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鉄道模型教室 カトー『ユニトラック自動踏切』を使って、リアルな踏切を再現しよう!!

 鉄道模型の愉しみをお届けする「鉄道模型教室」。今回は、カトー『ユニトラック自動踏切』を使って、電車横断の際に道路を遮断する、リアルな踏切を再現したいと思います。
 「踏切って最近見なくなりましたね」「いや、うちの近所にはまだまだありますよ」と踏切に対する思いはそれぞれだと思いますが、今回の自動踏切は動きがなかなかリアルで導入するとレイアウトがぐっと引き締まります。さっそくチャレンジしてみることにしましょう。


・カトー『ユニトラック自動踏切』の特徴

1.ACアダプターからの直接給電で、扱いやすくすっきりとした外観
2.線路と独立した赤外線式センサーの作動回路を採用
3.番小屋を廃した現代風の第1種自動踏切を再現

箱を開けて、部品をチェックします

 画面左上から、踏切スローブ×2、踏切線路、踏切本体、踏切対抗、センサー線路×2、ケーブル(1.2m)×2、電源コード、電源アダプター 5V 1.2Aです。写真にはありませんが、もちろん取扱説明書も付属しています。

基本セットから組み立てて行きます

 まずは踏切線路(写真中央)に踏切本体、踏切対抗を接続します。通常の線路を組み立てるのと同じく、平らなテーブルや机の上でねじれないように丁寧にはめこんでいきます。

踏切線路とセンサー線路を接続します。

 踏切線路とセンサー線路の各コネクタにケーブル(1.2m)を接続します。センサー線路を通過する時に踏切が作動する仕組みですので、踏切とセンサー線路の距離があまりに近いとプラレールの踏切のように、列車が至近距離まで近づかないと作動しません。

組み上がった状態がこちら

 レイアウトの単線部分(ユニトラックの直線線路)と接続しました。踏切線路1個に対してセンサー線路用のケーブルを2本接続しています。センサー線路の位置は、踏切の開閉タイミングをみながら後で調整します。

実際に車輌を走らせてみます。

 それでは踏切に列車を走らせてみましょう。設置した単線のセンサーを車輌が通過すると、「カーン、カーン、カーン…」と馴染みのある警報音が鳴ります。しばらく間を置いて、遮断機が下がります。

車輌が踏切を通過すると…

 車輌が踏切を通過すると警報音が止まり、今度は踏切が上がります。上がるタイミングは、踏切本体のセンサーが反応する仕組みとなっています。

踏切警報音は4種類から選べます。

 昔は踏切をよく見かけたのですが、筆者の近所ではあまり見かけなくなりました。走らせてみて踏切音を聞いたとき、まず懐かしさが頭をよぎり、良くできているなぁ~と思わず感動しました! 踏切警報音は4種類(動画:約31秒:898KB)あり、好きな音を設定して楽しむことが可能です。

別売の複線化セット

 自動踏切S基本セットは、単線のみでしたが、別売の複線化セットを使用すると、車輌のすれ違い走行など、レイアウトのバリエーションがさらに膨らみます。


車輌が踏切を通過する映像です。

 写真だけではわかりにくいと思いますので、実際の映像(約21秒:707KB)を取り込んでみましたので、ぜひご覧下さい。

※動画の表示には、Windows Media Playerが必要です。


 いかがでしたでしょうか。本物の踏切の開閉タイミングなどを確認して微調整することにより、さらにリアルな踏切に仕上げることもできます。自慢のレイアウトに、ぜひ組み込んでみて下さい。




  --- E N D --- 2012/6/5公開 (J-鉄道部