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Joshin 試用レポート 全方向にス~イスイ♪ 「Wヘッドベース」で、前後左右もラクチン アイロンがけ!

パナソニック コードレススチームアイロン NI-WLシリーズ

愛され続けて10周年の「Wヘッドベース」は、パナソニック自慢の機能のひとつ。
ハンドルを持ち替えずに前後左右全方向へ動かせると、アイロンがけは楽しくなるのか?
705と405を中心に、NI-WLシリーズの4つを比較しながらレポートします。

ライター:えむ

パナソニック コードレススチームアイロン NI-WLシリーズ

  • NI-WL705
    NI-WL705
  • NI-WL605
    NI-WL605
  • NI-WL505
    NI-WL505
  • NI-WL405
    NI-WL405

NI-WLシリーズのラインナップは、最上位モデルからエントリーモデルまで、全部で4種類。
何が違うのかというと、1番の違いはアイロン面の素材にあります。
「すべりの良さ」は、アイロン面の素材の違いで決まりますので、レポートをご覧いただき、参考にしていただければと思います。
それ以外の違いもあるので、いろいろ確認していきましょう。

見るからに違う。4種のかけ面

  • NI-WL705 ミラーマジ軽
    NI-WL705 ミラーマジ軽
    NI-WL705
    ミラーマジ軽
  • NI-WL605 セラミックコート
    NI-WL605 セラミックコート
    NI-WL605
    セラミックコート
  • NI-WL505 ハードチタンコート
    NI-WL505 ハードチタンコート
    NI-WL505
    ハードチタンコート
  • NI-WL405 シルバーチタンコート
    NI-WL405 シルバーチタンコート
    NI-WL405
    シルバーチタンコート

NI-WLシリーズ共通の特徴であるラグビーボールの形のような「Wヘッドベース」は、前後左右全方向に動かせる形状です。
前だけでなく後ろにも動かせるので、持ち替えせずにアイロンがけでき、使ってみると、思った以上に便利。
後ろに動かしても、シワになりません。

もうひとつの特徴は、スチーム穴です。
どのモデルも全部で32個あり、アイロン面全体に配置されています。
スチーム穴の深くて広いくぼみ(ディンプル)から噴射されるスチームは噴射範囲が広くなり、ムラなく、たっぷりスチームをあてられます。
そして、モデルごとに異なるアイロン面の素材は、記載のとおり。
最上位機種705の「ミラーマジ軽」は、ステンレスにニッケルコーティングを施した仕様とのこと。てかてかした鏡面仕上げで、やはりすべりも一番よかったです(比較動画は下方に掲載しています)。

形状・機能の違い

  • 705、605、505はケースにハンドルが付いています
    705、605、505はケースにハンドルが付いています
    705、605、505はケースにハンドルが付いています
  • 405のみ、グリップ部分がケースと共用
    405のみ、グリップ部分がケースと共用
    405のみ、グリップ部分がケースと共用

ケース収納時の状態です。
405のみ、グリップが外に出ており、ケースのハンドルと共用している形状です。
705、605、505は、全て同じで、ケースで全体を覆い、ケース上部に持ち運び用のハンドルがついています。

ボタン、グリップの違い

  • 電子ボタン
    電子ボタン
  • 指かけグリップ
    指かけグリップ
  • スライドボタン
    スライドボタン
  • フラットなグリップ
    フラットなグリップ

705、605、505は、電子ボタンが採用されています。405は、スライドボタンです。
705、605、505のグリップ部分は、握りやすい指かけグリップになっています。405は、フラットな持ち手です。
ちょっとした違いですが、やはり指かけグリップは握りやすく、力も入れやすくなります。

タンク容量

  • タンク容量も40ml違います
    タンク容量も40ml違います
  • 一見同じサイズに見えますが、タンク容量も異なります。
    705、605、505のタンク容量は、約160mlとたっぷり。
    1度の給水で、より長く使えるため、給水の手間が省けるのはうれしいですね。
    405のタンク容量は120mlと、他の3種と比べるとやや少なくなります。

上位モデルにはきりふき機能を搭載

  • 上位2機種にはきりふき機能搭載
    上位2機種にはきりふき機能搭載
  • 注水口の下にスプレーノズルがある
    注水口の下にスプレーノズルがある
  • 505・405はスチームボタンのみ
    505・405はスチームボタンのみ
  • 前部分
    前部分
  • NI-WL705は前方にマイクロスプレーを噴射できる
    NI-WL705は前方にマイクロスプレーを噴射できる
  • 705、605には、きりふき機能があり、注水口の下からタンクの水を使って霧吹きを噴射します。これは便利。
    頑固なシワを発見したら、ボタンを押して、プシュっとひと吹き。
    手を止めることなく、アイロンがけを続けられます。

    しかも705は、マイクロスプレー仕様。
    細かい水粒子スプレーがシワにビシッとかかります。 綿・麻など、頑固なシワのばしに効果を発揮しそう。

スチームの噴射

  • 【動画】705と405のスチーム量の違い
    【動画】705と405のスチーム量の違い
  • 405と705を使って、スチームの様子を動画で比較してみます。
    どちらも、ベース全面より広範囲にスチームが噴射されています。
    これがムラなく仕上がるポイントです。
    比較すると、やはり705のスチームの威力に圧倒されますね。

    スチームの持続時間は4機種とも最長180秒。
    今回は705を試していますが、705,605,505のスチーム量は同じで、平均約13g/分です。
    405のみ約9.5g/分。
    このスチーム量の違いが動画でお分かりいただけたかと思います。

アイロンがけの準備

  • ランプ【点灯】で準備完了
    ランプ【点灯】で準備完了
  • ランプ【消灯】で準備完了
    ランプ【消灯】で準備完了
  • 405は約60秒、705は約100秒
    405は約60秒、705は約100秒

水を入れて、スイッチを入れます。
高温設定で、準備完了までの時間は、405で約60秒。
705は、約100秒でした。
準備完了の合図ですが、705は操作部のランプが点滅から点灯、405はハンドル付け根の部分のランプが【消えれば】準備完了です。
合図が異なりますので注意して下さい。

NI-WL405とNI-WL705で滑りを確かめてみる

  • シワシワな綿100%のシャツ
    シワシワな綿100%のシャツ
  • 充分アイロンがけできる
    充分アイロンがけできる
  • 摩擦が少ないのが分かる!
    摩擦が少ないのが分かる!

いよいよシワを伸ばしていきますよ!
見事にシワシワな綿100%のシャツを使って、エントリーモデルの405と、最上位モデルの705でアイロンがけしてみます。

まず、405ですが、十分にすべります。
持ち替えずに後方にも動かせるのは、想像以上に便利です。
次に、最上位モデルの705を使ってみましょう。
やはりすべり方が違います。
かけ面がつるつるですので、それだけ衣類との摩擦が少なく、それが手に伝わってきます。
405は生地にしっかりプレスできている印象ですが、705だと「アイロン、浮いてる?」というような軽さです。
とてもすべり良く、スイスイかけられます。
その違いを動画に納めましたのでご確認ください。

  • 【動画】シャツの上でアイロンを滑らせてみる
    【動画】シャツの上でアイロンを滑らせてみる
  • 【動画】アイロンがけの時の音の違い
    【動画】アイロンがけの時の音の違い

動画ではアイロン台の上でアイロンだけを滑らせています(危ないのでマネしないでください)。
違いは一目瞭然ですね。
405ではアイロンがキュッと止まるのですが、705の時はスーッと滑るようにアイロンが動きます。

アイロンがけして気付いたのですが、摩擦が少ないと音も少ない。
すべりの良さを音で確認してみました。
705では、摩擦が少ないため、ほとんど音も聞こえません。

  • どちらでもきれいにアイロンがけができました
    どちらでもきれいにアイロンがけができました
  • ハンガー掛けで使うには重い
    ハンガー掛けで使うには重い
  • ニットの仕上げはスチームで
    ニットの仕上げはスチームで

シワシワのシャツを705・405でアイロンがけしてみましたが、このとおりピシッときれいに仕上がりました!
どちらでも、きれいになりましたよ。
ブラウスやセーターなど他の衣類もケアしてみました。
セーターなど、デリケートな素材やふんわり仕上げたい場合は、スチームショットが便利です。
ハンガー掛けで使えるのですが、実際に行うとやはり少々重いです。

まとめ

アイロン/衣類スチーマー NI-WL705 NI-WL605 NI-WL505 NI-WL405
アイロン(ベース)面形状 NI-WL705ラウンドベース NI-WL605ラウンドベース NI-WL505ラウンドベース NI-WL405ラウンドベース
アイロン(ベース)面素材 ミラーマジ軽 セラミックコート ハードチタンコート シルバーチタンコート
滑りの良さ ★★★★★ ★★★★ ★★★ ★★
全面スチーム



スチーム穴の数 32穴 32穴 32穴 32穴
スチーム持続時間 最長 約180秒 最長 約180秒 最長 約180秒 最長 約180秒
スチーム量 最大 約13g/分
(11~13g/分)
最大 約13g/分
(11~13g/分)
最大 約13g/分
(11~13g/分)
平均 約9.5g/分
注水量 約160mL
(カセット式タンク)
約160mL
(カセット式タンク)
約160mL
(カセット式タンク)
約120mL
(カセット式タンク)
全温度スチーム
(マイコン温度制御
-
スプレー
(マイクロスプレー)
- -
目詰まり防止機能 - -
指かけグリップ -
立ち上がり時間 約100秒 約100秒 約100秒 約60秒
アイロン本体 サイズ
(幅×高さ×長さ)
約11×13×23cm 約11×13×23cm 約11×13×23cm 約11×13×23cm
本体質量 約1.1kg 約1.1kg 約1.1kg 約1.0kg

最近は、ハンガーにかけたまま衣類をサッとケアできる衣類スチーマーに押され気味なアイロンですが、コードレスのスチームアイロンは、まだまだ根強い人気があります。
ワイシャツやパンツに折り目をピシッとつけたいなど、完成度を求める方や、ファッションにこだわりのある方には、やはりアイロンがおススメです。折り目のついたシャツは、気持ちいいですもんね。

アイロンがけを面倒だと感じる最大の要因は「アイロン台を出す」という点だと思います。
アイロン台を出さず、ハンガーにかけたままシワ伸ばしができる衣類スチーマーは、そういう意味でかなり画期的です。
ただ、アイロン台を出しっぱなしにするなど、面倒な点をクリアにすれば、アイロンもスチームもできるコードレスアイロンは、最強のツールです。
今回レポートしたNI-WLシリーズは、使いやすさと仕上がりの両方をかなえてくれる時短家電として、おススメです。

2019.12.11 えむ

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