2020.12.25
Joshin 試用レポート
新ブランド登場!ヘアアイロン4種類をまとめてレポート!


VENUSiS ストレートヘアアイロン VAS-9300/5300
VENUSiS カールヘアアイロンVAC-5032
ヴィーナスモイストストレートヘアアイロン NCD-HS620T
美容師やプロのスタイリストに使われているヘアアイロン「Venus」から、新ブランド「VENUSiS」(ヴィナシス)が登場!
軽くて使いやすく、低温~高温まで幅広い温度でスタイリングできるので、ヘアアイロン初心者にもピッタリですよ。
一般向けで、髪のダメージを抑えたい方には「Venus」のモイストストレートヘアアイロンもおすすめです。
髪の水分を守りながら、つややかなストレートヘアを実現します。
今回は「VENUSiS」シリーズからストレート2種類とカール、「Venus」からストレートの、4種類のヘアアイロンを使ってスタイリングしてみました!
スタイリッシュ・高機能なストレートヘアアイロン VAS-9300&5300
2020年6月に誕生した新ブランド「VENUSiS」のヘアアイロンは、デザインと機能性をより一層洗練させた、スタイリッシュで高機能なヘアアイロンです。
まずはプレートが薄いストレートアイロンの「VAS-9300」と、コンパクトな「VAS-5300」の性能を見ていきましょう。
VAS-9300 | VAS-5300 | |
---|---|---|
サイズ | 長さ25.3×奥行2.8×高さ7cm(閉時高さ:4cm) | 長さ23.7×奥行2.7×高さ8cm(閉時高さ:3.6cm) |
プレートサイズ | 幅24×90mm | 幅22mm×90mm |
質量(約) | 195g(本体重量のみ)、290g(コード込み) | 270g(コード込み) |
温度設定 | 60℃~210℃(5℃単位で細かく設定) | 80℃~220℃ |
立ち上がり | 約45秒 | |
電源コード | 1.8m |
VENUSiS VAS-9300(以降:9300)/VAS-5300(以降:5300)は、どちらもコンパクトで小回りが利くサイズです。
コードを含まない重さの記載があるのはVAS-9300だけですが、本体だけなら195gととても軽く、手元が疲れにくいので、スタイリング中も快適ですよ。
立ち上がりも約45秒とスピーディで、バタバタする朝でもすぐにスタイリングに入れるのがうれしいところ。
9300は髪にやさしい60℃から210℃と幅広い温度調節ができ、髪のダメージが気になるときは低温、ガンコなクセを伸ばしたいときは高温でと、髪の状態に合わせたスタイリングができますよ。
5300は最大220℃まであがるので、高温でサッとスタイリングしたい方にはこちらがオススメです。
9300のプレート幅はなんとわずか10mm!
先端が細いため、前髪などの細かいセットがしやすく、短い髪をはさむのにも便利です。
5300はプレート部の開きが大きく、髪を一気に多くはさめるので、毛量の多い方にオススメです。
VENUSiSシリーズのプレートは、独自技術「ダイヤモンドライクPlusコーティング」が施されており、耐久性が良く、髪への摩擦も減らしてくれます。
9300は5℃単位の細かな温度で設定ができ、温度は液晶画面に表示します。
温度の上昇が液晶画面で確認でき、設定温度に到達するとアラーム音でお知らせしてくれるのでわかりやすい!
最後に使用した温度を記憶するメモリー機能つきなので、電源を入れればいつもの温度に設定してくれますよ。
60分で電源が切れる自動オフ機能で安全性もありますよ。
5300はダイヤル式で、設定温度に達するとVENUSiSのロゴが点滅から点灯に変わります。
どちらもプレート背面部分は耐熱フェルトで覆われており、手やおでこが当たってもやけどしません。
先端やプレート背面に手を添えながらスタイリングできるので、初心者でも使いやすそうです。
コードは360°回転式なので、どの角度に回してもコードが邪魔にならず、スタイリングしやすいですよ。
髪質に合わせて温度設定をおこなってください
温度設定 | 用途 | |
---|---|---|
60℃~ 150℃ | 通常はこの範囲でご使用ください。 | |
150℃~ 210℃ | 熟練された方のみ必要に応じてご使用ください。 |
ヘアアイロンを使用する場合の温度目安ですが、説明書には通常は60℃~150℃の範囲でと記載があります。
はじめて使う方は、まずこの温度帯でお試しください。
髪質が細い人と太い人だと、同じ温度帯でもアイロンのかかりやすさや髪へのダメージが異なりますので、使ってみて、自分の髪に合った温度でご使用いただければと思います。
今回試用したスタッフは、全員アイロンに慣れていたため、自分が使いやすい温度帯で試しています。
かたい髪質のショートヘアのスタッフがチャレンジ!
髪のやわらかさ:めちゃかたい。指に刺さる凶器
太さ:めちゃ太い。糸。
毛量:めちゃ多い。まりも並
上記の通り、手ごわい髪を持つスタッフぴよこに9300を試してもらいました。
Before/Afterではハネが落ち着いて、ツヤのあるまっすぐな髪になっています。
ぴよこ「温度は160℃で使用しました。立ち上がりが早く、設定温度の途中でも液晶画面に温度が出るので、目で見て分かるのは、バタバタしている朝でも安心できます。
今までカールタイプ&ストレートの2way仕様のものしか使った事がなく、開きが小さいタイプははじめてで、髪が多い筆者は、髪を少し掴んだだけでソコソコの束になり、もう少し広い方が安心して使えるという印象でした。
開きが小さくプレートもコンパクトなので、挟む量が少なくなって、必然的に丁寧なアイロンがけになりました。
本体が小さく軽いので、腕の動きも軽やか。
旅行カバンに入れてもかさばらなくてよさそう!」
とのことです。
毛量が多く一気にスタイリングしたい方には、5300の方が適しているかもしれませんね。
細めでセミロングのスタッフがチャレンジ!
髪のやわらかさ:やわらかい、猫っ毛
太さ:細い
毛量:ふつう
お次は5300を髪質は柔らかく、細めで直毛、量もふつうくらいの筆者が試してみました。
まず持ったときに思ったのが軽い!軽すぎる。
今まで自分が使っていたアイロンを重いと感じたことはなかったのですが、これを知ると戻れなくなりそうなくらい快適です。
プレートがパカッと開くので、筆者くらいの量と長さなら一気にはさんでのばせます。
160℃で使用しましたが、全体をのばすのに立ち上がりを含めて5分かからないくらいで、忙しい朝でも素早くセットできそう!
後ろ髪をのばすときもやけどする心配がないので、ヘアアイロン初心者さんでも安心して使えると思います。
ベーシックな32mmカールのVENUSiS カールヘアアイロンVAC-5032
セット内容:本体、ヘアクリップ×2
サイズ(約):350㎜×37㎜×87㎜(開)71mm(閉)
質量(約) :約355g(コード込)
VAC-5032(以降5032)は扱いやすい32mmのカールタイプのヘアアイロン。
32mmのコテは髪の短い方だと少し大きく感じるかもしれませんが、ゆるっとしたカールを作りやすいサイズです。
重さはコード込で355gですが、持つとかなり軽く感じるので、スタイリング中も腕が疲れなさそう。
ヒートパイプには不要の突起がなく、髪をはさむクリップがスリムで根本まで開閉できるので、髪が絡まりにくい構造になっています。
パイプ部分は9300や5300と同じく「ダイヤモンドライクPlusコーティング」が搭載されており、髪の摩擦を軽減しながらスタイリングができますよ。
手を添えがちな先端はシリコン製のカバーで覆われており、スタイリング中の熱さを軽減します。
5032の設定温度は120℃~200℃で、電源・温度設定ボタンは本体の側面に配置されています。
この位置に電源や温度設定ボタンがあると、使用中に手が触れて温度が変わりそうな心配がありますが、操作ボタンの誤作動を自動で防止するロック機能が搭載されているので安心です。
使用中に温度を変えたい場合は、電源ボタンを長押しすると、ロックを外せますよ。
9300と同じく、温度の上昇が液晶画面に表示され、目に見えてわかるのがうれしいですね。
巻き髪に挑戦だ!
今度は巻き髪に筆者が挑戦してみます!
ちなみに筆者はコテをよく使いますが、基本的に毛先や前髪のみで、普段はもっぱらストレートです。
髪を巻くのはあまり得意ではありませんが、きちんと巻けるでしょうか…。
160℃で巻いてみると、クリップのすべりがよくスルスル巻けるのですが、滑りがよすぎるゆえ、巻いている途中で髪がクリップからぬけてしまうことも。
コテのクリップがスリムなので、髪を付属のヘアクリップでとめて1度に巻く量を減らしたところ、とても巻きやすくなりました。
丁寧に少しずつ巻いていくと、ふわふわとしたゆるやかなカールヘアができましたよ!
1度に巻ける量が少ない分、時間は少しかかりましたが、私物のコテだといつもひっかかって髪が抜けていたので、スタイリング中のストレスから解放されました。
髪のためにも、滑りの良さは大切ですね。
気になるモチですが、筆者の髪は細くて柔らかいのでカールがとれやすく、巻きのキープにはスプレーやワックスが必須でした。
巻きがとれやすい方はワックスやオイルなどをつけて、カールをキープしてくださいね。
パサつきが気になる方に!ヴィーナスモイストヘアアイロン NCD-HS620T
サイズ(約):250mm×30mm×41mm(閉) 71mm(開)
質量(約) :約320g(コード込み)
NCD-HS620Tは従来のブランド「Venus」の一般向けのストレートヘアアイロン。
今回レポートしたヘアアイロンの中では1番コンパクトで、旅行にも持っていきやすいサイズです。
プレートは髪の水分蒸発と、摩擦ダメージを最小限に抑えるモイスティックプレートで作られており、髪の水分をキープしてダメージから守ります。
プレートが髪をキャッチして髪をよく伸ばせるので、パサつかず、うるおいのある仕上がりになりますよ。
9300、5300のようにプレートが耐熱フェルトで覆われていないので、手を添えないようにお気を付けください。
温度設定はタッチパネル式で、90℃/120℃/150℃/180℃/210℃の5段階で設定できます。
本体の内側にタッチパネルがあるため、使用中の誤作動の心配もありませんよ。
乾燥により毛先が広がりやすい筆者の髪を、さっそく伸ばしてみましょう。
「Touch」と書かれたパネルをタップして、180℃に設定します。
プレートがしっかり開くため、髪をはさみやすく、滑りの良さが抜群です!
プレートが熱くて手を添えられませんが、長さがあるため、毛先を引っぱって使えば問題ありませんでした。
本体が小さいので、後ろ髪や前髪などの細かいところもやりやすかったです。
仕上がりも、滑らせた箇所がよくわかるくらいツヤッツヤ!
ハネやすい毛先も1度でスルンまとまって、毛先までしっとりした、うるおいのあるストレートヘアになりましたよ。
サロンでトリートメントした後みたいに手触りがいいツヤサラで、ずっと撫でていたくなりますね…。
まとめ
どのヘアアイロンもコンパクトで軽いため、スタイリング中に手や腕が疲れにくくて快適でした。
プレートの滑りがよく髪がひっかからないことで、スタイリングの時間短縮にもなり、キレイに仕上がるのでいいことづくめ。
毎日のスタイリングによりダメージが気になる方にも「VENUSiS」と「Venus」のヘアアイロンはオススメです。
VAS-9300とVAS-5300には、仕上がりには差が見受けられなかったので、仕様やデザインの好みでお選びください。
性能と使用感の良さは9300、温度の高さ重視なら5300がピッタリかと思います。
コテによる髪のひっかかりに悩んでいる方には、滑りがいい5032、スタイリングによるダメージを抑えたい、ツヤのある仕上がり重視の方は「Venus」のNCD-HS620Tをオススメします。
どれもキレイにスタイリングができますので、ご自分に合ったヘアアイロンをお選びいただければ、と思います。
2020.12.25 (みにとまる)