeps クッション for kids」。
サイズは子どもの体格に合わせ、大人用よりもひと回り小さくなっています。
素材など作りは大人用と同じで、正しい姿勢を身につけることができます。
長時間快適に座れる秘訣とは…?
外側のカバーはチャックでカンタンに着脱でき、洗濯ネットを使用すれば洗濯可能です。
裏生地(底面)には滑り止め加工を施し、クッションがイスからズレるストレスを軽減。
カバーを外すと、仙骨・座骨・大腿部の3つの部位をサポートする西川独自の技術「Triangle Support System®︎」がお目見え。
この立体的な構造が骨ポジションを安定させ、骨盤の立った理想的な座り姿勢を自然と保つことができます。
さらに、坐骨に集中する圧力を分散するので"お尻が痛くなる"症状を軽減し、長時間座ったままでも疲れにくくなっています。
「Triangle Support System®︎」
仙骨ポイント…仙骨を適度に押すことで骨盤を正しい角度に
坐骨ポケット…坐骨がピタッとハマるポケットで、滑りを抑制
大腿部スリット…大腿部にかかる圧力を分散して、疲れにくい
-
- スタッフ:ぴよこの感想
- クッションはかためで座ると姿勢が固定されるような印象です。
- その姿勢に[矯正]されるような感じなので、いつも気付けば猫背になっている私も、クッションに座れば長時間シャキッとします。
- ただ、腹筋力がないと少し疲れるかもしれません。
- 疲れて姿勢を崩しそうになるとクッションの後ろのでっぱりが背骨に当たるので「おっと!」と真っすぐの姿勢に戻そうという気持ちになりますが、腹筋が追いついていない気もしました。
- そのため個人的には「Keeps ランバークッション」の方が何も気にせず座れます。
-
- スタッフ:くれあの感想
- クッションのくぼみのフィット感は体格によって個人差がありそうですが、私はお尻がすっぽりとおさまり、包みこまれるような座り心地でした。
- クッションは弾力のある高反発でかためですが、7時間座ったままでも痛くなることはありませんでした。
- 自然と背筋が伸びるように座れるので、長期間使用すると正しい姿勢が習慣化できそうです。
- 徐々に姿勢が崩れて背もたれに頼ろうとすると、仙骨ポイントの突起部分が腰にあたって「アカンで」とスイッチを押してくれます。
背中と両サイドからしっかりと支える「Keeps ランバークッション」腰のまくら
サイズ(約) | 材質 | 背もたれ部分の外周(約) |
---|---|---|
幅51×奥行き31×高さ21cm | 側地:ポリエステル100%(抗菌加工) 詰め物:ウレタンフォーム 中材:ウレタンフォーム |
80~140cmまで |
「Keeps」シリーズの第二弾として登場したのが、腰を支える「Keeps ランバークッション」。
背中が背もたれにあたらないようにまっすぐ伸ばすのが理想的な姿勢とされていますが、長時間キープするのはむずかしい。
「Keeps ランバークッション」は、背骨のS字カーブによってできる背中と背もたれの隙間を埋め、理想的な姿勢と腰への負担を軽減してくれます。
カラーはイエロー・グレー・ブラックの3色で、子どもサイズの展開はありません。
腰椎・腸骨・肋骨の3つの部分をサポートする設計で、背中だけでなく両サイドからしっかりと支えます。
「W Fit System™」
腰椎ポイント…腰椎部分を適度に押すことで理想の座り姿勢をキープ
腸骨ポイント…寄りかかるとサイドの腸骨ポイントが締まりしっかりホールド
肋骨ポイント…肋骨の下部分をやさしくホールド
「Keeps ランバークッション」を取り付けて使用感をチェック
-
- スタッフ:ぴよこの感想
- 丁度肋骨の下に潜り込むようにクッションが私の身体にフィットしたので、座ると肋骨が持ち上がるような感覚がありました。
- クッションにもたれるように座ると自然とクッションのUの字が身体を絞めるようにホールドされるので、肋骨が持ち上げられて背骨にかかる重さが軽くなります。
- 座るだけでコルセットをしている、という状態に近いかと思います。
- 涼しい季節はいいですが、暑い季節はちょっとムレるかもしれません。
-
- スタッフ:くれあの感想
- 背中だけでなく、両サイドの肋骨の下までぐるりとホールドしてくれるので、安定感があります。
- 腹筋と背筋の力がないと自力でキレイな姿勢を保ち続けるのはむずかしいですが、背筋が曲がらないように肋骨の下からグッと支えられている感じがしました。
- ベルトの長さも調整できるので、ズレ落ちる心配もありません。
- 本来の使い方ではないと思いますが、疲れた時はひじを置いて休ませていました。
「Keeps クッション」と「Keeps ランバークッション」をセットで使用
「Keeps クッション」と「Keeps ランバークッション」はセットでの使用が可能。
姿勢をしっかりと正したい方、座り姿勢が安定せず何度も座りなおしてしまう、という方は両方の導入がオススメです!
リラックスタイムが格段にグレードアップする「Keeps ピロークッション」くつろぎのまくら
サイズ(約) | 材質 |
---|---|
幅51×長さ64×高さ33cm | 側地:表地・マチ ポリエステル100% ポリエステル100%(滑り止め加工) 詰め物:ウレタンフォーム |
「Keeps」シリーズの第三弾として登場したのが、「Keeps ピロークッション」。
「Keeps クッション」や「Keeps ランバークッション」はデスクワーク向けですが、「Keeps ピロークッション」はくつろぎ時間を格段にアップグレードしてくれるアイテム。
横向き・仰向け・うつ伏せ・座るなどのさまざまなリラックス体勢に対応した立体構造が身体にかかる圧力を分散することで、長時間同じ姿勢でも快適に過ごすことができます。
骨ポジションを安定させて理想の姿勢に導く西川独自の技術
坐骨ポケット…坐骨を安定させて座り時の前滑りを抑制
上腕骨ポケット…ポケットに腕がピッタリとハマるので横向きでも疲れにくい
S字ライン…S字ラインについてピッタリとハマり、仰向け時に快適な姿勢に導く
うつぶせサポート…適度なリクライニングで身体にフィットし、顔を支えます
用途に合わせてかたさの異なる「ウレタンフォーム」を使用
「Keeps」シリーズは中材にウレタンフォームを使用していますが、用途によってかたさが異なります。
「Keeps クッション」は高反発で跳ね返るような弾力がありますが、「Keeps ピロークッション」は身体に合わせて形状が変わる、もちもちとした程よい弾力です。
「Keeps ピロークッション」でリラックスタイムを過ごす
まとめ
数日間「Keeps クッション」と「Keeps ランバークッション」をセットで使用しましたが、姿勢に対する意識が高まりました。
いつものイスに装着するだけで、自然と背筋の伸びた姿勢に導いてくれます。
ある程度の腹筋や背筋は必要になるので、使いはじめは少しずつ体勢が崩れてくることがあるかと思いますが「Keeps クッション」の仙骨ポイントが「姿勢が乱れてきているぞ!」とサインを出すようにスイッチを押してくれるので、姿勢への意識を持ち続けることができます。
腹筋や背筋に自信がない方や、癖で背もたれにもたれてしまうという方は、背中と背もたれの間の空間を埋めてくれる「Keeps ランバークッション」がおすすめです。
「Keeps ピロークッション」を自宅で愛用しているスタッフがいたので話しを聞くと「気づいたらいつも寝落ちしてるで」とのこと。
どんな体勢でも長時間快適に過ごすことができるので、起きた時に「イテテ…」となることもありません。
デスクワークや家庭学習、さらにはリラックスタイムまで身体に負荷の少ない正しい姿勢で過ごせる「Keeps」シリーズ、導入してみませんか? 2024.05.02 (くれあ)