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Joshin 試用レポート

明るく開放感のあるカリフォルニア・サウンド!

Bluetooth送信機同梱 ワイヤレス肩乗せスピーカー
JBL SOUNDGEAR BTA

ヘッドホンとは違い、周囲との会話を続けながら自分だけのパーソナルサウンドゾーンを作れることで徐々にブームになり、いまやスピーカーの売上上位を独占することもある「ウェアラブルスピーカー」。
中でも、JBLの肩乗せスピーカーは、 Bluetooth送信機を同梱しており、テレビ音声を個人的にボリュームアップして楽しめるオールインワンパッケージになっています。
マルチペアリングに対応しているので、テレビに飽きたらスマートフォンに切り替えて、音楽を楽しむこともできるんです。
よく考えてみると、テレビとスマートフォンの両方に対応しているオーディオ・クオリティの肩乗せスピーカーって、JBLの「SOUNDGEAR BTA」しか選択肢がないような気がするんですよね。 ライター:TFk

JBL Bluetoothワイヤレススピーカー SOUNDGEAR

  • いざ、開封~!
    いざ、開封~!
  • 家族でも音楽の好みはバラバラですので、リビングで自分の好きな音楽をガンガンかけるのは難しい・・・
    イヤホンだと耳が痛くなるから、耳をふさがず好きな音楽をガッツリ聴きたい!ってワガママを叶えてくれる、肩乗せタイプのウェアラブルスピーカーが最近注目を集めています。
    JBL SOUNDGEAR BTAは、テレビとスマートフォン両方の音を耳元で楽しめるウェアラブルスピーカー。家事や作業をしながらでも、臨場感のある音を体感することができます。
    ウェアラブルスピーカーにあってイヤホンにないもの。
    それは耳をふさがないことによる解放感。そして私は周囲とのコミュニケーションを断絶していないよ、自分の世界に引きこもってないよと意志表示ができること。
    これはとっても大事なことです。 付属品:Soundgear、BTA20、充電ケーブル2本、光学ケーブル、オーディオケーブル(3.5mm)、警告に関する説明カード、保証書、安全シート、クイックスタートガイド

  • JBL“初”のウェアラブルスピーカー
    JBL“初”のウェアラブルスピーカー
  • 後ろにはJBLのマーク
    後ろにはJBLのマーク
  • 首周りに沿う人間工学に基づく設計
    首周りに沿う人間工学に基づく設計

重量は約350gと、やや重くて固いです。
他社製品は左右の連結部がふにゃっとしていて、服を着るように自然に装着できるのですが、本製品はUの字型にガッチリ固定されているので、首の後ろから差し込むように装着する必要があります。
装着してみましたが、装着後のフィット調整ができないので、上を向くとスルっと抜け落ちてしまうことがありました。スピーカーをしたまま動くには慣れが必要そう。

  • 電源スイッチとBluetoothボタン
    電源スイッチとBluetoothボタン
  • 音量ボタンと再生・マルチファンクションボタン
    音量ボタンと再生・マルチファンクションボタン
  • 後方にはUSBコネクター
    後方にはUSBコネクター
  • 2時間の充電で6時間再生
    2時間の充電で6時間再生(※使用環境により異なります)
  • 最大出力3W×2、ユニット31mm径ドライバーが左右2基ずつ搭載されています。
    右側には電源のON/OFFスライドスイッチ、Bluetoothのペアリングボタンを配置。
    左側には音量調整と再生/一時停止ボタン。
    一通り覚えてしまえば操作自体はそれほど難しいことはありません。

    充電ケーブルのうち1本はJBLのロゴと同じオレンジ色になっています。
    JBL製品に息づくカルチャーみたいなものでしょうが、色合い的にもオシャレですね!

SOUNDGEAR BTA

  • TV用Bluetooth送信機
    TV用Bluetooth送信機
  • 電源ボタン、SPDIF IN端子、AUX端子
    電源ボタン、SPDIF IN端子、AUX端子
  • 右側面に SPDIF / AUX スイッチ
    右側面に SPDIF / AUX スイッチ

Bluetooth送信機(BTA)は軽くて小さいです。
テレビのイヤホン端子(AUX)、または光出力(SPDIF)と付属ケーブルで接続します。
送信機にバッテリーは内蔵されていないので給電が必要です。

テレビにUSBポートがない場合は、USB ACアダプタでも何とかなりますが、電源を入れっぱなしにすると真夜中でも青く光って結構まぶしい!!
送信機の電源ボタンを使う度に切り替えてもいいのですが、テレビの電源ON/OFFに連動するポートへ接続する方がよりスマートです。

テレビ本体から音を出しながら、同時にイヤホン端子経由でBluetooth送信機へも音を出せるかどうかはテレビによります。
テレビと接続したあとは、テレビの設定メニューの音声出力の項目で音量の大小も含めて調整します。

実際に聴いてみた

  • スマホとペアリング
    スマホとペアリング
  • 装着!広がるJBLサウンド!
    装着!広がるJBLサウンド!
  • 肩にフィット...してますかね(?)
    肩にフィット...してますかね(?)

JBLの設計によるスピーカーということで、音量を小さめにしていてもそこそこバランスの取れた音が出ています。
しかし、このスピーカーはボリュームを上げる程に本領発揮するんじゃないかと思うんです。
ボリュームを開放するとバッテリー内蔵型のBluetoothスピーカーを肩に乗っけているかのような大音量!
ヘッドホンとは異次元の解放感でクラブやライブハウスの疑似体験を楽しめます。

とにかく高域はよく伸びます。
キラキラしたアルペジオのリフがとっても綺麗。
オーバードライブのフィードバックノイズで鼓膜が窒息しそう。
んー、周囲から声をかけられても絶対気付かないレベル・・・。

それじゃ意味ないって?
いえいえ、この突き抜ける感じがいいんですよ。
周りに迷惑をかけずに大音量で聴きたいだけなんで。
低域が不自然に強調されていないのもいいです。

気になったのは、起動音やBluetooth接続音が大き過ぎるところ。
これらは、スピーカーを肩に乗せる前にペアリングまで済ませば回避することができますよ。

あと数時間使っていると突然割り込んでくるバッテリー低下の警告も気になります・・・。
充電しながら聴き続けることはできないようで、音声は途切れてしまいました。

テレビの視聴

  • テレビに繋いでみよう
    テレビに繋いでみよう
  • SOUNDGEARとBTAをペアリング
    SOUNDGEARとBTAをペアリング
  • うひょひょー
    うひょひょー!音ズレも感じず快適!!

周囲に音漏れがしない程度に音を絞ってみても、こもった音にはならず、高音域が聞き取りやすいクッキリしたサウンド。
これならテレビ本体のボリュームを上げなくても、ご家族と一緒にテレビ番組を楽しめます。

低遅延のBluetooth規格AptX Low Latencyに対応しているので、テレビ本体の音と本製品の音がずれて気持ち悪いというようなことも特にありませんでした。

まとめ

テレビとスマートフォンの両方に対応している点は、装着の問題点を考慮しても、余りあるおすすめポイントです。

他のメーカーだと、スマホかテレビのどちらかにしか使えなかったり、使えたとしてもちょっと迫力不足だったりするのですが、JBL SOUNDGEAR はスピーカーから出る最大音量が大きいんですよね。

家族みんなでテレビを観ている時に、自分だけテレビの声が聞こえにくいから使いたいけど、メインの目的としては、スマートフォンの音楽リスニング重視で肩乗せスピーカーを選択したいといった方に本製品をおすすめします。
かく言う筆者もJBL SOUNDGEAR を家庭で愛用しています。

リビングのステレオを気前よく鳴らしていると、すぐ音量下げてってクレームが出るので…。
音量を上げると盛大に音漏れしますが、まあ許容範囲みたいですね。ってホンマか(笑)。

2019.06.21 (TFk)

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