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2023.08.14

Joshin 試用レポート

ふわふわの泡のカプチーノもボタン1つで楽しめる!
デロンギ『マグニフィカ イーヴォ ECAM29081TB』を使ってみた

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デロンギ マグニフィカ イーヴォ 全自動コーヒーマシン ECAM29081TB

コーヒーやカプチーノなど6つのメニューをボタン1つで淹れられる、デロンギの全自動コーヒーマシン「マグニフィカ イーヴォ ECAM29081TB」。
操作パネルはアイコン表示で直感的に操作ができ、内部洗浄も自動で行ってくれるので、使いやすさも抜グンです。
ハンドドリップのように蒸らしながら抽出するコーヒーや、ミルクの量を自分好みに調整できるカフェラテなど、デロンギ独自のドリンクメニューも飲んでみましたよ!
ライター:くれあ

デロンギ マグニフィカ イーヴォ 全自動コーヒーマシン ECAM29081TB

  • デロンギ マグニフィカ イーヴォ ECAM29081TB
    デロンギ マグニフィカ イーヴォ ECAM29081TB
  • 存在感がスゴイ!
    存在感がスゴイ!

デロンギ「マグニフィカ イーヴォ ECAM29081TB(以下:イーヴォ)」は、6つのカフェメニューをボタン1つで淹れられる全自動コーヒーマシンで、コーヒー豆を挽くところから1杯ずつ丁寧に作ります
「マグニフィカ」に、デロンギ独自の自動ミルク泡立て技術「ラテクレマ™システム」を搭載したモデルで、カプチーノなどのミルクベースのドリンクも楽しめます。
ミルクが最も甘くなる60~65℃の抽出温度を実現し、時間が経ってもヘタらないミルク泡が作れます。
多機能なので、多少大きくても納得!!

設置スペースはしっかり確保が必要です

  • 本体の奥行は約44.5㎝とそこそこあります
    本体の奥行は約44.5㎝とそこそこあります
  • 2Lのペットボトルが小さく見える
    2Lのペットボトルが小さく見える
サイズ(約) 幅24.0×奥行44.5×高さ36.0cm
重量(約) 10.0kg
給水タンク容量(約) 1.9L
豆ホッパー(約) 230g
消費電力(約) 1450W
コード長(約) 2.0m
付属品 クリーニングブラシ、計量スプーン、除石灰剤、水硬度チェッカー、簡易マニュアル、ウォーターフィルター

設置する際は、左側と背面側を5cm以上、右側と上部を20㎝以上空ける必要があります。
イーヴォを設置する時はあらかじめスペースの確保をしましょう。

緩やかな曲線が描かれたような、角ばっていないデザインのおかげか圧迫感は感じにくくなっています。
スタイリッシュでカッコイイし、毎朝これでコーヒーが飲めるなんてQOLが上がります!

ミルクコンテナと給湯ノズルは取り替え可能

  • 向かって右側に水タンク
    向かって右側に水タンク
  • ミルクコンテナは取り外しができ…
    ミルクコンテナは取り外しができ…
  • 給湯ノズルが取り付けられます
    給湯ノズルが取り付けられます
  • 抽出口は2つあります
    抽出口は2つあります

正面に抽出口があり、エスプレッソのみ2杯抽出することができます。
向かって右側には、容量1.9Lの水タンクが配置。
たっぷり入って、水の残量がひと目で把握できるクリアタンクです。
前面で操作ができるので、水タンクを持ち上げる必要もありません。

正面左側には、容量225mLの円柱形のミルクコンテナが配置。
牛乳だけでなく、豆乳やオーツミルク、アーモンドミルクまで様々な種類のミルクでドリンクを楽しめます
ミルクタンクは給湯ノズルに取り変える事で、紅茶やお茶を淹れる事もできます!

操作パネルはアイコン表示で分かりやすい

  • ドリンクメニューがアイコンで分かりやすい!
    ドリンクメニューがアイコンで分かりやすい!
  • フタを開けるとコーヒー豆を入れる豆ホッパー
    フタを開けるとコーヒー豆を入れる豆ホッパー
  • 手前にはコーヒー粉を入れる投入口
    手前にはコーヒー粉を入れる投入口
コース名
ミルクコンテナ/洗浄/除石炭 ミルクコンテナの洗浄をします
石炭の除去を実行します
設定 プログラムモードへの切り替えをします
豆量調節 コーヒーの濃さ(豆の量)を調整します
内部洗浄/×2 手動で内部洗浄をします
エスプレッソを2杯抽出します
電源ボタン 電源の入/切をします
ドリンクメニュー ミルクなし エスプレッソ/スペシャルティ/カフェ・ジャポーネ
ミルクあり マイラテ/ラテマキアート/カプチーノ
給湯 お湯がでます

天面の操作パネルは、タッチ式の「カラーダイレクトメニュー」を採用。
メニューがアイコン表示なので、ひと目で把握しやすく、直感的に操作が行えます
コーヒーの濃さ(豆の量)や、抽出温度(お買い上げ時は中温)の設定もできます。

コーヒーメニュー3つ、ミルクメニュー3つの計6つのメニューを搭載。
「カフェ・ジャポーネ」はデロンギ独自のドリンクで、コーヒーをハンドドリップのように蒸らしながら抽出し、すっきりとした「深蒸しレギュラーコーヒー」を楽しめます。

「マイラテ」は、ミルクコンテナに入れた分のミルクを全て使用してカフェラテを作ります。
ミルクたっぷりのラテやコーヒー風味が強めのラテなど、自分好みの味に仕上げることができます。
タンク内にミルクが残らないので衛生的にも安心ですし、お手入れもラクチン!
コーヒー豆、コーヒー粉どちらの抽出も可能ですが、投入口が異なりますのでお気を付けください。

ドリンクを作っていこう

抽出前の準備

  • トレイにカス受けをセットし、取り付ける
    トレイにカス受けをセットし、取り付ける
  • ウォーターフィルターを取り付ける
    ウォーターフィルターを取り付ける
  • 豆ホッパーに豆を入れます
    豆ホッパーに豆を入れます
  • アイコン下のランプが点灯したら準備OK
    アイコン下のランプが点灯したら準備OK

はじめて使用する際は、取扱説明書に沿って「空気抜き/水硬度の確認/ウォーターフィルター」の取り付けを行ってください。
基本的に空気抜きは1回で抜けることが前提ですが、稀に入荷後、日数が経過してると1回では抜け切らない場合があります。
その場合は、給水タンクに水を入れた状態で30分程待ち、再度空気抜きを行うと抜けやすくなります。
また、給水タンクに水を入れた状態で、給水タンクを数回抜き差しすると抜ける場合もあります。

ウォーターフィルターを水タンクに取り付け、水を「MAX」の目盛りまで入れます。
豆ホッパーにコーヒー豆(今回は深入り)をセット。
電源を入れると自動内部洗浄がはじまり、抽出可能なドリンクメニューのランプが点灯します。

濃厚で深い味わいの「エスプレッソ」

  • 豆の量を設定し、エスプレッソアイコンをタッチ!
    豆の量を設定し、エスプレッソアイコンをタッチ!
  • 2つの抽出口からエスプレッソが注がれる
    2つの抽出口からエスプレッソが注がれる
  • キリッとパンチが効いていますがまろやか
    キリッとパンチが効いていますがまろやか

豆の量(濃さ)を設定し、飲みたいドリンクのメニューアイコンを押すと抽出がはじまります。
次回からは豆量は記憶されるので、ワンタッチでドリンクを抽出できます!

コーヒー豆が削れるような音が鳴り、トクトクとカップにエスプレッソが注がれます。
ボタンを押してから約46秒で抽出が完了しました。
コーヒーを挽く時のガリガリ音が少し気になりましたが、機械音は比較的静かで「電動ミルでも同じくらいの音がする」という声もあったので、そこまで気にする必要はないのかもしれません。
時間帯によって音が気になるという方は「コーヒー粉」をお使いください。

表面には濃密な泡の「クレマ」ができており、エスプレッソの香りを閉じ込めます。
エスプレッソなので当然ガツンとした苦味がきますが、口当たりはまろやかです。
飲み終わった後も、エスプレッソの深~い風味が口の中に残ります。

芳醇な香りと旨味を楽しむ「カフェ・ジャポーネ」

  • 芳醇な香りと旨味を楽しめる「カフェ・ジャポーネ」
    芳醇な香りと旨味を楽しめる「カフェ・ジャポーネ」
  • 苦みや深さはしっかり目ですが後味はすっきり
    苦みや深さはしっかり目ですが後味はすっきり

カフェ・ジャポーネは、豆を2回に分けて挽き、蒸らしながら抽出を行うことでハンドドリップで入れたような芳醇な香りを楽しめます。
じっくりと時間をかけて抽出されたカフェ・ジャポーネは、コーヒー豆の香りが引き立っています。

深煎りコーヒー豆のキリッとした苦味や深さはしっかりと感じられますが、後味はすっきりしていて飲みやすいです。
小さいコップに入れてスタッフにおすそ分けしたのですが「香りが良い!」「しっかりとした味わい!」という声が多かったです。

キメ細かいミルク泡を楽しむ「カプチーノ」

  • 目盛り付きで入れる量が分かりやすい!
    目盛り付きで入れる量が分かりやすい!
  • ミルクノズルと抽出口をカップに近づける
    ミルクノズルと抽出口をカップに近づける
  • カプチーノをタッチ!
    カプチーノをタッチ!
  • ミルク泡とエスプレッソによる美しい層…
    ミルク泡とエスプレッソによる美しい層…

ミルクコンテナにミルクを入れて、スチーム管にしっかりと差込みます。
カップをセットしたらミルクノズルと抽出口を伸ばしてカップに近づけます。
豆量を設定し、お好みのミルクメニューアイコンを押して抽出します。

ミルクがグングン吸い上げられて、ノズルからキメ細かいミルク泡が出てきます。
泡立てる音は小さいし、吸い上げてすぐに泡立てられて出てくるし、どうなっているのか不思議!
と、ここで筆者の失敗談を共有しよう!
コンテナに入れたミルクの量が入る大きさのカップを用意していましたが、泡立てるとかさが2~3倍に増えて溢れてしまいました。(汗)
安心して抽出を見届ける為にも、余裕をもったサイズのカップを用意しましょう。
ミルク泡が注がれた後は、エスプレッソが抽出してキレイな層が出来上がりました。

ミルクメニュー抽出後は、ミルクコンテナ洗浄を押して、ミルクノズルを洗浄しましょう。

  • 【動画】カプチーノを抽出している様子
    【動画】エスプレッソとカプチーノを抽出する様子
  • ほわほわで濃密な泡!
    ほわほわで濃密な泡!
  • カフェタイム~♪
    カフェタイム~♪

泡立てられたミルク泡はとっても濃密でほわっほわ!
時間が経ってもヘタらない、しっかりとしたミルク泡です。
筆者がカフェで働いていた時は、同じクオリティのミルク泡を作るのにすごく苦労したのに、イーヴォならいつでも安定した高クオリティのミルク泡が作れる…!

キメ細かいミルク泡は、口当たりがよくとっても滑らかです。
しっかりとした味のエスプレッソをマイルドにしてくれて、飲みやすいです。
カプチーノらしいたっぷりのミルク泡を最後まで楽しめて、とても満足度の高いドリンクです。

自分好みのミルクの量で作れる「マイラテ」

  • マイラテを押す
    マイラテを押す
  • ミルクとエスプレッソのハーフ&ハーフに!
    ミルクとエスプレッソのハーフ&ハーフに!

自分好みのミルクの量でラテが作れる「マイラテ」を作ってみよう!
ミルクの量を少なめに…と作ってみたのですが、ミルクの調整が難しく、ミルクとエスプレッソのハーフ&ハーフになってしまいました。
ミルクの甘みがより感じられる1杯に出来上がり、エスプレッソのキリッとした苦味が苦手だ!という方も飲みやすいかと思います。
分量を調整しながら自分好みのラテを追求したくなりました。

他のミルクベースのドリンクは余裕をもったミルクの分量をセットしているのでタンクに残ってしまいますが、マイラテを作った後はほとんどミルクが残りません!
残ったミルクの保存に困ることもありませんし、お手入れもラクチンです!

お手入れ

  • 電源を入れた状態のままカスを捨てます
    電源を入れた状態のままカスを捨てます
  • パーツは取り外して水洗い!
    パーツは取り外して水洗い!

電源を入れる時だけでなく、電源を切る時にも自動で内部を洗浄します
イーヴォは抽出杯数をカウントし、カスを捨てたらリセットされる機能があるので、必ず電源が入った状態でカスを捨ててください。
もし豆ホッパー内にコーヒー豆が残っていても、フタにある程度遮光性と密閉性があるので、3日以内なら置いておいてもOK!

カス受け/カップ受け/トレイ/給湯ノズル/ミルクコンテナ/水滴受け/水タンクは取り外しができるので、水洗いをしましょう。
その他、月に1回抽出ユニットのお手入れや必要に応じてお手入れが必要な箇所もあります。

まとめ

  • 淹れたてのコーヒーでほっと一息
    淹れたてのコーヒーでほっと一息
  • コーヒー豆を挽くところから丁寧に作られる1杯は、香りの広がり方も格別で、美味しくいただけました。
    特に泡立てられた濃密なミルク泡は、口当たりがとても滑らかで、時間が経ってもヘタらず「お店級」の仕上がりです。
    ミルクを使ったドリンクもボタン1つで抽出できて、操作性もGOOD!
    ドリンクからは芳醇な香りが漂いますが、ハンドドリップほど部屋には香りが充満しない印象で、ニオイ残りも気になりませんでした。

    出来立てのコーヒーをスタッフにおすそ分けしたのですが「ほっとするな~」と心が休まるひと時を過ごせました。
    イーヴォが家にあったら毎朝起きるのが楽しくなりそうだし、生活がもっと豊かになりそうです。
    2023.08.14 (くれあ)

スタッフが使ってみました

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