「風の谷のナウシカ」に登場する、蟲の中で最大最強の王（おう）蟲（む）です。リアルですし、動きます。 怒っていないverの「穏やかな碧」と怒っているverの「怒りの紅」があります。こだわりですね。
体と前足をグワグワと動かして走る姿は、映画のシーンを観ているよう。沢山集めて群れにしたい…。
紅は碧よりも早く、荒々しく走るようです。2匹とも事務所から森へお帰り…。

ゼンマイのジーコジーコという音も、なんだか王蟲が動いている時の音のように感じられますね。紅は怒り心頭で猪突猛進。 そして碧も意外と早いです。碧はちょっとだけ後ろに引いて手を放すぐらいが丁度いい速さです。足の動きや体の動きがリアル。これが本物のサイズだったら、私は王蟲の群れの前には絶対立ちたくないなぁ…。

ナイフに刺した塊肉に豪快にかぶりつき、そのまま引きちぎるという食べ方こそ、ハムの正しい食べ方だと教えてくれた空賊ドーラと、その一家が乗る飛行船タイガーモス。走る時はプロペラと、リアの小さなプロペラが回ります。竜の巣につっこむつもりで走らせましょう。

プロペラが回る姿が、やっぱり映画を思い出させるんですよね。憎めない空賊たちのオンボロ母船ですが、まっすぐ進む姿もやっぱり勇ましく感じる。今日はハムと目玉焼きをのせたトーストを食べようと思います。

「となりのトトロ」はバリエーションが豊富です。映画に出てきたのは「オート三輪」と「ボンネットバス」ですね。動画では全部走らせていますが、ここではいくつかピックアップして動きを見てみましょう。オート三輪とネコバスを…ん？ネコバスじゃないぞ？トトロの手作りネコバスのようです！

新しい家へのワクワクを代弁しているかのように荷物を揺らして走るオート三輪です。荷物の載せ方が時代を感じさせますね。
手作りネコバスは…手足を前後にグワグワと動かして走るようです。画像よりも素早く動き、思ったよりも激しかった。電線の上を走るネコバスの躍動感をも、トトロは作りあげたのでしょう。ではトトロたちの走る姿を森の影からコッソリのぞきましょう。

凄いスピードで走るので、カメラのピントが全然追いつかない…。机やコレクションボックスに飾って愛でたくなる可愛さです。たくさん集めて癒されてください。

宮崎駿監督 ジブリ作品の中で、筆者が1番好きな「紅の豚」に登場する、マルコの愛機 サボイアS.21。カーチスに壊される前と、フィオが直した後期型があります。

試作戦闘飛行艇は年季を感じさせる、艶のない黒ずんだ機体ですが、後期型になると艶やかボディにフィオの席も設けられています。フィオ…こんなプロペラの真下にいたんだな…。
どちらも主翼のエルロンと垂直尾翼のラダーが、触るとほんのちょっとだけ動きます。

試作戦闘飛行艇と後期型では前輪の動きが異なります。試作戦闘飛行艇は前輪が偏心、後期型は中心です。後期型の離水時に、マルコが「水がへばりつく」と言っていましたが、水の上を走る姿を想像させる動きをしそうです。
どちらも走らせるとプロペラとエンジンが動きます。さ、イタリア空軍が来る前にアドリア海を抜けましょう。

後継型はスイーーッと平行に走りますが、試作戦闘飛行艇はフワフワと体を揺らしながら走りました。その姿を見ていたら、私の心の中でさくらんぼが実りました。めちゃめちゃ実ったし、急に昔の話もしたくなりました。やっぱり今日はトマトソースのパスタにしようと思います。