• サイズ：幅23×奥行き30.5×高さ20.5cm
• 重量：約6.0kg

3合炊きよりも大きくなるだろう、と思って取り出しましたが、アレ～？ 思ったよりも小ぶりです。
3合炊きの象印の圧力IHジャー「NP-RY05」の外寸は、幅23×奥行き32×高さ19.5cmと、3合炊きと大きさはほとんど変わりません。3合からこの4合に買い換えても、置き場所を変えなくてよさそうです。
大型のオレンジ液晶で文字もくっきり、他のボタンもわかりやすいですね。

他の炊飯ジャーにはあまりみかけない「クリーニングモード」が搭載されています。
炊き込みご飯や調理を行った後にニオイを抑えるモードだそうで、後で確かめてみたいと思います。

画像ではわかりにくいのですが、フタの上部はツルツルとした素材で、よ～く見ると細かな模様があります。
側面はマットな質感になっているので、黒色で気になる指紋の汚れは付きにくいですよ。
持ち運びがしやすいよう側面にはくぼみがあり、内釜も取り出しやすいように工夫されています。毎日使うものですからこの使いやすさは嬉しいポイント。
カラーの取扱説明書には、「お料理ノート」も掲載されていて、料理の幅が広がりますね。

内ぶたに圧力ボールや安全弁があり、その上にさらに「うるおい二重内ぶた」がセットされている構造です。
この「うるおい二重内ぶた」により、炊き上がったごはんが、ふたヒーターからの熱を受けにくくし、釜内の水分を逃さず、ごはんのパサつきを抑えてくれます。

ジャー炊飯器の特徴は各メーカーで違う内釜へのこだわりにもあります。
釜厚2.2mmの鉄豪炎かまど釜は厚いフチと、底に丸みのある形が特徴的です。 この底の丸みは、激しい炎のゆらぎを再現する「炎舞炊き」の構造にあわせた形状で、キラリと光るシルバーのふちの部分は釜側面の熱が外に逃げるのを抑え、高火力の熱を効率よくお米に伝えてくれます。

内釜の素材は、IHと相性が良い「鉄」を中心に「アルミ」と「ステンレス」が使われています。
内側はつるりとして、お手入れしやすそうです。

クリーニングモードを試したいので、まずは炊き込みご飯を炊いてみます。
お米は3合、モードで「炊きこみ」を選んで炊飯ボタンを押すと、炊飯予定時間が表示されました。
79分後を待ちましょう。

途中で様子を見に行くと、丁度圧力の切り替え時間だったのか「ポン！」と音がした後に「プシュー！」とたっぷりの蒸気を放出するところでした。美味しく炊き上がるかな～？

そしてキッチリ79分後、炊飯完了メロディーが聞こえてきたので、今回は蒸らさずすぐに開けました…美味しそう！
お米の粒自体がやや大きかったのかもしれませんが、炊き上がったご飯の粒はとっても大きくてプリッとしています。

炊飯器はお米を炊くだけでなく、煮込み料理やケーキを焼くのにも使われたりしますが、蒸気口に料理のニオイがついちゃった…という経験はないでしょうか？
NW-ES07-BZは、そんな時に便利な「クリーニングモード」が搭載されていて、ニオイを抑えてくれます。

釜に1合分の水をセットして予約ボタンを長押しすると、画面に【C60】と表示が切り替わりました。
この後炊飯ボタンを押せばクリーニングスタート。通常の炊飯を行うような運転音でクリーニングが始まります。

クリーニングモードは約1時間かかります。
今回はそこまでニオイが付いていませんでしたので、30分で止めることにしました。
30分後、取り消しボタンを長押しして停止をしに部屋に行ってみると、炊飯器からたっぷりの湯気が。水を沸騰させてニオイ取りを行っているのがよくわかります。
クリーニングには圧力もかかりますので、停止した後、画面から「圧力マーク」が消えるまで待ちます。

10分後に見に行くとマークが消えていたのでフタを開けます。
半分の時間で1合分の水がちょうど半分に。60分行うと水がほとんどなくなりそうです。
ニオイも取れましたが、熱処理されて衛生的にも感じられます。

今度は白米を2合セット。「ふつう」モードで普通に炊いてみました。
出来上がりはお米も立っていて「おいしいしるしのかに穴」もできて、いい炊き上がり！
香りも白米の香りで、先ほどの炊き込みご飯のニオイはありませんでした。