熱々が苦手な人の為のタンブラー『猫舌専科タンブラー』
容量:0.32L
本体サイズ(約):直径8.8×高さ15.9cm
重量(約):0.38kg
保温効力(1時間):61℃以上
保冷効力(1時間):8℃以下
サイズや形は一般的なタンブラーと変わらないけど、容量は見た目よりもちょっと少なめの320ml。
普通のタンブラーだなぁと手に持った瞬間、違和感があった。
ちょっと重いのである。
見た目よりも容量が少なくて重いという事は、内部の構造に秘密あり。
独自開発の真空+吸熱の三層構造になっているので、飲みやすい温度でキープができるのだ。
本当に飲みやすい温度になるの?
アツアツのお湯を注いで温度変化を確かめてみよう!
猫舌専科タンブラーにお湯を注いで温度の変化を確かてみる。
フタを外してポットのお湯をダイレクトに注ぎ、すぐさま温度計をお湯の中にセット。
そこから約3分でどうなるのか。
フタを外して実験しているので、できるだけ底に近い温度で確かめる。
本当に3分後に飲みやすい温度に変化する?
タンブラーに注いだ直後は86℃だったお湯は、3分後には約70℃になった!
…冷めたといえども70℃。
アツアツの飲み物がタンブラーの細い口から出てくるの、毎回めっちゃ怖いんだけど、70℃なら…大丈夫なのか…?
…あ、うん!飲めなくはない! ゴクゴクは絶対飲めないけど、いつものアツアツの恐怖に比べたら大丈夫!
こうなると保温マグや普通のガラスマグの保温効果が気になってきたので、それぞれの温度変化を確かめてみた。
猫舌専科タンブラー&タンブラー&マグカップで温度の違いも確かめた
1時間後の温度の違い
猫舌専科タンプラー | 保温マグカップ | マグカップ | |
---|---|---|---|
注入直後 | 86℃ | 86℃ | 86℃ |
3分経過 | 70℃ | 84℃ | 76℃ |
10分経過 | 68℃ | 80℃ | 62℃ |
30分経過 | 64℃ | 72℃ | 42℃ |
1時間経過 | 62℃ | 62℃ | 34℃ |
猫舌専科タンブラー(フタあり)と、スタッフの保温マグ(フタあり)、ガラスマグ(フタなし)で、温度変化の違いも確かめてみた。
お湯を注いで1時間観測した結果は上記の表のとおり。
※ちなみに計測時期は4月の寒い日
3分でマグカップよりも猫舌専科タンブラーの方が低い温度だったのも驚いたけど、1時間後の温度で猫舌専科タンブラーと保温マグが同じ温度だったことにも驚いた!
速く冷まして、温かい温度は保つ…猫舌にはありがたすぎるタンブラーだ。
まとめ
ホットドリンク以外にも、グラタン、焼うどん、石焼ビビンバなどは猫舌の敵だし、その敵に抗う術を、人類は未だ「フーフー」しか持ち合わせていない。
フーフーした所で冷める事を知らないタンブラーは、猫舌の敵の一味だし、強さでいったら中ボスだ。フーフーで勝てるわけがない!
だが、猫舌専科タンブラーは違った。
アツアツの液体を、約3分で飲みやすい温度に変えてくれるのだ。
筆者には3分後の70℃でもまだちょっと熱かったけれど、保温性の高いタンブラーが使えなかった筆者にとっては画期的だった。
「ぬるい」温度にするわけではない。
冬場の寒い時は温かいものが飲みたいのは万人の希望だし、体を冷やしたくなくて年中ホットが飲みたい人も大勢いる。
猫舌専科タンブラーは「飲みやすい」温度に変えてくれるのだ。
ネーミングで猫舌の筆者に丁度いい!と思ったけれど、これは年中、誰もが使って嬉しいタンブラーに違いない。
2021.04.24 (ぴよこ)