2023.11.21
Joshin 試用レポート
清掃力にとことんこだわったロボット掃除機!エコバックス『DEEBOT X2 OMNI』



エコバックス ロボット掃除機 DEEBOT X2 OMNI
エコバックスのロボット掃除機「DEEBOT」より、業界最薄※1かつスクエア形状を採用した最高位モデル『X2 OMNI』が登場!
ゴミの吸引+水拭き、自動ゴミ収集などの多彩な機能の搭載はもちろん、『X2 OMNI』は形状から見直し清掃力にこだわったモデルです。
吸引力も業界トップクラス※2の8,000Paにパワーアップし、しっかりと床の清掃を行います。
マッピング性能や独自開発のAI音声アシスタント機能などもさらに賢く進化したので、じっくりとみてきました!
※1 LDS / dToFなどのインテリジェントナビゲーションモジュールを備えたロボット掃除機と比べ業界最薄(2023年11月現在)
※2 エコバックス社調べ(2023年11月現在) ライター:くれあ
エコバックス ロボット掃除機 DEEBOT X2 OMNI
付属品 | ゴム製メインブラシ、サイドブラシ、フィルター、取扱説明書、クイックマニュアル、ベース、電源ケーブル×2、交換用ゴミパック、モッププレート×2、モップパッド×2(着装済み) |
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"清掃力"を突き詰めるため、これまでの形状から全てを見直した『X2 OMNI』。
DEEBOTの最上位として位置付けられる「Xシリーズ」は、パワフルな吸引+水拭清掃ができ、障害物回避や音声操作などの機能も搭載する高機能モデル。
掃除後は、自動ゴミ収集、自動でモップ洗浄/乾燥までを行い『X2 OMNI』からは、モップを洗浄するシンク内の洗浄まで自動で行います。
今回登場した『X2 OMNI』は、「壁際や隅のホコリがとりきれていない」「ソファー下などの狭いスペースの掃除もしてほしい」という消費者の声に耳を傾け、部屋の隅や角にフィットしやすいスクエア形状を採用しました。
さらに、本体の高さは業界最薄※の約9.5cmに抑えたことで、ソファーやベッド下などの狭いスペースの走行ができ、手が届きにくい場所の掃除も行えます。
※LDS/dToFなどのインテリジェントナビゲーションモジュールを備えたロボット掃除機と比べ業界最薄(2023年11月現在)
清掃範囲が拡大したX2 OMNI 本体の確認
サイズ(約) | 幅320×奥行353×高さ95mm |
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清掃モード | 吸引のみ/水拭きのみ/吸引と同時に水拭き/吸引後に水拭き |
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『X2 OMNI』の本体は、シルバーカラーのトップカバーが装着されています。
照明があたらない暗い場所では黒っぽくも見えて、スタイリッシュでカッコイイ!
メインブラシは髪の毛が絡まりにくいラバー素材を使用し、カーペットの上もスムーズに掃除。
従来モデル(X1 OMNI)よりもブラシ幅は約3.2cm長くなり、一度で広範囲の掃除が行えます。
さらにX1 OMNIよりも本体幅が約4.2cmスリムになったことで、モップと壁の距離が約1.5cm短くなり、より壁際まで水拭清掃ができます。
吸引力は業界トップクラス※の8,000Paにパワーアップし、微細なホコリやゴミを残さないしっかりとした床の清掃が可能。
水拭きモップは床に圧力をかけながら毎分180回高速回転し、床の汚れをしっかりと拭きとります。
カーペットを認識すると自動でモップを持ち上げる「自動モップリフトアップ」機能を搭載、吸引・水拭き各モードにおいて高さ約2.2cmまでの段差をのぼれるようになりました。
※2 エコバックス社調べ(2023年11月現在)
業界初の「Dual-laser Lidar」を搭載し、マッピング性能が大幅に向上
AI技術には、マシンラーニングにディープラーニング、強化学習が加わったエコバックス新開発の「AINAモード」を搭載。
業界初の最先端技術「Dual-laser Lidar」を搭載し、本体内部(角)に2つのレーザーセンサーを用いることで、マッピング性能が大幅に向上!
正確な部屋の間取りだけでなく、X2 OMNI自身の位置もリアルタイムに把握できます。
どこを掃除したのか、どこを掃除しなければいけないのかをしっかりと把握できるので、掃除残しがグンと軽減します。
さらに高性能な障害物回避システム「AIVI 3D 2.0」を搭載し、認識可能な物体の種類が35種類から45種類以上※に増えました。
また反応速度の速い「Dual-laser Lidar」と「AINAモード」により、走行中に突然現れた障害物もリアルタイムに認識して回避ができます。
脱ぎ捨てた靴下が気づいたら巻き込まれていた…という話も聞いたことがあるので、後ほど目の前に障害物を置いて検証してみましょう。
※靴下/服/帽子/電源コード/手袋/フロアランプ/扇風機/ペット用トイレ/ペット用フードボウル/冷凍庫/洗濯機/ワードローブ/キャビネットなど |
本体前面にはカメラが内蔵し、ペットや子どもの様子を確認できたり、アプリを使うと音声通話が行えます。
ペット用カメラは定点カメラがほとんどなので、室内で自由に動くわんちゃんや猫ちゃんもしっかりと映し出すことができそう!
最適な清掃を提案する「AIインテリジェントホスティング機能」
声で掃除を開始するAI音声アシスタント「YIKO」
AI技術が強化したことにより、エコバックス独自開発のAI音声アシスタント「YIKO(イコ)」の性能も向上!
スマートスピーカーと接続する必要はなく、『X2 OMNI』に「OK YIKO、掃除を開始して」と声をかけると掃除を開始してくれます。
「リビングルームを掃除して」「大量の水で掃除して」など、一度で複数の指示ができます。
清掃の予約も音声でできるようになり、より気軽に掃除が行えそう!
実際に声だけで清掃が開始するの?ということで、検証してみました(動画で確認いただけます)。
『X2 OMNI』は少し発音に厳しいのか、「おーけーイコー(YIKO)」のような日本語よりの発音だと聞き取ってもらいにくく、ネイティブ発音に近い「オゥケェィ イコー」だと聞き取ってもらいやすい印象です。
はじめはなかなか聞き取ってもらえず「メンタルが…」と言っていたスタッフも、コツを掴めばスムーズに指示を出すことができていましたよ!
ゴミの収集からモップの洗浄/乾燥まで行う「全自動クリーニングステーション」
「全自動クリーニングステーション」では、吸引したゴミの収集をはじめ、モップへの給水、汚れたモップの温水洗浄+熱風乾燥までを自動で行ってくれます。
必要なお手入れは、定期的に汚水タンクに溜まった水を捨てるだけでOK!
トップパネルを開けると、4Lたっぷり入る清水タンク(白)と3.5L入る汚水タンク(黒)があります。
皮脂などの油汚れが溶けやすい55℃の温水でモップを洗浄できるので、毎回清潔なモップで水拭きができます。
『X2 OMNI』からはステーション内のシンク洗浄もボタンを押すだけで自動でクリーニングができ、水垢や汚れをキレイにします。
クリーニングステーションの前面をタッチすると、最大60日分のゴミを収集できる紙パックが出てきます。
部屋を掃除していく
マッピング性能をチェック
部屋をマッピングすると、清掃エリアを選択できたりとアプリで様々なエリアの管理が行えます。
走行前にマッピングを行いましたが、5分もかからずあっという間に完了しました!
マッピング中、部屋には約6名ほどスタッフが居合わせていた為か、ソファーやキッチンなど抜けているところがあったので、スタッフが部屋から退出して再度マッピングを行ってもらいました。
アイランドキッチンだけはなぜか認識してもらえなかったものの、部屋の隅に置いた観葉植物の細かい部分までしっかりと記憶してくれました!
急に目の前に現れた障害物は回避できる?
「本当に動いているものも回避できるの?」ということで、検証してみました!
クリーニングステーションへ帰宅途中の『X2 OMNI』の目の前に、ポイッとクッションを置きます。
クッションの存在をすばやく察知して引き返し、別のルートを使ってクリーニングステーションへと戻りました!賢すぎる…!
認識できる対象は形や大きさによって異なりますが、反応速度が速く衝突する心配はありませんでした!
ゴミの吸引+水拭き~ゴミの収集までを行ってもらう
フローリングに擬似ゴミをまき、チョークで文字を描いて、走行してもらいましょう。
今回は「吸引と同時に水拭き」を選択し「吸引力はMAX」「(清掃)回数は2回」に設定しました。
清掃回数を2回に選択すると、同じ場所を2回清掃してくれるので、念入りに清掃したい場所にはおすすめ!
走行中は家具や壁に衝突することはほとんどなく、スムーズに走行してくれます。
操作音は特別小さいわけではありませんが、耳に響くような高い音ではないので、不快感を感じることはありませんでした。
排気の勢いで軽いゴミが飛んでしまっている…!?と少し心配になりましたが、ブラシでしっかりとかき集めて吸引してくれたので、クリーニングステーションに戻る頃にはキレイに吸引できました!
部屋の隅に仕掛けたゴミも、壁際に沿って上手く走行し、1度の走行でほぼほぼキレイに!
『X2 OMNI』からは、アプリのマップ上記で本体を掃除したい場所にドラッグ&ドロップするだけで、清掃指示を出すことができます。
ピンポイントで清掃したい時にとても便利ですし、かなり重宝する機能です!
床のチョーク汚れは「水量を少なめ」でもスルスルと拭きとれ、床は濡れませんでした。
汚れが気になるキッチンまわり等は、水量を多めにして拭き掃除を行うと良いですよ。
まとめ
『X2 OMNI』はパワフルな清掃力、障害物に即座に反応できる賢いAI、メンテナンスのほとんどをハンズフリーで行えたりと、ロボット掃除機に欲しい機能が「これでもか!!」という程にギュッと詰まっています。
家庭内のロボット掃除機がここまで進化したのか…と、終始感動していました。
『X2 OMNI』に直接呼びかけるだけで掃除をスタートさせられるので、究極のズボラさんでも自然と清掃頻度も高くなりそうです。
ドラッグ&ドロップでピンポイントに清掃できたり、AIにお任せして最適な方法を提案してくれたりと、ストレスフリーで賢く掃除を行ってくれます。
いつかゴミを認識して清掃を行ってくれる掃除機が発売される日も遠くないのかもしれません。
「とにかく高性能なロボット掃除機に掃除を任せたい!」という方は、要チェックですよ! 2023.11.21 (くれあ)