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2021.04.02

Joshin 試用レポート

ワンコインプラモデル! タミヤのドイツ将校乗馬セットの馬を塗装して愛でる

メイン画像
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タミヤ 1/35 ドイツ将校 乗馬セット【35053】

「馬のプラモデルを塗りたい!」
思い立ったが吉日ということで、ドイツ軍将校2人と軍馬がセットになった『タミヤのドイツ将校 乗馬セット』をさっそく作って『筆塗り』してみました!
※ 馬が塗りたかったので、今回はドイツ将校には目もくれていません。 ライター:ryous

タミヤのドイツ将校 乗馬セットをさっそく作る

  • セット内容
    セット内容
  • 目当ての馬!ヒヒ~ン!
    目当ての馬!ヒヒ~ン!
  • 無垢な状態でも美しい
    無垢な状態でも美しい

中身はドイツ将校2体で1枚のランナーと、ウマのフィギュアで1枚、計2枚のランナー入りです。
加えて薄いプラバンが一切れ封入。
プラバンを切り分けて、手綱として使うようです。
これだけ入ってワンコインで購入可能なのは驚きです。
白の成型色が美しい。

馬を組み立てた

  • 一瞬で出来てしまいます
    一瞬で出来てしまいます
  • 組み立てただけでこの仕上がり
    組み立てただけでこの仕上がり
  • ディティールが良いです
    ディティールが良いです
  • お腹の血管や筋肉の造形美が素晴らしい
    お腹の血管や筋肉の造形美が素晴らしい

ランナーを見た瞬間に組み立て方が理解できるほど、組み立てはカンタンです。
※組立には接着剤が必要です。
あっという間に完成! お腹の血管や、脚の筋肉の造形が美しいですね!
顔の中心にパーティングラインと、背中の合わせ目が割と目立つので処理しました。
合わせ目とパーティングラインの消し方は、下記でも詳しく説明していますので参考にしてみてください。

プラモデル製作入門 <第3回> パーティングラインの消し方
プラモデル製作入門 <第4回> 合わせ目の消し方

馬を塗っていこう

  • パッケージ背面の塗りの見本
    パッケージ背面の塗りの見本
  • タミヤカラーを用意して塗っていきましょう
    タミヤカラーを用意して塗っていきましょう

パッケージの背面に色見本が書かれているので参考にしましょう。
栗毛が可愛く、青毛がカッコイイですが、真ん中の美しさ漂う葦毛(あしげ)で塗ることに決めました!
イラストを良く見ると肌は白単色ではなく、薄く黄色だったり青みがかっているところもあります。
手元に青色が無いのが不安ですが、この7色のタミヤ アクリル塗料を使って塗っていきたいと思います。

身体を塗る

  • 真っ白なボディをダークシーグレイで塗装しよう
    真っ白なボディをダークシーグレイで塗装しよう
  • 泥遊びでもしたのかっていう汚らしい感じに
    泥遊びでもしたのかっていう汚らしい感じに

ダークシーグレイで全体をなんとなく塗っていきます。
だいぶ汚らしい感じに。だいぶ不安です。

  • さらに色を重ねていく
    さらに色を重ねていく
  • リアルさが増しましたね
    リアルさが増しましたね

微量のフラットフレッシュをフラットホワイトにまぜた状態(1:9くらい)で、先ほどのダークシーグレイに薄く塗り重ねました。
薄っすらダークシーグレイが透けて見えます。

たてがみと尻尾

  • 部分的に色を塗っていきましょう
    部分的に色を塗っていきましょう
  • 生物らしくなってきました
    生物らしくなってきました

フラットホワイトにフラットイエローを、これまたほんの少し(9:1くらい)混ぜて、たてがみと尻尾を塗ります。

  • さらに重ね塗りしていきます
    さらに重ね塗りしていきます
  • ちょっと色が濃くなりすぎた!
    ちょっと色が濃くなりすぎた!

白が強く黄色が薄すぎて、のっぺりしているので、ダークシーグレイにフラットイエロー(2:8くらい)を混ぜて、たてがみと尻尾を塗り重ねます。

  • 白を乗せて色味を抑えました
    白を乗せて色味を抑えました
  • 黄色を濃くしすぎたので、先ほどのフラットホワイトに、フラットフレッシュをほんの少しまぜた分でさらに上から塗り重ねました。こんなもんでしょう!

筆を持ち替えて、細部を塗っていく

  • 目や馬具に黒を施す
    目や馬具に黒を施す
  • 細部には面相筆を使用
    細部には面相筆を使用
  • 良い感じです
    良い感じです

フラットブラックで、顔に取り付けられた馬具や目などの細部を塗ります。
筆を持ち替えます。
手入れをしておらず、荒い使い方がバレてなかなか恥ずかしいのですが、ここまでは広範囲をざっくり塗るのに便利な平筆(右)を使用しました。
ここからは細部を塗るのに向いている、面相筆(左)を使っていきます。
フラットブラックで塗った状態です。
立体感を出すことを狙って、色を変えて塗り重ねてみたいと思います。

  • 調整にフラットブラウンをプラス
    調整にフラットブラウンをプラス
  • 光の表現にフラットアース
    光の表現にフラットアース
  • さらに輝きを加えるフラットフレッシュ
    さらに輝きを加えるフラットフレッシュ

フラットブラックが少し残るよう、フラットブラウンを塗り塗り。
光があたって明るくなっているであろう箇所を意識して、フラットアースを塗り塗り。
もっとも光があたっているところ(カドやでっぱり)をフラットフレッシュ塗ってフィニッシュ!

完成!

  • 陰影が出てリアルになった
    陰影が出てリアルになった
  • 後ろ姿も猛々しいです
    後ろ姿も猛々しいです

なかなか、かわいくできたのではないでしょうか。
今回は白馬に仕上げましたが、ダークシーグレイなどを加えた事で軍馬の猛々しさを感じられる仕上がりになりました。
光の表現も塗装で施せるので、小さいながらにとてもリアルな印象です。

まとめ

  • 猛々しいと言いつつメルヘンに撮影
    猛々しいと言いつつメルヘンに撮影
  • 馬は良い…
    馬は良い…

写真を撮りつつ、テレビも見ながらのんびり塗って1時間ちょっとで仕上がりました。
雰囲気を出すために何か背景を用意して撮影しようとした所、青々とした緑と芝と花があったので軍馬と思いつつ置いてみたら、猛々しい馬が一気にメルヘンな仕上がりに!
これはこれで、いいでしょう!
作業負担も少なく、完成後も眺めて満足度が非常に高いプラモデルです。
セットの将校2人は、またいつか。きっと。作るよ。(ゴメンよ) 2021.04.02 (ryous)

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