
【おすすめ】スマートテレビの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
2025.3.19[更新]
スマートテレビとは、スマートフォンやタブレット端末のようにOSを搭載しており、動画などのオンラインコンテンツが楽しめるテレビのことです。動画配信サービス(VOD)のコンテンツを大画面で楽しめるほか、ミラーリング機能を利用すれば、スマートフォンで撮影した写真や動画を大画面で観ることもできます。スマートテレビは近年人気が高まっており、各社からさまざまなモデルが登場しています。ここでは、Joshin web の家電担当者が、スマートテレビを選ぶ際のポイントをご紹介。メーカーごとの特長やおすすめの製品についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Joshin web 家電担当者「ちよ」が、スマートテレビのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
スマートテレビがあれば大画面でオンラインコンテンツを楽しめる
スマートテレビの魅力は、インターネットに接続し、YouTubeやNetflixをはじめとする動画配信サービスのコンテンツを大画面で視聴できることです。スマートフォンやタブレット端末で観るのとは一味違う、迫力のある映像と音を楽しめます。
モデルによってはスマートフォンの画面をテレビの大画面に映し出せるミラーリング機能にも対応。スマートフォンで撮影した写真や動画をスマートテレビの画面に映し、家族や友達といっしょに楽しむことも可能です。また、ゲームアプリをインストールすれば、大画面で迫力のあるプレーを楽しむといった使い方もできます。さらに、モデルによってはスマートフォンのように、好きなアプリを追加でインストールすることも可能です。

スマートテレビの機能をフル活用するには、インターネット接続が可能な環境が必要です。また、テレビ放送を受信するチューナーのないチューナーレスモデルだと、テレビ番組の視聴や録画ができないことにも注意が必要。テレビ番組も観たい場合は、チューナー搭載モデルを購入するか、後付けのテレビチューナーを利用しましょう。
スマートテレビを選ぶ際のポイントとは?
スマートテレビは、各社がさまざまな製品を展開しているため、いざ購入しようとしても、どれを選べばいいのか迷ってしまいがちです。スマートテレビを選ぶ際には、下記のようなポイントに注目しましょう。
搭載しているOS:Google系か独自OSか
スマートテレビは、モデルによって採用しているOSが異なります。大きく分けると、GoogleのAndroid OSをベースにしたAndroid TV・Google TVと、それ以外のメーカー独自のOSがあります。OSによって対応している動画配信サービスは異なるため、購入前に確認しておくことが重要です。
Android TV・Google TV
Android TVとGoogle TVはどちらも、Googleが提供しているスマートフォンやタブレット用のAndroid OSを、テレビ用に調整したものです。「Google Play ストア」から、好きなアプリを追加できます。また、Googleアシスタントも搭載しているので、音声でテレビやアプリを操作することも可能。Android TV・Google TVのどちらもGoogleアカウントを使って利用するので、AndroidやGoogleの端末を使っている方と相性がいいOSです。Android TVとGoogle TVには大きな違いはありませんが、Google TVならではの機能として、過去に視聴した作品やGoogle検索した作品からおすすめ作品を表示してくれる機能などがあります。

webOS
webOSは、韓国の総合家電メーカーLGの製品に搭載されている、LG独自のOSです。専用のアプリストア「LG Content Store」からアプリをダウンロードでき、NetflixやYouTubeなどの動画配信サイトのコンテンツを楽しむことができます。海外製のアプリが多く、映画やドラマだけでなく、料理、ニュース、ゲームなど種類も豊富です。

VIDAA
VIDAA(ヴィダ)は、中国の家電メーカーであるハイセンスの製品に搭載されている独自OSです。YouTubeやAmazon Prime Video、Disney+など、数多くの動画配信サービスに対応しています。リモコンにダイレクトボタンが搭載されており、定番の動画サービスはボタンひとつで選択できるのが魅力。簡単操作にこだわりたい方にもおすすめです。

My Home Screen
My Home Screenは、パナソニック製品に搭載されている独自OSです。TVerやTELASA(テラサ)、ABEMAなど日本発の動画アプリがそろっているので、国内の動画をよく視聴する方に向いています。動画アプリ以外にも、お子様向けのアニメやゲームがそろったToon Gogglesや、海外のニュースを発信するAl Jazeera(アルジャジーラ)なども利用可能です。

画質:高画質を求めるなら4Kモデル

スマートテレビの画質は、パネルの解像度によって決まります。スマートテレビの解像度は「HD(1,366×768)」「フルHD(1,920×1,080)」「4K(3,840×2,160)」の3つが主流で、数値が大きくなるほど、細部まではっきりと表現することが可能です。
価格を抑えてスマートテレビを購入したいなら、HD(1,366×768p)またはフルHD(1,920p×1,080p)のモデルがおすすめ。画面のサイズが大きい場合、解像度が低いと画質の粗さが気になる場合もありますが、40インチ程度の小型・中型モデルであれば、視聴に支障があるほど低画質だと感じることはないでしょう。
なお、大型モデルが欲しい方や画質にこだわりたい方には、4Kモデルがおすすめ。4Kモデルは、フルHDの4倍の解像度を備えたテレビです。BS4K放送や、一部の動画配信サービスが4K画質に対応しています。
パネルの種類は、設置場所や視聴環境などによって最適なものが異なります。可能であれば、実店舗で実際の映像を確認した上で、ご自身の環境に合ったものを選んでください。
パネルの種類:画質にこだわるなら有機ELディスプレイモデルを
スマートテレビのパネルの種類は、大きく「液晶パネル」と「有機ELパネル」の2つがあります。
液晶パネルは、パネルに並べた液晶素子をカラーフィルターとし、背面からバックライトで照らすことで、画像や映像を映し出す方式。画面の輝度が高く、明るい部屋でも見やすいのが特長です。一方、有機ELパネルは、画面に埋め込まれた液晶そのものが発光する方式です。発色が良く、引き締まった黒色を表現できるため、コントラストの高い鮮やかな映像を表現できます。

音響性能:ドルビーアトモス対応モデルなら臨場感がアップ
スマートテレビを選ぶ際には、音響性能にも注目しましょう。スマートテレビは、内蔵スピーカーのW数が大きいほどパワフルなサウンドが楽しめます。スマートテレビを一般的なご家庭のリビングに置く場合、20~30W程あればテレビ番組などの音声をしっかりと聞くことができますが、広い場所にスマートテレビを置き、映画などを大音量で楽しみたいなら50~80W程のモデルがおすすめです。
加えて、立体的な音響を実現する技術「ドルビーアトモス(Dolby Atmos)」対応のモデルなら、まるで映画館にいるかのような、音に包まれる感覚が体験できます。

サイズ:部屋の大きさに適したものを
スマートテレビを選ぶ際には、部屋の大きさに適したサイズのモデルを選ぶことも大切です。テレビには、快適に楽しむのに適した距離である「視聴距離」があり、それより近すぎても遠すぎても見えづらく感じます。視聴距離は、テレビの大きさに比例して⾧くなるので、部屋の大きさに適したサイズのスマートテレビを選びましょう。部屋の広さ別に、おすすめのテレビサイズをまとめてみました。
■部屋の広さとおすすめのテレビサイズ
部屋の広さ | フルHDテレビ | 4Kテレビ |
---|---|---|
4.5~6畳 | 24~32型 | 42~48型 |
8~10畳 | 40~50型 | 55~65型 |
10畳以上 | 52型~ | 72型~ |

そのほかの便利機能:ライフスタイルに合わせて機能を選ぶ
スマートテレビには、録画機能や音声操作機能など、便利な機能がついているモデルもあります。ご自身のライフスタイルに応じて必要な機能がついたモデルを選びましょう。代表的な便利機能としては、下記のようなものがあります。
録画機能
日常的にテレビ番組の録画をする方は、録画機能付きのスマートテレビがおすすめ。スマートテレビは基本的に、外付けHDD(ハードディスクドライブ)を取り付けることで録画できますが、HDD 内蔵モデルなら、機器を追加せずに録画が可能です。頻繁に録画をする方は、搭載しているチューナーの数も確認しておきましょう。同時に複数の番組を録画するには、複数のチューナーが必要です。

音声操作機能
リモコンのボタンを押すことなく、テレビを操作できる音声操作機能は、料理中など手が離せないときに便利です。Android TV・Google TV を搭載したスマートテレビや、LG 製品のスマートテレビは、音声アシスタント機能を搭載しており、音声でチャンネル変更や音量調整、アプリの起動などが可能です。


スマートテレビを選ぶ際には、部屋に適した画面サイズや画質、OS などがポイントになります。また、レコーダーやホームシアター、ゲーム機などのデバイスとの接続を考えている場合は、スマートテレビ側に対応した端子があるかが重要です。スマートテレビに搭載された端子の種類や数なども確認しておきましょう。
メーカー別・スマートテレビの特長
スマートテレビは、各メーカーからさまざまな製品が登場しています。ここでは、中でもおすすめのメーカーと代表的な製品の特長についてご紹介しますので、製品選びの参考にしてください。
パナソニック:4K対応の有機EL、液晶モデルを展開
パナソニックは、日本を代表する総合電機メーカーで、幅広い電気製品やサービスを提供しています。同社のテレビは、「VIERA(ビエラ)」シリーズを展開。4Kに対応した有機ELや液晶パネルを備えたモデルをラインナップしています。また、動画配信サービスにも対応しているほか、映像の遅延を低減するゲームモードの搭載など、機能が充実しています。

シャープ:明るく色鮮やかな映像表現が特長
シャープは、大阪府に本社を置く日本の電機メーカーです。世界で初めて8K液晶テレビが登場したことでも知られています。シャープのテレビは、「アクオス(AQUOS)」シリーズを展開していて、4Kの有機ELや液晶が中心です。低反射&倍速液晶などによる、明るく色鮮やかな映像表現が特長。また、フルHD のシンプルな機能のモデルを選択することもできます。

ソニー:4Kモデルを中心にラインナップ
ソニーは、エンターテインメント・テクノロジー&サービス事業を展開する日本の総合電機メーカーです。ソニーのテレビは、「BRAVIA(ブラビア)」シリーズを展開しています。4Kモデルを中心にラインナップしていて、液晶パネルと有機ELパネルが選択可能です。また、Google TV 対応モデルは、各種動画配信サービスに加えて、多くのアプリや、音声でさまざまな操作を行えるGoogle アシスタント機能なども利用できます。

REGZA(レグザ):高性能映像処理エンジンを搭載
東芝のテレビブランド「REGZA(レグザ)」は、現在、映像機器メーカーであるTVS REGZA がその名を引き継いで展開しています。REGZA(レグザ)のテレビは4K液晶やフルHD液晶のモデルをラインナップ。「レグザエンジン」という高性能映像処理エンジンを搭載しているのが特長です。リモコンに動画配信サービスのダイレクトボタンを配置し、多彩な動画配信サービスを簡単操作で楽しめる機能や、お好きなテーマを登録しておくだけで自動録画できる「おまかせ録画機能」なども便利です。

オリオン:大画面でさまざまなアプリを楽しめる
オリオンは、大阪市に本社を置く商社兼メーカーであるドウシシャの液晶テレビブランドです。スマートテレビは、HD、フルHD、4Kのモデルを展開しており、地上デジタル放送やBS放送にも対応。Google TV を搭載し、YouTube やNetflix、Amazon Prime Video などの動画配信サービスが利用できます。追加で新しいアプリをインストールすることも可能です。

TCL:エントリーユーザーにとっても購入しやすいモデルが豊富
TCL は、中国に本社を置く総合家電メーカーで、ディスプレイパネルやテレビ、モバイル機器などを手掛けています。TCL は、Google TV とAndroid TV を搭載したスマートテレビを展開。2万円台から購入可能なエントリーモデルは、30インチ台と小型なものの、フルHDで画質は十分。チューナレスタイプのモデルの場合は、地上デジタルテレビ放送やCS/BS放送などのテレビ番組を視聴する際、別途テレビチューナーが必要です。

UNIQ:動画配信サイトやゲーム、音楽がメインの方におすすめ
UNIQ(ユニーク)は、千葉県の家電メーカー。パソコン周辺機器やモバイル周辺機器、AV・家電機器などを広く製造・販売しています。スマートテレビは、HD、フルHD、4Kのモデルをラインナップ。高画質で美しい映像が楽しめるモデルをそろえています。Android TV を採用し、Netflix やYouTube、Amazon Prime Video などの動画視聴に加え、ゲームや音楽などのコンテンツを大画面で楽しめます。チューナーレスなので、テレビ番組をほとんど見ない方や、アンテナの配線や設定が苦手な方にもおすすめです。

WIS:高画質ながらエントリーユーザーにも手が届きやすい
WIS(ワイス)は、4K液晶テレビやスマートテレビ、液晶モニター、HDDレコーダーなどの輸入や販売を手掛ける企業です。スマートテレビは4Kモデルを中心に幅広いラインナップをそろえており、高画質にもかかわらずエントリーユーザーにも手が届きやすい価格設定が魅力。スマートテレビはチューナーレスのモデルが中心ですが、動画配信サービスやゲーム、音楽を中心に楽しむ方にとっては十分な機能を備えています。

Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめスマートテレビ
ではここで、プロの視点で厳選したスマートテレビをご紹介しましょう。いずれも Joshin web の家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひご自身にピッタリの製品を見つけてください。
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◆イネーブルドスピーカーを搭載!天井からの音の反射を利用しよりリアルな立体音響を実現 - 会員様web価格 196,199円 (税込)「おひとり様1点」最短 5月30日( 金 ) に配送・設置致します2024年09月 発売◆明暗豊かな映像と低消費電力を実現する「スパークリングドライブ」回路搭載
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◆5.1.2chの立体音響で想像を超えた没入感へ誘うフラグシップ有機EL
家族や友人とスマートテレビで動画などのコンテンツを楽しもう
スマートテレビの魅力は、さまざまな動画配信サービスのコンテンツを大画面で観られること。音響にもこだわったモデルを選べば、映画館にいるかのような、迫力のある映像と音を楽しめます。ミラーリング機能を備えたモデルなら、スマートフォンで撮影した写真や動画を画面に映して、家族や友達といっしょに楽しむことも可能です。
スマートテレビと一口にいっても、モデルによって搭載するOS や利用できる動画配信サービス、アプリなどは異なります。また、録画機能や音声操作機能など、モデルごとにさまざまな機能を備えていますので、ご自身の好みやライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。この記事を参考に、ご自身にピッタリの一台を探してみましょう。