カテゴリから選ぶ

鉄道模型教室 テーブルの上で、HOサイズの「カシオペア」を走らせよう!

鉄道模型教室 テーブルの上で、HOサイズの「カシオペア」を走らせよう!

テーブルの上で、HOサイズの「カシオペア」を走らせよう!
・テーブルの上で、HOサイズの「カシオペア」を走らせよう!

 今回遊んでみたのは、カトーの新商品「HOゲージ テーブルトップスターターセット EF510-500 カシオペア」です。従来のHOゲージでは、畳やフローリングに線路を敷いて走らせるというのが一般的でしたが、このセットは、120×80センチのテーブルの上でHOゲージが楽しめてしまう画期的な商品です。

※今回は5月16日・第52回 静岡ホビーショーのカトーブースに展示されていた試作品を取材させて頂きました。

HOゲージ テーブルトップスターターセット

 車両・レール・電源などの必要な物が全て揃った「HOゲージ テーブルトップスターターセット」。このセットを購入するだけで、コンパクトにHOゲージの運転を始める事が出来ます。HOゲージを始めてみたいけど、スペースがないという方におすすめです。

付属の車両をチェック

 機関車は、EF510-500 カシオペア色です。新規開発の台車動力ユニットの採用により半径370ミリの線路を通過させる事が可能。ユーザー取付パーツを排除し、すくに走行できるREADY TO RUNの車両でもあります。
 貨車は、かつて日本中で活躍した、2軸有蓋貨車 とび色のワム80000が2両。模型ならではの組み合わせです。

付属のレールをチェック

 レールはHOユニトラックでは最も小さな半径370ミリの曲線線路を中心に貨車の入換運転を楽しむ為の手動式ポイント線路・直線線路が含まれます。
 なお写真の曲線線路は単品販売のパッケージ入りのもので、実際の製品とは梱包状態が異なります。

テーブルトップレイアウト

 線路を組み立てると、1,151×782ミリの円周線路が完成。120センチ×80センチのテーブルにきっちり収まりました。内側にはポイントで分岐する引き込み線があります。ただし、建物や装飾品は本セットには含まれませんので、お好きなものをご用意下さい。

走行させてみました

 付属のパワーパック(電源装置)を操作して走行させてみました。コンパクトなレイアウトですので、スピードの出し過ぎは禁物。ゆっくりと走らせましょう。床ではなくテーブルの上に線路を敷けば、線路の高さまで目線を下げてHOの迫力を体感していただける事でしょう。

カーブで台車が外に・・・

 カーブでは機関車が大きく外に振られますが、付属の2軸貨車を連結させるだけなら大丈夫。今回は、28-301 EF510用 R370通過対応キット(別売)を使いません。

ポイントを切り替えます

 スターターセットの線路は円周線路のみの場合が多く、運転が単調になりがちですが、このセットは手動ポイント(写真)と短いながらも引き込み線(次項参照)を用意。ポイントを切り替えて、引き込み線に貨車を入線・停車させてみましょう。

入換運転を楽しむ

 カトーのHO車両の連結器には自動連結機能がありますので、引き込み線に停車の貨車に機関車を連結して引き出す等の入換運転を手軽に楽しむ事が可能です。ただし、自動解放機能はありませんのでご注意下さい。

最後に走行シーンの動画をご覧下さい

動画を見る
  左のアイコンクリックすると円周走行動画(MP4形式 約3.1MB)が再生されます。
  入換運転・引き込み線への入線動画(MP4形式 約1.8MB)はこちら
  入換運転・引き込み線に停車中の貨車を引き出す動画(MP4形式 約6MB)はこちら



 如何でしょうか、HOゲージは迫力があって良いのは分かるけどスペースがないと楽しめないとお考えの方が多いのではないでしょうか。このセットは、新しい動力機構を採用することにより小半径での運転を可能にしました。テーブルの上で楽しむという新しいスタイルをご提案します。

2013. 5.31.公開(J-鉄道部


  --- E N D --- 2013/5/31 公開
J-鉄道部