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Joshin 鉄道模型 試用レポート リアルな外観が好評なKATOナックルカプラーに、自動解放機能が付いた優れものが登場!

鉄道模型(Nゲージ)で車両同士を連結する連結器「カプラー」といえば、以前はアーノルドカプラーが一般的でしたが、現在では本物の車両の連結器に近いリアルカプラーを好んで使う方が多いようです。
カトーの自動連結器形のリアルカプラーは、KATOナックルカプラーが主流となっています。

このKATOナックルカプラーに自動解放機能が付いたマグネティックナックルカプラーが登場しましたので、早速機関車に組み込んでみました。

カトー マグネティックナックルカプラーのここが凄い!

カトーのリアルな形状の自動連結器に自動解放機能を持ち合わせた連結器です。
アンカプラー線路と組み合わせて連結器の自動解放による機関車交換や列車の分割を楽しむ事ができます。

マグネティックナックルカプラーS短です

EF65-1000(後期)に付けてみましょう

  • EF65-1000(後期)に付けてみましょう
  • 今回取付を行うのは、KATO3061-1 EF65-1000後期形電気機関車です。
    取扱説明書のASSYパーツ一覧表には使用ナックルカプラーはZ01-0224とありますので(N) 28-150 マグネティックナックルカプラーS短を用意します。

解放ピンを差し込みます

  • 解放ピンを差し込みます
  • カプラーの組立です。
    袋からカプラーを取り出し、カプラーの穴に解放ピンを差し込みます。
    解放ピンの長さは微調整が必要になります。
    ピンは硬くて細い金属製で、穴に差し込むのは結構力が必要になりますのでくれぐれも怪我をなさらない様に気を付けて下さい。

アーノルドカプラーとマグネティックナックルカプラーです

  • アーノルドカプラーとマグネティックナックルカプラーです
  • 解放ピンを取り付けたマグネティックナックルカプラー(手前)とアーノルドカプラー(車両に取り付けた状態)です。

スノープロウを外します

  • スノープロウを外します
  • では機関車の取扱説明書に従ってカプラーの交換を始めましょう。
    まずスノープロウ片側に爪をかけて下向けに外します。

マグネティックナックルカプラーに交換します

  • マグネティックナックルカプラーに交換します
  • スノープロウから購入時に取り付けられていたアーノルドカプラーを取り外します。
    中心の突起に組み立てたマグネティックナックルカプラーを取り付けます。
    この際、スノープロウについている銅色の金属板=板バネを外してしまわない様に注意して下さい。
    カプラーを取り付ければスノープロウを車体に戻します。

マグネティックナックルカプラーへの取付が完了しました

  • マグネティックナックルカプラーへの取付が完了しました
  • カプラー自動解放に使用するための21-011 アンカプラー線路を用意したら、解放ピンとレールの表面の隙間が0.25㎜になる様に解放ピンの位置を微調整します。
    幅が狭いとアンカプラー線路の磁石面に当たってしまいます。
    機関車へのマグネティックナックルカプラーへの組み込みはこれで完成です。

    解放ピンは硬くて穴に少々入りにくく、また0.25㎜の隙間という精度が必要な組立になりますので、落ち着いて作業しましょう。

アンカプラー線路上で一旦停止

  • アンカプラー線路上で一旦停止
  • それでは試運転にかかります。
    マグネチックナックルカプラーに取り替えたEF65-1000番台 後期形と(N) 28-088 マグネティックナックルカプラーOSに取り替えたトキ25000を連結し、ゆっくりと走行させます。
    アンカプラー線路の上で一旦停止させると、マグネチックナックルカプラーがそれぞれ首を振り、連結が外れます。

機関車を走行させます

  • 機関車を走行させます
  • 再び機関車を前進させると、トキ25000の連結が外れたままなので、機関車のみが走り去って行きます。
    これがマグネチックナックルカプラーによる自動解放運転です。

カプラーがボディに直接取り付けられている場合は…

  • カプラーがボディに直接取り付けられている場合は…
  • アーノルドカプラーが台車ではなくボディに直接取り付けられている2軸貨車の場合は車体に取り付けられたカプラーポケットごと取り替えます。
    この場合カプラースプリングが別途必要になります

カプラーポケットを並べてみました

  • カプラーポケットを並べてみました
  • 【写真手前】 マグネチックナックルカプラーOSと付属の専用カプラーポケットです。
    【写真奥】 2軸貨車に付属のアーノルドカプラーと車体から取り外したカプラーポケットです。

2軸貨車への組み込みが完了

  • 2軸貨車への組み込みが完了
  • 2軸貨車へのマグネチックナックルカプラーOSの組み込み例です。
    この場合も解放ピンの先端とレール表面に0.25ミリの隙間があくように調整して下さい。

アンカプラー線路と組み合わせる事により自動解放運転が楽しめます。
従来の輸入品のマグネマチックカプラーより簡単に車両に組み込む事ができ、形状も動作も実感的です。
解放ピンの長さの調整は根気よく行いましょう。

2011.8.18. yawayawa

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