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| 今回使う道具
缶スプレーもしくはビン入りのサーフェイサー、エアブラシ、ペーパーヤスリを使います。缶スプレータイプは、そのまま吹き付けられるので初心者におすすめです。
エアブラシは、エア圧のコントロールが効くので細かい調節が行えます。その場合はビン入りのサーフェイサーを使うことになります。 | サーフェイサーの種類
サーフェイサーは、500〜1500番まで、番数が上がれば上がるほど粒子が細かくなっています。表面処理の状態(キズ)がどの程度かによりますが、かなり表面を加工したり、パテを盛ったりした場合は500番で処理し、仕上げに1000〜1500番を使います。ペーパーヤスリ掛けと同じような感じです。
また、今まではグレーが主な色でしたが、最近はホワイトやブラック、ピンクなど、上塗りのカラーに合わせて選ぶことができます。レジン用にはプライマーが配合されていて、食いつきがよくなっています。しかしこのレジン用はプラモデルには使えませんのでご注意ください。プラを溶かしてしまいます。 |
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| ビン入りと缶スプレー
サーフェイサーにはビン入りと缶スプレータイプがあります。エアブラシをお持ちでない方は手軽に使えて便利な缶スプレーをお使いください。缶スプレーで吹き付ける際は、勢いよく吹き出しますので、出来れば屋外で、周りに配慮しながらお使いください。屋内で行う場合は、エアブラシ(ビン入り)と同様、換気を充分に行うこと。ピンポイントで修正するときは筆で直接塗ることもあります。
| サーフェイサーは溶きパテ
前回の【ヒケ、へこみの処理】でご紹介した「溶きパテ」は、実はサーフェイサーと同じものです。前回は筆で塗っていましたが、エアブラシで吹き付けることができます。もちろんいずれも表面の平滑化が目的です。同じくベースホワイトと言う商品がありますが、これは白い色のサーフェイサーで、番手は1000番です。
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| 今回使用するプラモデルは・・・
前回の【ヒケ、へこみの処理】で使用したプラモデルを使います。ガンダムのプラモデルで初期からある旧キット。別名モナカキットというやつですね。いろんな意味で練習するのに最適なキットです。サーフェイサーを使う前に、今までご紹介してきた処理をすべて行います。ゲート、パーティングライン、合わせ目、ヒケ・へこみ処理です。これらの処理を済ませたらサーフェイサーを吹きます。
| 塗装しやすいようにします
パーツを分割し、塗装しやすいようにします。クリップなどでパーツをつかんでおくと塗装しやすくなります。さらに細かく分割して塗装するとキレイに仕上がりますが、その分手間も掛かるので一長一短ですね。
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| エアブラシでホコリを飛ばします
塗装する前に、エアブラシの風圧でホコリを飛ばします。もちろん塗料を入れる前に行ってください。後はウェッティで拭いておきます。本当は中性洗剤で一度洗って脱脂したほうがいいようです。その場合はしっかりと乾燥させましょう。水滴が残っていると塗装が上手くいきません。
| 塗装に入ります
今回はエアブラシで吹き付け塗装します。パテを盛ったり、削ったりしましたのでビン入りの500番からスタートです。500番は少々荒れた表面でもしっかりと埋めていってくれます。しっかりと混ぜてから希釈しますが、かなりの粘度です。仕上げは1000番か1200番を吹きつけていきます。
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| エアブラシで吹き付け
缶スプレーの場合はそのまま吹きつけますが、エアブラシの場合は溶剤でかなり薄めてから吹きつけます。番手が下がると粘度が高くなりますので、希釈度合いも上げていきます。
エアブラシについてはニードルをいつもより少し開けて、エア圧を高めにコントロールしてください。普通の塗料と塗り方は変わりませんが、あまり厚塗りにならないように気をつけます。
| 1回目の吹き付け完了
500番のサーフェイサーを吹き終わり、乾燥させました。サーフェイサーの効果で平滑になったように見えます。
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| 塗装面の確認
500番の目の粗さを確認します。先ほどの画像ではキレイに見えましたが、アップにするとかなり表面がザラザラになっています。キズはほとんど消えてしまいますが、かなりの厚みになるので吹き付ける時の参考にしてください。
| 磨きます
ペーパーヤスリでしっかりと全体を磨きます。番手は600〜1000番くらいを使います。キズやへこみは大半消えているはずですが、残らないようにしっかりと磨きます。1回目のヤスリ掛けは空研ぎで行います。
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| 磨き面の確認
磨き終わったら、キズやへこみが残っていないか表面を確認します。磨き残った部分がキズやへこみです。全体的に磨きましたが、本当はもっと下地が出るまで磨いた方がいいです。せっかく塗ったのにもったいないような気もしますが、磨けば磨くほど、表面がキレイになっていきます。
| キズ、へこみの処理
所々少し大きめのキズがありましたので、ヒケ、へこみ処理同様、溶きパテやパテで修正しました。今回ビン入りサーフェイサーを使っていますので、このサーフェイサーを筆塗りします。乾いたら再度ペーパー掛けし、へこみをなくします。キズの範囲が広い場合は再度同じサーフェイサーを吹き付けることもあります。
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| 1200番を吹き付けます
へこみがすべて処理出来たら1000〜1200番のサーフェイサーを吹き付けます。パテを盛ったり、削ったりしていなければ、このくらいの番数がおすすめです。もちろん、缶スプレータイプも同様です。あまり改造や工作をしないのであれば、500番は不要だと思います。
| 仕上がりを確認
細かいキズもすべて埋まって表面が滑らかになっています。サーフェイサーの一番の役割は、この表面処理になります。また、グレー色は細かい段差を確認しやすく、キズ発見に最適です。
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| 1200番の表面
こちらは1200番の表面です。先ほどの500番と比べてどうでしょうか。かなり平滑化されていますが、それでもアップにするとデコボコが見えています。今度は1500番くらいのペーパーヤスリで磨くとキレイになります。
| 隠ぺい力
プラスチックは光を透過します。塗装しても、塗料によっては、そのまま透けてしまうことがあります。せっかく出来上がっても光が透過すると質感が台無しです。また、薄い色を塗る際は、下地の影響を受けやすいのですが、それらを隠してくれるのがサーフェイサーの良いところです。光が透けにくくなったり、下地の色を隠したりしてくれます。これを隠ぺい力といいます。
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| 下地の完成
すべてのへこみとキズがなくなって平滑化されたら完了です。これで下地が出来上がりました。後は色を付けていくだけです。サーフェイサー効果でとてもキレイに仕上がりました。
| 作業は繰り返しです
作業は、「サーフェイサー」→「磨く」→「キズのチェック」→「サーフェイサー」→「磨く」と繰り返し行います。最終処理としては1500〜2000番くらいのペーパー掛けで終わります。カーモデルなどのツヤ有り塗装で特に綺麗な下地を作る場合は、細かい番手のペーパーヤスリを使ってください。最終のヤスリ掛けは水研ぎで行うとツルツルの表面になります。この作業を繰り返すことで滑らかな下地を作り出すことができますが、満足したり、飽きたら、次の作業に取り掛かりましょう。
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プラモデルの塗装の話になると、決まってサーフェイサーが必要かどうかと聞かれますが、これは必要に応じてということになります。使わなくて済むなら使わない方が一工程省けて良いわけです。しかし、改造・改修したり、より仕上がりを重視した表面処理を行う場合はサーフェイサーが必須となります。光沢で明るい色を塗装する場合は、ホワイト系のサーフェイサーで下地を作ると後の塗装でよりよい発色を得ることができますし、ミリタリー(つや消し塗装)などは使わなくても済む場合もあります。エッチングなど、いろんな素材が入り交じる場合にはプライマー効果のあるサーフェイサーを使うといいかもしれません。別に無くてもプラモデルを作ることができますので、無理して使う必要はありません。注意点としては、塗膜が厚くなりやすいので、繊細なモールドは埋めてしまったり、緩くなったりしますので逆効果となることがあります。 また、ガンダムのプラモデルに代表される色の付いたプラモデル(色プラ)は、せっかくの下地がありますのでサーフェイサーを吹くことで無しで塗装した方が楽だと思います。例えば黄色はすごく塗装がのりにくい(発色しにくい)のですが、下地が黄色ならなんの問題もありません。これをあえてグレーにしてしまうと塗装するのに苦戦します。状況に合わせてお使いください。 (C)創通・サンライズ
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| --- E N D --- | 2013/5/7 公開(ガルダン) |