


AIR BRUSH
エアブラシは、模型・プラモデルの塗装をはじめ、アートやネイルアートなど多種多様な目的のために使用されています。
そのためエアブラシの種類も様々です。
使用目的や操作感の好み、価格などを考慮して、あなたの一番使いやすいエアブラシを見つけてください!

換気はしっかりと
エアブラシは絵具を霧状にして吹き付ける道具です。
使用する絵具によって多量に吸引すると体調に影響を及ぼすものもあるので、
必要に応じて窓を開ける、塗装ブースを設置するなど、
健康にもやさしい作業環境を整えましょう。
エアブラシ
機種ごとに口径や、サイズ等の種類があり、用途・目的に合わせて選ぶことができます。はじめてのエアブラシには「0.3mm口径」がおすすめです!定番のサイズのため、様々な絵具を吹き付けることができます。
コンプレッサー
小型・中型・大型と種類があり、用途・目的に合わせて高出力の機種やバッテリー内蔵の機種などがあります。手軽に始めるなら「小型のコンプレッサー」がおすすめです!
動作音が小さく、始めるための場所を決めやすいです。エアブラシも付いたセット商品もおすすめ!
塗料・絵具
エアブラシは液体の状態であれば、様々な液剤を噴射することができます。イラスト・模型・ネイルなどそれぞれに適した絵具を選びましょう。
絵具に迷った時は…
イラスト:水性アクリル・アルコール系インク・チューブ絵具(用希釈)
模型:水性アクリル・油性アクリル(ラッカー塗料)
ネイル:水性アクリル
クリーニング用品
エアブラシを使用中、また使用後には洗浄のために、洗浄液や、拭き取り用のペーパーなどが必要になります。エアブラシを長くご使用いただくためにも、キチンと準備をしましょう。
エアブラシの洗浄液は使用する絵具によって異なります。ご使用する絵具のメーカー推奨の洗浄液を用意してください。
吹き付ける対象によって、塗料・絵具が変わります。用途に適した塗料・絵具を選びましょう。
水性アクリル絵具
●おすすめ用途
イラスト、模型、ネイルなど
臭気が少なく、はじめてでも扱いやすい絵具です。メーカーによって既に調整してあるボトルタイプの絵具もあるため、はじめてエアブラシを行う際にオススメの絵具です。
●使い方
希釈済みであれば、そのままカップに入れて吹き付けることができます。薄まっていないタイプ、または吹き付けが粗い場合は水・もしくは専用の薄め液で調節して、適正濃度に調整します。
油性アクリル絵具
(ラッカー塗料)
●おすすめ用途
模型など
絵具の調整に有機溶剤を用いるため、臭気の強い絵具です。臭気が強いですが、色数が多く、水性アクリルよりも吹き付けやすい絵具となります。
●使い方
瓶のままだと濃度が高いためそのまま吹き付けることは困難です。メーカー推奨の薄め液(溶剤)と混ぜてからエアブラシに入れます。希釈具合は1:1 程度がベースとなりますが、塗料の状態、色などによって都度調整を行います。
カラーインク/
アルコール系インク
●おすすめ用途
イラストなど
瓶やボトルに入っており、手軽に使えるインクになります。基本的にはほぼ薄めずに使用できますが、状態によっては調整して使います。手軽に使えますが、アクリルに比べ、隠蔽力・耐光性が弱いため、長期保管する作品には向きません。
●使い方
そのままカップに入れて吹き付けることができます。吹き付けてみて粗い場合は、アルコール・もしくはメディウムで薄めて調整していきます。
チューブ絵具
●おすすめ用途
イラストなど
誰もが一度は使ったことがある、チューブ絵具です。入手の容易さ、保管しやすさからエアブラシで使うのも手軽です。
●使い方
エアブラシで使う場合は、よく溶くことが必要です。絵具によっては吹き付け前に茶漉しなどで漉すと、絵具のダマが内部に詰まることを防ぐことができます。
※注意:チューブ絵具は色によって、吸引すると危険な成分が含まれる場合がございます。ご使用の場合は成分を良く確認してご使用ください。
使用する塗料・絵具の「粘度」に適したノズル口径があり、これが合っていないと絵具が出なかったり、詰まりやすいなどのトラブルの原因になります。牛乳くらいの粘度であれば、一般的なエアブラシ塗装には適しています。使用する絵具が適度な濃さであれば、ノズル口径の選択の幅は広がります。描くものや吹き付ける対象の大きさなどで使い分けてください。
0.2mm以下
●用途
極細のラインや細部の塗装、シャドウやハイライトの追加、フィギュアの顔や細部のディテール、迷彩パターンの細かい部分
●特徴
非常に細かい塗装が可能で、精密な作業に適しています。塗料の粒子が細かくなるため、薄く均一な塗装が可能です。
0.3mm以下
●用途
グラデーション、細部の塗装、プラモデルの全体塗装、フィギュアの塗装
●特徴
最も汎用性が高く、初心者から上級者まで幅広く使用されます。細かい作業から広い面積の塗装まで対応可能です。
0.5mm以下
●用途
広い面積の塗装、ベースコート、クリアコート、大型のプラモデル
●特徴
広い範囲を効率よく塗装できるため、大型モデルやベースコートに適しています。
エアブラシの中には、ノズルを交換することで様々な用途に対応することができるものがあります。 ハーダー&ステンベック社製エアブラシ「インフィニティ」「コラーニ」「エボリューション」「ハンザ」 エアテックス製エアブラシ「ビューティフォープラス」は1つのエアブラシでノズルの口径サイズを 変更することが可能です。ノズルを交換することにより1つのエアブラシで、一度に大きな範囲を 塗装したり、細かな模様を描くことが出来るようになります。
適切なノズル口径が決まったら、そのノズル口径が使えるエアブラシを選びます。エアブラシの本体を選ぶ上で重要なポイントは「動かし方」(動作・アクション)です。手軽さやコントロールのしやすさなどそれぞれのエアブラシには個性があります。大きな違いは操作方法による、エアー(圧縮空気)と絵具の放出の違いにあり、簡単に分類すると6種類に分けられます。






STEP3までの中で、塗料・絵具、ノズル口径、操作方法の3つの条件に合うエアブラシを探してきました。
その中から条件を絞り込むことで、さらに使いやすいエアブラシを選ぶことが出来ます。
エアブラシによってカップサイズ変更が不可のものと可能なものがあります。
小型カップ[~5cc]
エアブラシ本体重量が軽くなるため、手の疲れの軽減による長時間の作業でも安定した操作が可能なため、精密作業に適しています。
容量は少ないため、塗料の補充が頻繁の必要となり、広い面積を塗装するのには不向きです。
中型カップ[5cc~15cc]
汎用性が高く、小さな範囲からある程度の面積まで幅広く対応できます。
大型カップと比較すると重すぎず、取り回しも良くバランスの取れた容量です。
大型カップ[15cc以上]
大きな面積を一度に塗ることができるため、広い面積の塗装に適しています。
カップが大きくなるため、長時間の作業では腕が疲れやすくなります。
ニードルアジャスターとはエアブラシの塗料の流量を調整するための機能です。一定量以上の塗料・絵具を吹きたくない場合、または塗料・絵具を一定の噴出量で吹き付け作業を続けたい場合に使用します。
テールキャップ後部のネジを締めつければ、レバーの引き幅が小さくなり、噴出量も少なくなります。ダブルアクションエアブラシをシングルアクションのように扱うことができます。
塗料の流量を細かく調整できるため様々な描画表現を、一つのエアブラシでおこなえる魅力的な機能です。
真鍮製
耐久性が高く、重量感があるため手に持ったときに安定感があります。
アルミ製
軽い素材のため、長時間の作業でも疲れにくく腐食に強い特徴があります。
ご自身にぴったりのエアブラシは見つかったでしょうか?
最後にエアブラシで作業する上で必要不可欠なコンプレッサー、快適に作業ができ、さらには有害物質から自身を守ることのできる塗装ブースの選び方を確認しましょう。
エアブラシ塗装を快適におこなうためにコンプレッサーのスペック値を知ることが大切です。
スペック値を知ることで、自分に必要なコンプレッサーのパワーや、塗料の希釈の調整を覚えることができます。
最高圧力とは
数値が高いほど高圧の空気をつくりだせます。
実際に吹き付ける際の圧力※は必ず最高圧力値より低い数値になります。
また外部タンクを使用する場合は、最高圧力が高いほど空気をためることができます。
※定格圧力または連続使用圧力のこと。
空気吐出量とは
エアブラシから出せる圧力(最高定格圧力)を左右します。
数値が高いほど高圧の空気を連続して出すことができます。
エアブラシのモデルによって、空気の使用量は変わりますので、使用するエアブラシと出したい圧力でコンプレッサーを選びましょう。
エアテックスの塗装ブースには、乾式と湿式があります。
乾式
設備面の手間、コストから家庭用としては乾式が一般的です。
塗装ブース内の換気扇(ファン)により吹付ミストをフィルターに吸着させつつ外気に排出します。
湿式
乾式の機能に加え、水流カーテンにより吹付ミストの大幅カットを実現。乾式と比較すると水の準備交換や、その排水処理など手間はかかりますが、吸気フィルターの交換の手間削減、フィルター目詰まり軽減による高いパフォーマンスでの継続作動水流によるミストの定着により、乾式よりも外気に放出されるミストや臭気を軽減する効果が期待できます。
美しく均等に塗装を行うには、吹き付ける対象に対して垂直にエアブラシを構えます。
�@のように、エアブラシを吹き付け対象に近づけ噴射する量を少なくすると、小さくて濃い細かい点が打てます。
�Aのように、吹き付け対象からエアブラシを離し噴射する量を少し多めにすると、大きな範囲に薄く吹き付けることができます。
�Bのように吹き付ける対象に対して斜めに噴射すると、手前が濃くエアブラシの絵具の吹き出し口から遠くなるにつれ噴射の勢いは弱まりますので、ムラが出来る原因になります。
※ご注意/ エアブラシ付属の標準ノズルの口径サイズによっても吹き付け調整範囲が変化します。
それぞれのノズル口径サイズの一番細いパターンです
レバーを押すとまず、圧縮空気(エアー)だけが、噴射されます。そのまま、レバーを後ろに引くと、ニードルが連動して後退し、ノズル先端とニードルとの間にすき間ができ、塗料が圧縮空気(エアー)の流れに吸い込まれ、霧化して噴射されます。

エアブラシは「レバー(ボタン)」の操作により、内部の「ニードル」と呼ばれるパーツを作動させ、圧縮空気と塗料の排出量を調整し、塗料を噴射させます。そのため、美しい塗装を行うためにはエアブラシの仕組みを理解する必要があります。

ニードルキャップ
ニードル(
)が折れないようにする保護カバーの役目と圧縮空気を整流するパーツです。
ノズルキャップ
ニードル(
)が折れないようにする保護カバーの役目と圧縮空気を整流するパーツです。
ノズル
塗料の最大排出量が決まります。このパーツの出口径がよく言われるノズル口径サイズです。
エアブラシボディ
エアブラシ本体。塗料の注入口や塗料カップを取付けたりします。
※エアブラシによって差異あり。

レバーの引き幅で噴射量を調節します。レバー(
)がレバープッシュメタル(
)を押し、噴射機構を作動させます。

レバー(
)が押されると、ピストンピン(
)が押されて、エアバルブボディ(
)のピンを押し上げ、エアーが出ます。オーリング(
)はエアーが漏れないためのゴムです。
ニードル
塗料の噴射口を開閉する針状のパーツです。先端が曲がったり、折れたりすると目的の場所への噴射が出来なくなり、ニードルキャップ(
)やノズル
(
)へ塗料が付着し、詰まりの原因になります。




レバー(
)操作により、ニードル(
)を作動させるガイドパーツです。
ニードルストップネジ
ニードル(
)をエアブラシ本体(
)に固定するパーツです。このパーツが緩んでいるとニードルとレバーが連動せず、塗料が出ません。
テールキャップ
ニードル(
)とニードルのガイド機構を保護するパーツです。
ニードルアジャスターネジ
レバー(
)の引き幅(=ニードルの後退幅・作動量)を調整し、塗料の最大噴霧量を調整できます。
エアバルブボディ
コンプレッサーより送られた圧縮空気を受け止め、レバー操作により、突起部分が押され、エアブラシへエアーを供給します。

エアブラシ本体(
)にレバープッシュメタル(
)を取り付けます。
方向に注意して写真のように入れてください。細かいパーツなのでピンセットを使うと、やりやすいです。

レバープッシュメタル(
)を入れると写真のようになります。ちょうどエアブラシにもたれかかっているだけで、固定されていない状態です。

次にメインレバー(
)を取り付けます。
押しボタン下部にあるピンがエアブラシ本体(
)内部に刻まれている溝にはまるように入れます。

メインレバー(
)の向きは、ギザギザが刻まれているほうが前になります。この状態では、まだ2 つのパーツは固定されていませんので不安定なままです。

つぎにニードルガイド(
)を、エアブラシ本体後方から、ゆっくりと入れていきます。ニードルガイドに押されるような形でレバープッシュメタル(
)がメインレバー(
)の方向へ動きます。この段階で、初めて仮固定されます。

ニードルガイド(
)にニードルスプリング(
)を通します。

スプリングガイド(
)を取り付けます。

ニードル(
)をゆっくりと通し、ニードルストップネジ(
)で固定します。ニードルを通
す際は先端部を曲げないよう慎重に入れてください。

ニードルストップネジ(
)が緩んでいると、メインレバー(
)とニードル(
)が連動しなくなるため、エアブラシから塗料を出すことが出来なくなりますので、しっかりと締めてください。

テールキャップ(
)を装着させれば、組立完了です。

塗料カップに残った塗料を捨てます。ケトルを使えば、噴射した余分なミストを気にせず排出することが出来ます。臭いも軽減されます。

塗料カップの中の塗料がなくなったら、洗浄液を塗料カップの1/4程度入れます。
洗浄液は、その塗料に応じた物をお使いください。アクリル系の塗料にはストロングクリーナーが最適です。

筆やブラシを使い、塗料カップ内をこする様に洗います。ニードル周りもよく洗ってください。

洗浄液を入れティッシュなどでエアブラシの先端を塞ぎ、推しボタンを操作すると(逆流)カップ内がブクブクと泡立ち、エアブラシ内部で洗浄液が行ったりきたりするので効果的に汚れを落とすことが出来ます。
※塗料が飛び散らないようご注意ください。

ある程度、うがい洗浄が出来たら、洗浄液を排出します。この工程を4,5 回繰り返してください。

前工程までで、ある程度洗浄ができたら、クリーナーを含ませたティッシュなどで塗料カップの内側を拭き取ります。

分解し、ニードルを抜いてみてください。まだ塗料が付着していますので、この部分もしっかり拭きとってください。

ニードルキャップを外し、ノズルキャップ、ニードルキャップも綿棒などを用いて綺麗にしてください。これで洗浄は完了です。
※そのまま綿棒を差し込むと、ニードルが曲がってしまいますので、ご注意ください。