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2024.07.24

Joshin 試用レポート

煙低減&着火がラク!と噂の『ロータスグリル』を実際にBBQで使ってみました!

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株式会社ハヌ 無煙炭火BBQグリル ロータスグリル

株式会社ハヌの『ロータスグリル』は炭火バーベキューのつきものである「煙」や「着火」のわずらわしさを解消した炭火コンロ!
これまでにない手軽さで、周りにも迷惑をかけずにBBQを楽しむことが出来ます。
このうたい文句は本当なのか!?実際にBBQで使ってみました! ライター:たにむ~

ロータスグリルと一緒にキャンプ場へ

XLとRを収納袋に入れて持ってきた

  • 本体が入った収納バック。どちらも直径30cmオーバーです
    本体が入った収納バック。どちらも直径30cmオーバーです
  • 『ロータスグリル』はXL、R、Sの3サイズがあり、XLは大人数、Rは3~4人、Sはソロキャンプなどにおすすめです。
    カラーはXLがグレーとレッド、SとRはオレンジを加えた3色。
    その中でもグレーとレッドは特に人気です!

    今回はXLとRサイズを付属の収納バッグに入れて、キャンプ場に持っていきました。
    テーブルに置くと確かな存在感。で、でかい…。

    XL本体(約) 上部直径43.5(下部直径35.0)×高さ25.7cm
    R本体(約) 上部直径35.0(下部直径26.0)×高さ23.4cm
  • 車から手持ちで運ぶと良い筋トレになりそう!
    車から手持ちで運ぶと良い筋トレになりそう!
  • XL重量(約) 6.5kg
    R重量(約) 3.7kg

    XLサイズは約6.5kgというだけあり、男性が持ってもかなりガッシリした重さです。
    車からバーベキュー場へ移動する際は大変かも…。
    キャリーカートなどに乗せて移動することをオススメします!

    Rサイズ(約3.7kg)はXLを持った後だとすごく軽く感じましたが、それでもそれなりの重さ!
    持ち運びを考えるとRサイズの方が良さそうですが、どれだけ食材に網が乗るのか確かめてみましょう!

付属品の確認と準備

  • こちらが付属品一式!(画像はXL)
    こちらが付属品一式!(画像はXL)
  • セット内容 グリル用網×1、チャコールコンテナ×1、チャコールコンテナカバー×1、着火プレート×1、インナーボール×1、アウターボール×1、キャリーケース×1、取扱説明書、単三乾電池(動作確認のモニター用)×4個、お試し用炭150g×2個、USB電源ケーブル

    一般的なバーベキューグリルと違って何やら謎のパーツがあります。
    お試し用の炭2つと、ケーブル?と、電池…?
    ロータスグリルは電気の力で風を出し、炭に火を付ける事が出来るようです。

    電力は単三電池4本、もしくはモバイルバッテリーで動くとのこと!
    今のところ煙が出にくい工夫がわからない…どこに秘密が…!?

付属品のチェックからはじめましょう

  • グリル本体。ボールは分離できます
    グリル本体。ボールは分離できます
  • グリル網
    グリル網
  • 着火プレート。ジェル状着火剤を塗ります
    着火プレート。ジェル状着火剤を塗ります
  • 炭を入れるチャコールコンテナ
    炭を入れるチャコールコンテナ

グリル本体のアウターボールとインナーボールは分離します。
グリル網はしっかりと重量感があり、網目が広いので食材が落下しないか気になります。

  • チャコールコンテナカバー
    チャコールコンテナカバー
  • お試し用の炭(2セット)
    お試し用の炭(2セット)
  • 単三乾電池4本
    単三乾電池4本
  • 収納バッグには収納ポケット付
    収納バッグには収納ポケット付

お試し用の炭が2つ付属し、市販の炭ももちろん使えます。
収納バッグはポケット付きなのでモバイルバッテリーのケーブルなどを入れるのに便利です。
着火に必須の液状着火剤は付属しておりませんので別途ご準備ください(市販の物でOKです)!

着火の準備

電池(モバイルバッテリー)を使って電源の準備

  • アウターボールの底に電池を挿入
    アウターボールの底に電池を挿入
  • モバイルバッテリーでも動きます!
    モバイルバッテリーでも動きます!
  • 付属の専用ケーブルで給電します
    付属の専用ケーブルで給電します

電池カバーはアウターボールの底にあるので、インナーボールを外してからひっくり返しましょう!
電池の場合は単三電池をセットします。
モバイルバッテリーの場合は付属のアダプターと接続してください。
モバイルバッテリーは本体と出来るだけ離して安全にお使いください。

  • ダイヤルを回すとファンが回ります
    ダイヤルを回すとファンが回ります
  • 本体下側にあるスイッチを右に回すと青く光ります。
    着火の際は最大まで右に回し、ファンを回転させます。

    電源を入れると聞こえるか聞こえないかぐらいの風の音が…。
    風は真ん中の穴から出ているようです。
    手を当てないとわからないほどの微風だけど大丈夫…?と心配しながら次の工程へ。

炭をセットする

  • インナーボールを重ねます
    インナーボールを重ねます
  • コンテナに炭をセット
    コンテナに炭をセット
  • 着火プレートに着火剤を投入
    着火プレートに着火剤を投入
  • インナープレートに戻します
    インナープレートに戻します

アウターボールの内側の突起をインナーボールの中心の穴に通すように重ねれば、ぴったりセットできます。
チャコールコンテナにはお試し用の炭を、着火プレートには液体着火剤を入れます。
着火プレートもインナーボールの中心の穴に差し込むだけでOKです!

液体着火剤に着火!

  • 着火!
    着火!
  • コンテナカバーを装着
    コンテナカバーを装着
  • グリル網を乗せる
    グリル網を乗せる
  • グリル網を固定する
    グリル網を固定する

火が付いたのを確認したら炭を入れたチャコールコンテナをセットし、カバーで蓋をします。
ここまで出来たらグリル網をセット!
網はインナーボールの穴に引っ掛けるのですが上手くはめるのにちょっとコツがいるので、火付け前に装着を試すことをオススメします。

グリル網は左右の留め具で固定!
これでお肉が張り付いた時でも網が一緒に動いてズレずに済みます!

  • ファンによる自動炭起こし。ラクです…
    ファンによる自動炭起こし。ラクです…
  • セット完了!
    後は5~7分待てば、炭がいい感じになるはずです。
    ファンの風により炎が中で広がり、炭にしっかり着火するまで自動的に炭起こしをしてくれます!

    「パチパチ」と炭に火が付いていく音が聞こえてきます。
    なんと便利な…うちわで扇がなくていいんです…。

食材を焼こう!注目の煙は!?

  • しまった!火力が強すぎて煙が!
    しまった!火力が強すぎて煙が!
  • さぁそれでは焼いていきます!
    はたして煙は…アレッ?煙が出てる!?(焦)

    どうやら火力が強すぎたようで、グリル中央に牛脂を塗った途端大量の煙が!!
    電源を入れた後、風量の調整をせず最大のままだったのでどんどん加熱されてしまったようです。
    …それぐらい高火力ということで…(苦)。

油が炭に付着しない構造

  • 食材に焼き目がついておいしそう
    食材に焼き目がついておいしそう
  • 食材がたっぷりのせられます
    食材がたっぷりのせられます
  • インナーボールに油が溜まってきた
    インナーボールに油が溜まってきた

気を取り直して火力の調整。
すでに中央のグリルが真っ黒なのは置いておいて、食材はしっかり網目状に焼き色が付いていい感じ!
焼肉屋さんのような出来上がりです。
XLサイズは上部直径43.5cmと充分な網の大きさで、大人数でも大丈夫そう!
心配していた網目の間隔も問題無く、BBQが楽しめました!

炭はボールの中心に集中しているので網の中央は高火力、外側は火力が弱く感じましたが、火が通りにくい食材は中央に、焼けたら外側に移していけば、気づいたら真っ黒だった!なんて心配はなし!
せっかくの美味しい料理を焦がした経験、あると思います!
XLならスペースも広いので美味しい状態をキープ出来ます!
そういえば煙…あんまり出てない…??なんで??

煙が少ない秘密はロータスグリルの構造にありました!
食材から出た油はインナーボールに落下しているのです!
煙は食材の油が直接炭に落ちることで発生します。
焼肉屋さんで豚トロのような脂っこいお肉を焼いたら引火して燃える事もありますが、ロータスグリルなら油がインナーボールに溜まるので発火の心配もなし!
なるほどこれが煙が出にくい秘密だったのか!

炭の追加も安全! 熱くなりにくい二層構造

  • 安全のために軍手は着用してください
    安全のために軍手は着用してください
  • 途中で火力が弱くなってきたなーという時は網グリルを外して簡単に炭を追加することが出来ます。
    本体はインナーとアウターで二層構造となっており、網グリルは思ったより熱くないので炭の追加も簡単!
    (今回は軍手をしておりませんが、安全の為軍手を着用下さい!)

    火傷に注意して行って下さい!
    アルミのテーブルに設置しておりますが引火の心配も無さそうなので木製のテーブル等で使用してもOK。

Rサイズも使ってみた!

  • 焼き網は直径32.0cm
    焼き網は直径32.0cm
  • コンパクトですがしっかり乗ります
    コンパクトですがしっかり乗ります
  • ソーセージの落下事故を防ぐ柵が!
    ソーセージの落下事故を防ぐ柵が!
  • トウモロコシの脱走もガード!
    トウモロコシの脱走もガード!

次はRサイズを試してみます。
XLに比べて上部直径35.0cmとかなりコンパクトに感じますが、Rサイズでも結構乗るな…。

トウモロコシも沢山乗るし、ソーセージも…ソ、ソーセージが転がらない…?こっ、これは!
ロータスグリルのグリル網は外側が柵となっており、なんとソーセージなどが転がり落ちてしまう悲しい事故も防げます!
何これめっちゃええやん…。
トウモロコシの脱走もしっかりガード!側面をちゃんと焼けるのが嬉しい!!

お掃除簡単!後片付け

  • インナーボールを水洗い
    インナーボールを水洗い
  • 網のコゲは家で落とそう
    網のコゲは家で落とそう
  • チャコールコンテナも水洗い
    チャコールコンテナも水洗い
  • 道具やゴミを持ち帰って終了!
    道具やゴミを持ち帰って終了!

掃除も簡単水洗いOK!とのこと。本当に簡単なのか??
大活躍したインナーボールには溜まった油がたっぷり入っていますが、サーッと水洗い!
ちなみにアウターボールはほぼ汚れが付いていませんでした。

火力過多によって焦げ付いてしまったグリル網のコゲは取れそうにないので、軽く水で流して家で再度洗ってみることにします。
チャコールコンテナも水をかけて掃除をすると、使う前に比べて鉄が焼けた色に変わっていました。

  • インナーボールの油はしっかり落とせました!
    インナーボールの油はしっかり落とせました!
  • コゲ落としスポンジでキレイになった!
    コゲ落としスポンジでキレイになった!

自宅に帰って後片付け!無事にピカピカになりました!
(普通のスポンジとコゲ落としスポンジ使用)
中央の穴にスポンジが引っかかるので、洗う時は手を怪我しないように気を付けましょう。

【動画】ロータスグリルを動画で確認

ロータスグリルを動画で確認

まとめ

使うまでは「本当に簡単に火が付くのか?煙は出ないのか?」と半信半疑でしたが、使ってビックリ! 本当に簡単で煙も少なく掃除も楽々でした!
焼き網に柵があるので、丸い食材などの落下が防止されたのもかなり好印象です。
ただ、使う上で必須の液体着火剤は付属していないので、忘れずに準備をしてください。

アウターとインナーボールが分離する、アウターボールがそこまで熱を持たない安全設計ですので、小さいお子様の火傷の危険も少ないのではと思いました。
市販の炭も使用出来ますが、大きめの炭だとチャコールコンテナに入りきらないので、小さめの炭を用意するか、ハンマー等で炭を小さく粉砕する必要があります。

本体の重さが少し気になりましたが、車移動なら問題無さそうですね!
今回は使用しておりませんが、Sサイズはソロキャンプのメイングリルにもいいかも…。
確かに煙は出にくいですが、室内やマンションのベランダでの使用は推奨されておりません。
ご近所様にご迷惑がかからないようにお使い下さい! 2024.07.24 (たにむ~)

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