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電話機・FAX ご購入前のチェックポイント
電話機・FAXの基礎知識

以前のコードレス電話(FAX)は親機と子機の通信をアナログの電波で行っていました。しかし、アナログでは障害物などの状況により雑音がひどくなったり、一時期よく話題になった「盗聴」されやすいなどの問題がありました。

現在販売中のほぼすべてのコードレス電話機・FAXがデジタルの電波を使っています。これにより、雑音が少ないクリアな通話音質を実現し、盗聴もされにくくなりました。
反面、デジタルの電波には雑音は入るけど聞こえるという状況がありませんので、子機を持って移動していると電波状況の悪い場所に入った途端に通話が切断されてしまうといった現象もありますので、予めご理解下さい。

尚、ここでいう「デジタル」とは光回線やADSLといったデジタル回線とは関係のない電話機(FAX)の親機と子機の間の通信のお話です。
Joshin webで取扱いの電話機(FAX)は各社ともNTTのアナログ回線に準拠したものです。
一般的に光回線やIP電話回線(ADSL)でもご利用いただいていますが、本来そういった回線に接続してお使いになることを前提として設計されたものではありませんので、完全な動作を保証するものではありません。
・電源が必要な電話機
多くの電話機はコードレス、留守番電話、電話帳など便利な機能を実現するのに電源が必要です。停電時には電話回線からの電力で通話のみ可能な機種もありますが、IP電話などをご利用の場合、アダプタが停電で使えなくなることがあります。


・電源が不要な電話機
電話回線の接続コード(モジュラーコード)より供給される電力のみで通話が可能です。通話のみのシンプルタイプとなり、留守番電話機能やコードレス等の多機能な機種はありません。
FAX選びのポイント

一般的にご家庭用FAXはその印刷方式により「普通紙タイプ」と「感熱紙タイプ」に分けられます。それぞれの簡単な特徴は・・・?
普通紙タイプ

普通紙(コピー用紙など)にフィルム型のインクリボンを重ねて 熱を利用して焼き付けるように印刷をする(熱転写方式)。
以前のワープロと同様の印刷方式。長期保存をしても色が薄くなり読み取れないということがない。用紙とインクが必要。
現在の主流は、ほぼこの普通紙タイプとなっている。
感熱紙タイプ

以前はFAXの中心であった。
用紙自体が熱に反応するので、インクは不要。大量に受信する場合にはインクが不要な分経済的と言われている。時間が経つと色あせてうすくなってしまうという欠点がある。現在は数機種あるのみ。
◆ その他・・・プリンターとの複合機ではパソコン用プリンター同様インクジェットタイプ、レーザータイプがあります。
受信した内容を一旦メモリーし、本体の液晶画面で確認してから必要なものだけを印刷する機能。インク・用紙の節約になります。
電話機・FAXとドアホンとの接続

電話機・FAXの中には、ご家庭のドアホンと接続し、電話機・FAXの受話器で玄関のお客様に応対できる機種があります。そういった使い方をするための接続方法、必要な機材をご紹介します。


A.必要な機材
  • ドアホン玄関子機…ご使用中のものを継続して使う場合は必ず対応機種の確認が必要です。
  • ドアホン接続対応の電話機・FAX
  • ドアホンアダプター(ターミナルボックス)…ドアホンと電話機・FAX及び電話回線を接続切り替えするための機材
【チェックポイント】 上記の3つの機材は必ず同一メーカーの対応機種であることが条件です。


B.基本の接続パターン
  1. ドアホン子機の配線、電話回線を「ドアホンアダプター(ターミナルボックス)」に接続する
  2. 「ドアホンアダプター(ターミナルボックス)」と電話機・FAXを専用ケーブルで接続する


C.ドアホンアダプター不要の接続(パナソニック:「ワイヤレスアダプター」接続)

パナソニックの対応機種(テレビドアホンセット、電話機・FAX)同士での接続に限り、ドアホンアダプター不要、配線不要で接続が可能になる機能。

【注意】

テレビドアホンセット(親・子)と電話機・FAXの両方が対応している必要があります。電話機・FAXにはワイヤレスアダプターのみ対応のものとドアホンアダプターも使用可能なものがありますが、同時に使用することはできません。必ず機種ごとの内容をご確認下さい。