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Joshin 試用レポート

大容量バッテリーのZenFoneMaxシリーズがパワーアップ!
DSDV対応になり、AIカメラ搭載で写真がキレイ!

エイスース ASUS ZenFone Max Pro (M2) / ZenFone Max (M2)

2018年の9月に「ZenFone Max M1」が発売されて半年過ぎ…早くも最新機種が登場しました。
4,000mAhのバッテリーを搭載しているMax M2と、5,000mAhものさらにタフネスなバッテリーを搭載しているMax Pro M2!
前モデルよりさらにスペックも向上しており、カメラにはAI機能を搭載など、最新の技術をふんだんに使っております。
そんなZenFoneMax Pro M2と、Max M2の中身を見ていきたいと思います!ライター:あんまん

  1. 製品の確認
  2. カメラ機能
  3. 顔認証・指紋認証
  4. ATOKで日本語変換
  5. リバースチャージモード
  6. まとめ

タフネスバッテリーのZenFone Maxシリーズ

  • ZenFone Max Pro M2
    ZenFone Max Pro M2
  • ZenFone Max Pro M2背面
    【ZenFone Max Pro M2】閃光が走るようなピカピカボディ
  • ZenFone Max M2
    ZenFone Max M2
  • ZenFone Max M2背面
    【ZenFone Max M2】なめらかな背面ですね

タフネスなバッテリーを搭載した「ZenFone Max」シリーズの「Max Pro M2」と「Max M2」。
「Max Pro M2」はミッドナイトブルーとコズミックチタニウムの2色で、カメラが映りこむほどピカピカな本体は、閃光が走ったようなデザインで美しい!
でも少し指紋がつきやすいのが気になりますね。

「Max M2」はスペースブルーとミッドナイトブラック、メテオシルバーの3色。こちらはなめらかな背面なので、指紋がつく心配はなさそう。
新登場した2機種は、前モデルの「ZenFone Max M1」とどう違うのか。詳しく見ていきましょう!

ZenFone Max Pro M2 ZenFone Max M2 ZenFone Max M1
OS Android™ 8.1(ピュアAndroid) Android™ 8.1(ピュアAndroid) Android 8.0(Oreo)
ディスプレイ 6.3型ワイド IPS液晶(LEDバックライト)、Corning® Gorilla® Glass 6 6.3型ワイド IPS液晶(LEDバックライト) 5.5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶(LEDバックライト)
CPU Qualcomm® Snapdragon™ 660(オクタコアCPU) Qualcomm® Snapdragon™ 632(オクタコアCPU) Qualcomm Snapdragon 430(オクタコアCPU)
メモリ 4GB 4GB 3GB
ストレージ 64GB 32GB 32GB
SIMカード nanoSIMスロット×2 nanoSIMスロット×2 nanoSIMスロット×2
USBポート microUSB×1 microUSB×1 microUSB×1
アウトカメラ 1,200万画素(メインカメラ)
500万画素(深度測定用)
LEDフラッシュ
1,300万画素(メインカメラ)
200万画素(深度測定用)
LEDフラッシュ
1,300万画素(メインカメラ)
800万画素広角(2ndカメラ)
インカメラ 1,300万画素、LEDフラッシュ 800万画素 800万画素
バッテリー 5,000mAh 4,000mAh 4,000mAh
本体サイズ(約):高さ×幅×奥行 157.9×75.5×8.5mm 158.4×76.2×7.7mm 147.3×70.9×8.7mm
質量 約175g 約160g 約150g

どちらもスペックがMax M1よりもグーンとあがっており、高性能CPUやメモリも4GBに増えてサクサク動きます。
Max M1だとグラフィックがキレイなゲームをするにはメモリが気になるところでしたが、4GBになることで快適に操作できそう。
Max Proはストレージも64GBと容量UPしていますね。

Max M1よりも大きくなったディスプレイは、どちらとも6.3インチになりました。
大きくなったとは言いつつも、本体は6インチと同等の大きさなんです。
Max Proに関しては2,280×1,080フルHDディスプレイでダイナミックに美しく、最新のゴリラガラス6を搭載しているので耐久性バツグン。
Max M2も画面占有率88%の大きな画面なので見やすいですね!

大容量バッテリーが特徴のMaxシリーズですが、Max Proは5,000mAhと更にグレードアップ!
こんなに薄いのに?!と驚いてしまうほどです。
バッテリーを気にせずに動画や音楽をバンバン流せたりと、大容量は本当に助かりますね!

更にMaxシリーズは、別売りのOTGケーブルをつなぐとモバイルバッテリーとして使える「リバースチャージモード」が使えます!
なんとスマホ自体がバッテリーとなり、他の端末をチャージできるんです。
こちらは後で試してみましょう。

ZenFone Max Pro M2

  • SIMスロット
    DSDV対応!
  • 下部にイヤホンジャックとUSB-TypeB
    下部にイヤホンジャックとUSB-TypeB
  • 電源ボタンと音量ボタン
    電源ボタンと音量ボタン
  • セット内容
    セット内容

ZenFone Max M2

  • SIMスロット
    Max M2もDSDV対応です!
  • 上面にイヤホンジャック
    上面にイヤホンジャック
  • 電源ボタンと音量ボタン
    電源ボタンと音量ボタン
  • セット内容
    セット内容

まじまじと側面を見ても、大容量のバッテリーを積んでいるように見えない薄型ボディ。
タフネスさを感じさせない紳士のようですね…。
充電端子はUSB-TypeB。ここは最新じゃないんですね。
イヤホンジャックは、Max Proは下に、Max M2は上についています。

トリプルスロットトレイで最大2TBのマイクロSDカードに対応し、2枚のnanoSIMカードとSDカードを同時に使用できます。
Max M1もトリプルスロットでしたが、Max M1はDSDSだったのに対し、Max M2シリーズではDSDVに対応!
DSDVはDSDSの進化ver.みたいなものですが、DSDSだと片方の通信を4Gにすると、もう片方では3Gにしないといけませんでした。
が、DSDVなら両方で4G通信が行えます!かなり使いやすくなりましたね!

セット内容はほどんど変わりませんが、Max Proのみスマホカバーと、イヤホンのイヤーピースが付属しております。
指紋が付きやすいのが気になっていましたが、カバーをつけることでキレイな状態を保てますね!

カメラにAI機能が搭載!

  • AIカメラで撮影
    AIカメラで撮影
  • ZenFoneはカメラ機能も充実しております。
    新しく追加された機能として、AIが搭載し、シーン別にきれいに撮影してくれるんです!

    花や青空など、13タイプのシーンから瞬時に被写体とシーンを判断して、最適な撮影ができるようになりました。
    実際にお花にカメラを向けてみると、左上に花のマークが出現してちゃんと認識されています。

  • Max Pro M2

    お花もイキイキ
    お花もイキイキ
    • 鶏肉おいしかったです
      鶏肉おいしかったです
    • 葉っぱもきれいですよね
      葉っぱもきれいですよね
  • Max M2

    Max M2もきれい~!
    Max M2もきれい~!
    • かなり暗い場所でもおいしそう
      かなり暗い場所でもおいしそう
    • 青空
      青空~

花や草を撮影してみましたが、色鮮やかに表現されてきれいですね!
食事もおいしそう!
食べたのにまたおなかが減ってきました…。
鶏肉を撮影するとき、下にある葉物なのか上のネギに反応しているのかわかりませんが、AI搭載が草と判断していることもありました。
確かにそうなんだけどね…!草なんだけど!…今後のアップデートに期待しましょう。
自分で補正しなくてもAIがいい感じに撮ってくれるので、このままSNSにアップしたいくらいです。

Max M2のメインカメラの方が、Pro M2よりも画素が高いのですが、比べてみても正直どちらもきれいで区別がつかない…。
花の写真を比べると、Proで撮った方が少し白みがかっているというところでしょうか。
Proはメインカメラよりもインカメラの方が画素数が高いので、よく自分撮りをする方はProをお選びいただければと思います。

  • ポートレートモード
    ポートレートモードで背景がふんわり
  • ポートレートモードで被写体を引き立たせる

    メインカメラには2つのレンズが搭載されています。
    Max M1ではメインと広角レンズが搭載していましたが、今回は被写界深度測定用のレンズになりましたので、背景をふんわりと見せて被写体を引き立たせる「ポートレートモード」で撮影できます。
    絞りの調整もできるので、自分の思うようなボケ感を楽しめますよ。

    前側のお花を引き立たせて背景はふんわりにしてみました。
    もうちょっとパッキリと被写体が浮き出たらなぁ…とも思いましたが、一眼レフを使ったようなボケ感が簡単に表現できるので、シーンによって使い分けてみるのも楽しそうです。

顔認証・指紋認証でロック解除

  • 指紋認証と顔認証の設定画面
    指紋認証と顔認証の設定画面
  • 顔認証
    顔認証らくらく!
  • 指紋認証
    指紋認証はやー!

ロック解除は顔認証と指紋認証が使えます。
指紋認証も顔認証も設定は簡単。顔認証はZenFoneに顔を見せると認識されて登録できました。
ロック解除も電源ボタンを押してスマホに顔を見せるだけなので、わずらわしさを感じません。

マスクをつけているときは、専ら指紋認証が便利ですよね。
顔認証だと一瞬の待ち時間がありますが、指紋認証だと約0.03秒で開くので、急いでいる時にはこちらが使いやすいかな。
指紋センサーは自然と指が来るところに配置されているので、流れでロック解除できるのもいいですね。
この配置だと、手帳型のカバーを装着するとちょっと押しにくくなる場合があるみたい…。
そんなときは顔認証を使うなど、使い分けできるのもGood。

iPhoneユーザーの筆者は、アンドロイドのパターン入力って楽そうでええなぁと憧れていましたが、やはり指紋認証の手軽さには感服です。

ATOK対応だからスムーズに日本語を変換!

  • キーボードのATOKメニュー
    キーボードのATOKメニュー
  • 【動画】予測変換の様子
    【動画】予測変換の様子
  • 単語登録
    単語登録もできますね!
  • 【動画】キーボードの調節
    【動画】キーボードの調節

ここまで文字入力したんだから、予測変換ちゃんと出ろよ!!って思うときありますよね。
日本語変換精度が高い「ATOK」を搭載しているため、入力し始めたときから一覧に推測変換がたくさん出てきます。
カタカナから英語に変換できたりと、メールを送るときにあの単語どういうスペルだったっけなぁ~と考えることなく、変換に頼れますよ。
「今日」と入れると今日の日付が出たり、変換では出ない言葉は単語登録をしておけるのも便利です。

個人的にこれいいなぁ!と思ったのは、キーボードの高さや横幅の調節ができること。
さらにフローティングキーボードを使うと画面内どこでも自由自在に配置できるんです!
長文の文章に対して返信したい場合に、こちらも長文になるもんだから、自分が書いた文章の枠がどんどん増えて相手の文章が見えづらくなるんですよね…。
そんなときにキーボードを小さくしたり、配置換えするだけで見やすくなるので、わずらわしさ激減です!

ZenFoneMaxがモバイルバッテリーに!

  • OTGケーブル(別売)
    OTGケーブル(別売)を使うのだ
  • リバースチャージモードの様子【Max M1】
    Max M1が充電されている!
  • リバースチャージモードの様子【iPhone8 Plus】
    iPhone8 Plusにも充電できた
  • リバースチャージモードの様子【ワイヤレスイヤホン】
    ワイヤレスイヤホンもOK!

Maxシリーズはモバイルバッテリーにもなるんでしたよね。早速使ってみましょう。
「OTGケーブル(別売)」をバッテリーとして使用するZenFone(今回はPro M2)に挿すと、リバースチャージモード」の状態になりました。
あとは充電する端末をコードでつなぐだけ。

Max M2がしっかり充電されてますよ~。
iPhoneや、ワイヤレスイヤホンもちゃんと充電されていました。
モバイルバッテリーOKな機体は充電できるみたいです。
Maxシリーズの長所をふんだんに活かした機能ですね。

アンドロイド端末間のファイルの転送

  • ファイルの転送
    ファイルの転送もできちゃうのだ
  • Max M1のファイルが開いた様子
    ファイルを開けましたね

充電機能だけでなく、接続した端末同士でファイルの転送も行えますよ。
アンドロイド端末間のみの操作になりますが、ポータブルハードディスクのように使うこともできるんです。
ファイルの転送中も、もちろん充電され続けていますのでご安心ください。

「リバースチャージモード」の状態から、充電している端末で設定画面を開き、USB接続の設定でファイルを転送するを選択すると、相手側の端末からファイルを覗けました。
コピーしたり移し替えたり、SDカードを通さずにその場でデータのやり取りができるので便利ですね。

まとめ

モバイルバッテリー並みのタフネスさを持った新登場のMaxシリーズは、前モデルのMax M1よりもスペックがグーンとパワーアップしました。
メモリも4Gに増えたので、ゲームアプリなど重たいアプリでもサクサクと動く、ストレスフリーな操作が期待できます。
DSDSからDSDVにパワーアップして、バッテリー長持ち+充分なスペックでこの価格なのでコスパ的にも満足ですよね。

カメラにはAI機能が搭載されたことにより、シーンに合わせた最適な設定で写真を撮影してくれるから、色味や明るさもキレイです。個人的には花の鮮やかさがしっかり表現されて美しいと感じました。
補正もせずに簡単にイキイキとした姿を撮影できるなんて!と感動です。
食事を撮影する際はサラダなどの野菜が入っていると、花や草と認識するかわいいところもありますので「そうだよね、草だよね」と納得してあげてください。

Max M2にするかMax Pro M2にするかは、スペックやストレージの容量でお選びいただけたらと思います。
ガンガン使いたいならやはりProのほうが使いやすいと思いますし、初めてのスマホを持ちたい、そんなに普段使わないよっていう方ならMax M2で十分。
バッテリー長持ちなスマホをお考えのかたは是非使ってみてくださいね。2019.05.22 (あんまん)

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