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電気の周波数について

 電力会社から一般家庭に送られてくる電気は、交流といって、電気のプラス(+)、マイナス(-)が1秒間に何十回と入れ代わっています。その数が周波数と呼ばれるもので、およそ、富士川(静岡県)と糸魚川(新潟県)を境に東側は50回(50Hz=ヘルツ)、西側が60回(60Hz)となっています。

 モーターやトランス、機器内蔵の電子タイマーなどを使用している家電製品は、この周波数を基準にしているものもあるので、(西日本・60Hz専用)(東日本・50Hz専用)の表示がある商品をご購入の場合は、お客様がお住まいの地域の周波数に合わせた商品をお選び下さい。
 東西の境界近くでその地区の周波数が不明な場合は電力会社に問い合わせてご確認下さい。

■ 家電製品は、周波数との関係から一般的な例として次の3種類があります。

50Hzの地域でも60Hzの地域でもそのまま使えるもの そのまま使えますがモーターの毎分回転数などが変わり性能が変化するもの 周波数の違う地域でそのまま使う事ができないもの
これらの例は一般的なもので、中にはヘルツフリーの共用タイプもありますから、詳しくは各家電製品のカタログや取扱説明書をご覧ください。

ヘルツフリー
家電製品の中には、その地域の周波数に合わせて使用しなければならない機器がありますが、このような家電製品でもマイコンやインバーターを搭載している機器ですと、50Hz、60Hzどちらの周波数でも使えるようになっているものがあります。このような50Hz、60Hz共用の家電製品を「 ヘルツフリー 」 機器と呼んでいます。


■ 家電製品には、周波数について、次のように表示してあります。
50Hz
(50Hz専用)
60Hz
(60Hz専用)
50/60Hz
(50Hz・60Hz共用)

引越しなどで、周波数の異なる地域に移る場合、あるいは東西の境界近くでその地区の周波数が不明な場合は、電力会社にご相談下さい。