プリンタとは思えないコンパクトなサイズの『SELPHY（セルフィー） CP1200』。
カメラやスマホで撮った写真をダイレクトにプリントでき、たくさんの用紙サイズで色んな写真の楽しみ方が出来る。
　そこでスマホやカメラで撮った写真をプリントして、シールにしたり飾ったり、写真をおもいっきり楽しんでみよう！

　写真左から文庫本、セルフィー、B5のノートと並べてサイズ比較。机の上に置いてても邪魔にならなさそうだし、使わない時は机に収納できるほど小さいサイズ。

　付属品は、本体、用紙トレイ2種類（L版&ポストカード用とミニサイズの用紙用）とアダプターと電源コード。

　操作ボタンは少なくて「メニュー」「編集」など分かりやすい言葉で書かれている。 「Wi-Fiボタン」も搭載されていて、スマホから写真をプリントする時に便利（下記に説明あります）。

　SDカードやUSBメモリーをプリンタに直接差し込んでデータを読み込めるので、パソコンを使わずに手軽にプリントも出来る。

　専用用紙はL版にポストカード、正方形シールや切手のようなミニシールが作れる用紙など、種類も豊富。
　用紙が入った箱にはそれぞれ専用のインクが入っている。カードサイズは青いフィルムインクを、L版やポストカードには黄色いフィルムインクを使う。

　本体のWi-Fiボタンを押すと液晶画面にパスワードが表示された。 スマホ側にプリンタが検出されたら専用アプリから先ほどのパスワードを入力して接続を行うと、アプリ画面からスマホ内の画像が読み込まれてプリントが出来るようになる。

　用紙トレイに紙をセットして本体に差し込む。スマホ画面を見ながら「フチあり」「フチなし」などの設定を確認したらプリントボタンを押す。

　プリンタにデータが送られて印刷開始。黄色一色に印刷された紙が前から出てきた。おやおや失敗？と慌てなくても大丈夫。ノープロブレムだ。用紙はプリンタの中に戻り、さらに色を塗り重ねを繰り返して写真らしい色合いに完成させていく。

　印刷中はプリンタを中心に用紙を前後させるのでプリンタのおしりからも用紙が出てくる。小さな用紙なら出てこないが、L版やポストカードサイズだと出てくるのでプリンタの後ろ側に少しだけゆとりが必要。

　用紙がプリンタに出たり入ったりを4度ほど繰り返し、30～40秒ほどでL版プリントが完了。鮮やかな写真が出来た！

　用紙の上下には余白があって点線の切れ目が入っている。その部分をペリペリと手で切り取ればL版写真が完成!!

　上記でケーキの写真を作っているが、気づけば神社の写真を作成して、乙女チックなアイテムと和の渋さを融合させた渋可愛いフォトフレームを完成させていた。うん、渋可愛い。

　1枚の用紙に複数の画像を配置できる「レイアウト印刷」機能で、甥っ子への愛があふれたコラージュ写真も作った。写真は最大20枚まで選ぶ事が出来る。レイアウトする場所はランダムで選択される。
※カードダイレクト、USBメモリのみ印刷可能。

　レイアウト印刷（2面固定）ならL版用に小さめの写真が2枚作れる。コメントを書き込めるインスタントカメラのようなミニ写真が出来た。
<印刷方法>L版：フチあり、レイアウト:上部に設定。素材はあらかじめ正方形にトリミングしておく。　※カードダイレクト、USBメモリのみ印刷可能。

　正方形シールの用紙をセットして写真をプリント。あらかじめ正方形にトリミングした画像データを「フチあり」設定で印刷すると、用紙にピッタリを納まるオリジナルシールが出来る。

　せっかくなのでシールをたくさん作って、写真と思い出を一緒に添えたスクラップブッキングに挑戦してみよう。フンフフ～ン♪

　神社と同じぐらいパンケーキの画像データがあったので、オリジナルパンケーキブックガイドを作ってみた。作りだすともっと情報を集めてもっと作りたい！という気持ちが膨らむ。（パンケーキだけにね）

　8枚切りの長方形のミニシール用紙は切手のように小さなフォトシールが作れる。水族館や動物園などで撮影した動物をシールにすれば子供が喜んでくれそう。
※写真は「フチあり」設定で印刷していますがフチ無し印刷も可能です。

　日付を入れたいけれど写真の雰囲気を壊したくない時に便利な「無色」印刷機能。正面から写真を見ても日付は見えないが、写真を傾けると日付が浮き出て見える。

　さすがにインクジェットのプリンタよりは鮮やかさでやや劣るけど、カードサイズやシールなど、ちょっとした印刷をするのならコンパクトで場所を取らないし、使用していない間にインクが固まってしまうなんて事もない。カードやシールにしたりと写真をもっと活用したい方は小さなプリンタで写真を楽しんでみてください。

2016. 4.16.公開（ぴよこ）