2024.08.31
Joshin 試用レポート
生ごみ減量乾燥機 パリパリキューライトで、キッチンの生ごみストレスから解放!



シマ株式会社 生ごみ減量乾燥機 パリパリキューライト PCL-35
家庭で発生した生ごみを簡単に処理するために設計された「パリパリキューライト」。
コンパクトなデザインでかんたん操作、数々の有名雑誌でも紹介されているこの製品が、どのように生ごみのトラブルを解決してくれるのでしょうか。
外観やスペックをチェックしながら、実際に「パリパリキューライト」を使った生ごみ処理を体験しました。
ライター:くっきー
家庭用生ごみ減量乾燥機「パリパリキュー ライト PCL-35」
サイズ(約) | 直径215×高さ283mm |
---|---|
重量(約) | 2.1kg |
セット内容 | 脱臭フィルター(PCL-35-AC33)1個、バスケット用水切りネット15枚/袋、専用マット1枚 |
清潔感のあるデザインの「パリパリキュー ライト PCL-35(以下:パリパリキュー ライト)」は、技術が詰め込まれた最高水準の生ごみ減量乾燥機で、キッチンに小さく収まり日常に溶け込む使いやすさが人気です。
生ごみに温風を吹き付けて処理するので、水切りネットをつけたままや、硬い骨や貝殻、爪楊枝等が入っていても大丈夫です。
生ごみの約80%は水分で、1日置いておくと雑菌が約10,000倍に増殖して腐敗します。
「パリパリキュー ライト」で生ごみを乾燥させると、腐敗や嫌なニオイ、コバエの発生などを抑えてくれるので、室内を清潔に保つことができます。
ボディカラーはトリコロールとブルーストライプの2種類。
どちらもメタリック感があり未来的で洗練されたデザインです。
処理方式 | 温風乾燥式 |
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消費電力 | 150W |
処理量(約) | ・標準モード:400g(約1.2L)~最大約700g/回(2.0L) ・少なめモード:200g(0.6L)~400g/回(1.2L) ※標準試験生ごみ(メーカー基準)を処理した場合 |
処理時間(約) | ・ 標準モード:7時間10分~8時間40分(※最大処理時間は9時間です) ・少なめモード:3時間50分~5時間10分 ※標準試験生ごみ(メーカー基準)を処理した場合 |
電気代(約) | ・標準モード:25円~30円 ・少なめモード:14円~17円 ※標準試験生ごみ(自主基準)を処理した場合 ※電力料金目安単価31円/kWh(税込)で計算 |
運転音(約) | 36dB |
投入できる生ごみ | ご飯・めん類、野菜・果物くず、茶がら、肉類・魚類、その他一般的に人が食べられる調理物(スプーンや爪楊枝、お茶パックなどを誤って投入しても故障の心配はありません) |
電源コード | 1.6m |
前モデル(PCL-33)と比べ、サイズやデザインに変更はありませんが、処理量・処理時間・電気代が改善されています。
少ないエネルギーで高い乾燥効果を実現する独自開発の「Pシステム」が、乾燥時間の短縮や電気代の節約を実現しました。
運転音は約36dBと図書館なみの静かさ。
夜間や家族が休んでいる間でも、音を気にせずに使用することができます。
サイズはA4用紙サイズ程度なので、卓上で使えます。
キッチンや狭いスペースでも邪魔にならず、設置場所に困る心配はないでしょう。
本体も軽いので、必要な場所に移動できるのも便利な点です。
小さいのに生ごみを溜めるバスケットは約2.0Lの大容量。
大家族で発生する生ごみにも対応します。
脱臭ユニットには独自の技術が採用され、乾燥中の嫌なニオイは活性炭を使った脱臭フィルター※がしっかりキャッチ。
ニオイを本体の外に漏さない負圧技術も合わさり、キッチンから生ごみのニオイがなくなります。
※脱臭フィルターは4~9ヶ月に一度交換が必要です。(メーカー試験時の目安)
実際に使ってみましょう!
使用前の準備
脱臭フィルター、バスケットは本体内に収納されています。
脱臭フィルターは上下のシールを剥がし、本体上部のフィルターカバーを外してセットします。
フィルターカバー大は、電源コード付近にある矢印を「あける」に合わせて持ち上げてください※。
※ この時、取っ手を持って回さないでください。取っ手は本体部分です。
無理に回そうとすると破損の恐れがあるので注意してください
次に取っ手を起こしてフィルターカバー小を外し、現れた穴に脱臭フィルターを装着します。
脱臭フィルターが装着できれば、逆手順でカバーを取り付けて本体の準備は完了です!
あとは付属のバスケットに水切りネット※をかぶせてシンクの三角コーナー代わりに使用し生ごみが溜まるのを待ちましょう。
※バスケットに取り付ける水切りネットは、網状の製品をご使用下さい(不織布の水切りネットは乾燥効率が悪くなります)。
生ごみ処理スタート!
バスケットに約半分ほど生ごみが溜まったので、いよいよ「パリパリキュー ライト」で処理を開始します。
爪楊枝等も入ってますが、気にせず処理容器(本体下部)に入れて本体上部と合体させます。
本体上部をまっすぐ処理容器(本体下部)の上にのせて、境目に隙間がないか確認したら取っ手を元の位置に戻して電源を入れます。
電源ボタンを押して赤いランプが点灯すれば、次に運転モードの選択です。
運転モードボタンは1回押すごとに標準→少なめと運転モードランプが切り替わり、5秒間点滅した後、点灯に変わって運転が開始されます。
運転モードの目安 | バスケット容量 | 処理物の内容 | 最大運転時間 |
---|---|---|---|
標準モード | 6割(約400g)以上 | 乾燥しにくいもの しっかり乾燥したい場合 |
約9時間 |
少なめモード | 6割(約400g)以下 | 乾燥しやすいもの | 約6時間 |
今回は生ごみの入ったバスケットの重さを量ると300gでしたので、「少なめモード」を選択しました。
乾燥が完了すれば自動的に運転が終了します。
生ごみの種類、容量、状態によって処理時間が変動しますので下記の目安時間を参考にしてください。
処理時間の目安 | 3割(約200g) | 6割(約400g) | 10割(約700g) |
---|---|---|---|
標準モード | 約5時間40分 | 約7時間10分 | 約8時間40分 |
少なめモード | 約3時間50分 | 約5時間10分 | - |
処理後の生ごみは?
約5時間半後に様子を見に行くと運転が終わっていました。
手動で停止する手間が省けると同時に、安全性も確保されています。
本体上部を持ち上げると、かるい熱気と共に玉ねぎを炒めたようなニオイがうっすらとしました。
処理後の生ごみは乾燥してパリパリ、汁だれもなく水切りネットごと取り出して捨てるだけです。
水分が飛んだ生ごみは非常に軽く、処理前と比べると重さが約300gから約157gに・・・。
バスケットの重さが108gだったので生ごみだけでは約192gから49gとなり約1/4の重さに減量されました!
パリパリで嫌なニオイがなく、ごみ出しの日も軽くて楽々です。
バスケットと処理容器は、台所用中性洗剤を使ってつけ置き洗浄が可能です。
複雑な分解や専門的な清掃の必要がなく簡単なお手入れで常に清潔さを保つことができます。
まとめ
パリパリキューライトは、コンパクトなサイズで卓上に設置することもできる未来的で洗練されたデザインの生ごみ減量乾燥機です。
温風乾燥なので生ごみを分別する手間がいらず、水切りネットをつけたままや、硬い骨や貝殻、爪楊枝等が入っていても大丈夫。
自動停止機能や静かな運転音により、日常生活に溶け込むかたちで使用できるのも魅力です。
家庭内で発生した生ごみを簡単・快適に処理してくれます。
これから生ごみ処理機をお探しの方はぜひチェックしてみて下さい。 2024.08.31 (くっきー)