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鉄道模型教室
築堤大カーブレールの楽しみ

今回はトミックスの築堤大カーブS字レールセットをご紹介いたします。

トミックス史上最大の半径1,641ミリのカントがついたS字カーブの築堤を手軽に再現する事が出来るNゲージの線路セットです。

  • 今回用意した 91045 築堤大カーブS字レールセットのパッケージです。
    中身を取り出します。
  • 高さ37ミリの築堤のついた線路とランナーパーツが入っています。
    築堤のついた線路は直線140ミリのものが1点と、半径1,645ミリで5°という緩やかなカーブとカントの築堤がついた線路が合計6本・架線柱や計器箱・フタ・台座などのランナーパーツです。
  • カーブのついた線路です。
    カーブのついた線路には曲線で線路が外側に傾く約4°のカントがついており、S字カーブで車両がうねる様に傾いて走行するシーンが見られます。6個ある築堤のついたカーブ線路は一見同じように見えますが、線路の傾き(カント)の有無で3種類あります。
  • 線路のつなぎ目です。白いカントパーツにより線路が外側に傾いています。

  • 線路のつなぎ目です。こちらには白いカントパーツがなく線路は水平です。

  • 線路を裏から見るとカントがある側に白い突起が見えるので区別が出来ます。
  • 線路の右端がカントになっており左端が水平になっているものが2個。裏から見ると左側に白い突起(カントパーツ)があります。
    → 築堤付きアプローチレールCL1641-5EM(F)

  • 線路の左端がカントになっており右端が水平になっているものが2個。裏から見ると右側に白い突起(カントパーツ)があります。
    → 築堤付きアプローチレールCR1641-5EM(F)

  • 線路の両端がカントになっているものが2個。裏から見ると両側に白い突起(カントパーツ)があります。
    → 築堤付きカーブレールC1641-5EM(F)
  • 直線の築堤が1個入っています。このレールにはカントがなく裏から見ると白い突起がありません。
    複数の部品から出来ていますがとなっていますが工場出荷時は組立済みとなっています。

  • 両端の築堤エンドは外しておきます。

  • 取扱説明書の基本的な組み方の図に沿って組み立てます。
  • カントのある(白い突起のある)面同士・カントのない(白い突起のない)面同士を繋ぎます。

  • 築堤を図に沿って並べてからそれぞれ接続した方が間違いがないと思います。

  • レールの接続部(ジョイナー)と築堤の接続部が嵌まる様に繋ぎます。

  • 直線の築堤から外した築堤エンドを両端に取り付けます。

  • これで築堤は完成です。次に付属のランナーパーツを使って架線柱などを取り付けます。
  • 各レールの端には小穴が開いており、架線柱・機器箱などを取り付けることが出来ます。

  • 架線柱やガーター橋用架空裸線路柱などのランナーが8枚はいっています。架線柱は門型のコンクリートタイプと鉄骨タイプがあります。今回は鉄骨タイプを使用します。よく切れるニッパーで切り離してください。
    ※架空裸線路柱は使用しませんでした。

  • レール端の小穴に取り付けます。

  • 機器箱・小穴を塞ぐ蓋・別売の架線柱を使用する場合の台座のランナーが6枚入っています。

  • 架線柱を立てない場合は小穴を機器箱か蓋で塞ぎます。

  • これで築堤部分が完成です。長さ985ミリのS字カーブのある築堤が完成です。
  • パッケージの裏面のレイアウト例の91045×1を使用したレイアウト例を組み立てます。
  • 図面の右のリストに沿って単品の線路などを用意するのですが、集めているとリストに誤植があることが判りました。
  • (N) 1875 高架橋付PCレールHC391-45-PC(F)(4本セット)は正しくは1点、(N) 3238 コンクリートアーチ橋S140(F)は正しくは1点となります。

この図とは別に電源(5507 TCSパワーユニット N-600)と5534 D.C.フィーダーNを用意します。

  • 必要な品を集めました。図に沿って組み立てます。

    このレイアウトを組み立てると、約785ミリ×1,975ミリとなります。
    当社の会議室にある机(幅1,800ミリ)では収まらず、机を3つ用意して組み立てます。

    (N)1013 ストレートPCレール S72.5-PC(F) (4本セット)は2本のみ使用。
    (N)3234 PC勾配橋脚P1-P10(10本2組)はP4~10の高さの橋脚は使用しません。
  • レイアウトが完成です。

  • コンクリートアーチ橋の先にS字カーブが続きます。

  • それでは早速列車を用意して走らせてみましょう!
  • S字カーブを車体をうねらせながら走るシーンは迫力満点。これはいつまでも眺めていられます。手持ちのスマートフォンでいろんなアングルで動画を撮影します。

いかがでしょうか。レールを接続する際に線路の傾きを間違わないようにするなど組立は少々面倒です。
今回は最小のレイアウトで組み立てましたがスペースが必要になります。それでも完成後の走行シーンは見ていて飽きることはありません。
お客さまのレイアウトの幅を広げてみてください。

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