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| デカールの種類 貼り付けるのに多少手間と技術が必要ですが、色の表現が多彩で、シール自体が薄いのであらゆるプラモデルに採用されています。 手軽に貼ることができるのですが、基本単色が多く、マーキングなどが主になります。必要な部分だけ転写しますのでとてもキレイに仕上がります。 こちらも手軽にはれるのでお子様でも扱えます。ダンボール戦記やHGなどはこのシールタイプが多いです。マーキングシールは必要な部分だけをハサミで切り出して貼り付けます。ホイールシールはそのまま台紙から剥がせばすぐに貼ることができます。 | 使用する道具
ハサミ、デザインナイフ、ピンセット、水の入った容器(水転写デカールの場合)、マークソフター、マークフィット、綿棒、ティッシュなどを用意します。基本的には小さいハサミと水、ピンセット、綿棒があれば事足ります。 デカールは基本的に切り出して使いますが、小さなデカールの切り出しにはデザインナイフがあると便利です。水容器はデカールの大きさに合わせて用意してください。水転写デカールが貼りにくい、しっかりと貼り付けたい場合はマークソフター、マークフィットを使います。 |
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| 水転写デカールの貼り方
塗装が済んだキットと水転写デカールを用意します。キットは前回筆塗りした「VF-11B サンダーボルト」を使用します。水転写デカールには水を使いますが、冷たい水はデカールが台紙から離れにくくなり、破れのもとになります。冬場はぬるま湯を使うと良いでしょう。 また、古いデカールなどは水に入れた途端、バラバラになることがあります。これも水が冷たいと起こりやすいような気がします。 | デカールをカットします
それでは作業に入ります。説明書とキットを見てデカールの位置を確認します。貼る位置を確認できたら、必要なデカールをハサミかデザインナイフで切り出してください。端にあるデカールならハサミでもいいですが、中を切り抜く場合はデザインナイフがおすすめです。
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| 水に浸します
切り出したデカールを水に浸します。前述のとおり、冬場はぬるま湯を使います。少し浸けたら取り出します。 ※間違っても全部のデカールを一度に水に浸けないようにしてください。全部のデカールが一気にはがれて失敗します。水を入れる容器は何でもいいです。デカールの大きさに合わせてご用意ください。 | 取り出します
取り出したデカールは少し置いておきます。ピンセットか綿棒でデカールがずれるか確認します。ずるっと動いたら貼り時です。手で触ったり、力を入れて引っ張るとすぐに破れますので注意してください。また、水に浸けすぎると糊が弱くなります。
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| キットに貼り付けます
デカールの台紙を指でつまんでキットの貼り付ける場所に持っていきます。ピンセットや綿棒などを使って、台紙からデカールをスライドさせて貼り付けます。水が付いていますので、そのまま滑らして位置を変更できます。動かない場合は水を足してずらしてみてください。
| ピンセットでつまむ
ピンセットで直接デカールをつまんでもいいです。小さなデカールなどはこの方が貼りやすくなります。大きなデカールはピンセットでつまむと折りたたまれてクチャクチャになりやすいので注意が必要です。
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| 水分を取る
デカールの位置が決まったら水分を取り、定着させます。水分は綿棒で取るのがいいと思います。デカールの中に水と空気が入っていますので、しっかりと出さないと定着しません。デカールの中心から外に向けて、綿棒を転がしていきます。この時できるだけ擦らないようにしてください。綿棒の代わりにティッシュを使ってもいいですが、デカールを痛めないように気をつけてください。
| 空気が抜けない
デカール内の空気や水が抜けない場合はデザインナイフなど先の尖った物で少しだけ穴を開け、そこから抜き出してください。写真のような小さなデカールでは問題なく抜き出すことができるのですが、少し大きくなると発生しやすくなります。
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| ピッタリと貼れない場合
つや消し塗装に上から貼る場合や、曲面など、デカールがフィットしない場合に蒸しタオルで押さえると圧着することができます。デカールを貼ってから水分を抜いて、その上から蒸しタオルで押さえます。 ※デカールが密着していないと、乾燥後にデカールが白くなって目立ちます。これをシルバリングと言います。 ※つや消し塗装は表面がざらつきますのでデカールが貼りにくくなります。 | マークソフター
デカールの軟化剤です。蒸しタオルを使っても限界がありますが、この軟化剤を使うとデカールが柔らかくなり、細かい凹凸にもピッタリと収まります。使い方はデカールを貼り付けた上からマークソフターを塗ります。少し置いて、柔らかくなったところを見計らって綿棒などで押さえつけます。そうすると柔らかくなった部分を密着させることができます。 注意点として、デカール自体を柔らかくすると言うことは、一時的に弱く(フニャフニャ)になり、縮んだりします。うまく使うとかなり便利なツールです。 |
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| マークセッター
デカール用の糊(のり)です。マークソフターほどではないですが、軟化剤も入っています。デカールには普通に糊がついていますのでそのまま貼れるわけですが、デカールをより強固に貼りたい場合に使います。 使い方は、デカールを貼る部分に予め少量のマークセッターを塗っておきます。その上からデカールを貼ってください。後は普通に水分を抜くだけです。思ったほど馴染まない場合は、その上からさらにマークソフターを塗る場合もあります。 | 木工ボンド
デカールの糊が足りない時やしっかりと貼りたい場合は木工ボンドも使えます。これは古典的な技術で昔から使われています。軟化しないのでデカールが縮まることがありません。
シルバリングの防止にもなります。
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| 破れた時は
デカールを貼っているとよく破ってしまうことがあります。そのまま素知らぬふりをして貼ってしまいましょう。少しくらいなら問題ありません。大きく破れた場合は糊をしっかりと塗っておきます。
| リカバリー
一部破れたところが無くなったり、削れてしまった場合は修正します。余ったデカールを確認し、無くなった部分と同じ色がないか探してください。あればその部分を切り取って、修正したい部分に貼り付けます。これでリカバリー完了です。 どうしても無い場合は、乾燥後に塗料でごまかすことになりますが、なかなか同じ色にはならないです。黒とか白なら大丈夫ですが。その場合、ラッカー系はデカールを溶かてしまうので使えません。 |
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| ドライデカールの貼り方
水転写デカールは少々面倒な部分もありますが、ドライデカールはとっても簡単でキレイに貼れます。ドライデカールも必要な部分だけをハサミかデザインナイフで切り出します。
| 転写します
デカールを貼りたい位置に持っていき、そのまましっかりと擦りつけます。この際、デカールが動かないように、テープで固定してから行います。小さなデカールを手で押さえながらこすると間違いなく失敗します。擦るのは専用の道具もありますし、小さいデカールなら爪楊枝で擦ってください。爪で擦ってもいいです。調色スティックも使えそうです。先が丸い方が擦りやすいでしょうか。
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| フィルムを剥がします
まんべんなく擦ったら台紙フイルムを剥がしていくのですが、この際ゆっくりと剥がしていってください。まだ、転写出来ていない部分があるなら、一度戻してその部分を擦り直してください。転写したい部分(数字)だけがキレイに貼られています。
| ホイルシールの貼り方
ホイールシールはそのまま台紙から剥がして貼るだけです。ただ、手で粘着部分を触ると粘着力が落ちますので貼れなくなります。ピンセットでつまんで、台紙から剥がします。そのまま貼りたい場所に持っていって、上から押さえる際は手を使ってください。均等に押さえてつけたら出来上がりです。
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| デカールの保護
最後にアクリル、エナメルのクリアを使ってデカールを保護します。トップコートを全体的に吹いてもいいです。デカールをしっかり保護しておかないと、ひび割れたり、めくれたり、変色したりして劣化してしまいます。デカールを保護する前にしっかりと乾燥させてから行ってください。
詳しくは、特集のバックナンバーをご覧ください。
| デカール貼り付け完了
デカールを貼ることで簡単にディテールアップができました。余ったデカールは残しておくと別のキットを作った際に活用できます。
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前回は塗装をしましたので、今回はデカールでディテールアップを行いました。最近のデカールはキレイでデザインもいいですし、とても扱いやすくなっています。面倒に思われている方も是非トライしてください。 今回のレポートで、ぬるま湯を使うようにと書いておきながら、冷たい水を使ってサソリのデカールを破ってしまいました。しかし、そのまま何事もなかったように貼ってしまっています。ドライデカールとホイルシールはガンプラやダンボール戦記の余り物をアッガイ(旧キット)に貼ってみました。 |
| --- E N D --- | 2013/2/25 公開(ガルダン) |