2025.02.21
Joshin 試用レポート
シンプルなデザインと性能が特徴の『BOOKMAN』の自転車ライト4種の明るさチェック



BOOKMAN ブロックライトリア / カーブフロントライト / Volume800 / エクリプス
夜間のサイクリングでは、前方の道を照らすためや後方への車などに居場所を伝えるために、フロントライトやリアライトは必須です。
今回はBOOKMAN(ブックマン)より登場している、自転車に使えるライト4種をお借りしたのでまとめて試します。
手ごろに使えるものから高機能なものまで、ご自身のバイクライフに合わせてお選びください!
ライター:ぴよこ
ライトブランドの『BOOKMAN』の4種のライトを試す
充電端子の確認
BOOKMAN 自転車用LEDライト ブロックライトリア
超高照度 | 50ルーメン |
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稼働時間 | 最大25時間 |
充電時間(約) | 2時間 |
セット内容 | 本体、マイクロUSBケーブル1本 |
モード(4種) | HIGH(50lm)…点灯・点滅 LOW(14lm)…点灯・点滅 |
ブロックライトリアは赤く点灯・点滅をするリア専用のテールライトです。
シリコンバンドがついており、シートポストなどに巻き付けて簡単に取り付けられます。
バンドは本体にくぼみがあるので、くぼみに沿わせて固定してください。
20~30m離れてた位置でもしっかり認識できる
夜間にブロックライトリアを点灯(HIGH)させて、20~30m離れた位置から自転車を確認してみると、しっかり位置が確認できました。
しっかり尾灯としての役割を果たしてくれます。
押しやすいボタンで使いたいときにすぐに点灯ができるので使いやすいライトです。
個人的にはシリコンバンドが細いので、時々バンドが元気か確認する必要はあるかと感じました。
BOOKMAN 自転車用LEDライト カーブフロントライト
超高照度 | 220ルーメン |
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稼働時間 | 最大70時間 |
充電時間(約) | 2時間 |
取り付け環境 | 直径 22-42mm のハンドルバーに適合 |
セット内容 | 本体、マイクロUSBケーブル1本 |
モード(5種) | HIGH(220lm)…点灯・点滅 MID(100lm)…点灯 LOW(15lm)…点灯・点滅 |
『カーブフロントライト』は、ブロックライトリアよりもしっかりとした厚みと太さのあるシリコンバンドで取り付けられる、白色LEDのライトです。
形状的にシートポストにつけて横長な見た目で使いたいと思ったら、同じ形状でリアライトもあるようです。
自転車のハンドル中央のステムに着けたかったのですが、バンドの長さが足りなかったのでハンドルに着けました。
電源ボタンはライトの横にあり、そのボタン面がバンドのロックにもなっています。
電源ボタンのパーツを外側に開くようにして持ち上げるとパーツが外れるので、ハンドルにバンドを通して固定してください。
明るさチェック:街灯のある街中なら十分な明るさ
ライトをつけて(ボタン長押し)、短押しするとライトのモードや明るさが変更できます。
3つの明るさと点灯と点滅を組み合わせた5つのライトモードが搭載されています。
LOWは存在を認識させるほどの明るさで、MIDは自転車の前方付近を照らせる明るさです。
最大の明るさは220lmですので、街中で使うなら十分です。
横向きにするとかなり明るさが横に広がり見やすくなります。
今回のように縦長だと、高い位置にある道路標識に明かりが照らされて見やすかったです。
超高照度 | 800lm |
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稼働時間 | 点灯時最大35時間、点滅時120時間 |
充電時間(約) | 2時間 |
防水性 | IPX5 |
本体サイズ | 110×30×30mm |
セット内容 | ハンドルバーマウント、6角レンチ、GO PROアダプター |
モード |
点灯(5段階)…800・400・200・80・40lm 点滅(5段階)…800・400・200・80・40lm |
『Volume800』は800lm(ルーメン)というしっかりとした明るさで照らせる自転車用ライトのフロントライトです。
明るさはダイヤル操作で、5段階の点灯と点滅で調整ができます。
本来はガーミンとGoPro用のアダプターのマウントが付属しますが、今回はお借りできなかったため筆者の自転車には取り付けず、家族の自転車のガーミンマウントに取り付けることに。
『Volume800』はガーミンマウントに対応しているので、お使いのガーミンマウントに装着しているガーミン製品と『Volume800』を付け替えられます(あんまりそんな状況ないかも知れませんが…)。
バッテリーは着脱式なので、予備のバッテリーを用意しておけば長時間のライドも可能です。
上部にバッテリー残量ランプを搭載しており、4つのインジケーターランプで残量が確認できます。
IPX5の高い防水性能と、どんな状況下でも快適にサイクリングができる高性能なモデルです。
明るさチェック:目の前~周辺も明るく照らすので暗い道も安心!
自分の自転車しか運べなかったので『Volume800』を手持ちで明るさを確かめます。
40lmは自転車の存在を示すほどの明かり、200lmはカーブフロントライトのように前方を明るくてしています。
800lmだとさらに明るくなり、肉眼だと200lm時には見えにくかった奥の木にも明かりが届いていました。
左右もより広い範囲まで明るくなり、真っ暗な場所でのライドでも十分な明るさを確保できるかと思います。
場所や状況に合わせて5段階で切り替えられるので、フロントライトはVolume800さえあれば安心です。
BOOKMAN ウェアラブル 多機能LEDライト エクリプス BOOKMAN-579
超高照度 | 白 30ルーメン/赤 7ルーメン |
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稼働時間 | 2~60時間 |
充電時間(約) | 2時間 |
防水性 | 全方位からの水滴に対する防水性能(IPX4) |
本体サイズ | 35×35×20 mm |
セット内容 | 本体、シリコンストラップ1本 |
モード(6種) |
白色点灯…HIGH/LOW 白色点滅…LOW 赤色点灯…HIGH/LOW 赤色点滅…LOW |
充電状況:緑 残20%以上/オレンジ 残20%以下
エクリプスは本体にクリップがついており、ランニング、サイクリング、ハイキング、ウォーキングと様々なスポーツや通勤通学に使えるウェアラブル多機能ライトです。
クリップでウェアやバッグに、バンドを使えば自転車に取り付けられます。
ライトの色も赤と白のどちらでも使えますので、フロント・リアのどちらにも対応!
今回は自転車の前につけてみました。
衣類やバッグに着けてさらに安全!
明るさは最大でも30ルーメンですので、自転車のフロントで使う場合は、道を照らすというよりは、相手に存在を知らせる明かりです。
赤色に切り替えてリアライトとしての明るさを確かめようと、自転車にはブロックライトリア(50lm)、リュックにエクリプス(7lm)を装着して20~30m離れて確認してみましたが、ブロックライトリアと同じくらいライトの存在を把握できました。
自転車「にも」取り付けられるライトですので、やはりクリップを使って体に取り付け、夜間のランニングなどで近くを走る車などに自分の位置を知らせるのがメイン使いのライトです。
位置を知らせるのには十分な明るさですし、バックパックなどに着けて後方にも位置を知らせる事ができますので、1つあればとても万能に使えるかと思います。
まとめ
『ブロックライトリア』は本体とバンドが一体で取り付けやすく、明るさも十分にあり、お子様用の自転車などに取り付けるのもおすすめです。
フロントライトは、街灯を走るのがメインの方なら『カーブフロントライト』で十分ですが、ロードバイクで長時間のロードを趣味とされている方ならどこでも使える『Volume800』がおすすめです。
『エクリプス』は自転車にも使えますが、明るさは控え目ですので、体に付けて使うのがメインといった印象です。
ライトの色は赤と白の切り替えができ、クリップでウェアに装着したりバンドをループに通して使うなど、様々な使い方ができます。
レポートのように自転車に乗りながら、体にも装着することで、より安全なサイクリングが行えるのではないでしょうか。
安全をサポートするライト選びにぜひレポートをご活用ください。
2025.02.21 (ぴよこ)