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【おすすめ】テレビの転倒防止グッズの比較&選び方! 人気の商品もご紹介

【おすすめ】テレビの転倒防止グッズの比較&選び方! 人気の商品もご紹介

2025.5.31[更新]

大画面の薄型テレビは、地震やお子様のいたずらなどによる衝撃で倒れることがあります。
転倒によるテレビの破損や、飛び散った画面の破片によるケガを防ぐためにも、テレビの転倒対策は欠かせません。テレビの転倒対策は、転倒防止グッズを使用すれば簡単に行うことが可能です。

そこで本記事では、転倒防止グッズの必要性や選び方のポイントのほか、メーカー別の製品の特長などについて解説します。

担当者
ちよ

Joshin webテレビ・レコーダー担当者「ちよ」が、テレビの転倒防止のポイントやおすすめグッズを紹介いたします!

テレビの転倒防止グッズは、地震から身を守るために必須

大画面の薄型テレビは、地震の揺れなどの衝撃で転倒しやすいため、設置時には転倒対策が必要です。地震の際にテレビが倒れると、停電中に移動する際、飛び散った画面の破片でケガをしたり、お子様が下敷きになったりといった事故が起こる可能性があります。
さらに、平常時でもお子様がテレビ台に登って遊び、テレビが倒れて下敷きになるといった事故も発生しています。

内閣府の「防災に関する世論調査(令和4年9月調査)」によると、「家具・家電などを固定し、転倒・落下・移動を防止している」と回答した人は35.9%で、全体の約3分の1にとどまりました。
この結果から、転倒対策が十分に行われていないご家庭が、多いことがわかります。適切な対策をすることで被害を最小限に抑えられるため、必ずテレビの転倒対策を行いましょう。

テレビの転倒防止グッズは、地震から身を守るために必須
担当者
ちよ

過去には、大型テレビが落下し、お子様の頭にあたって死亡する事故も発生しました。テレビの転倒対策は、地震時の安全を確保するだけでなく、小さなお子様の事故を未然に防ぐことにもつながります。

テレビの転倒防止グッズを選ぶ際のポイントとは?

テレビの転倒対策には、各メーカーの転倒防止グッズを使うのがおすすめです。工事不要で手軽に設置できるものから壁に固定してしっかりと固定するものまで、タイプはさまざま。ご自宅の環境やテレビのサイズに合ったものを選んでください。
ここからは、テレビの転倒防止グッズの選び方について、詳しく見ていきましょう。

種類:設置の手軽さと固定力で選ぶ

テレビの転倒防止グッズは、形状や設置方法によって大きく6つのタイプに分かれます。タイプによって、使用環境や設置の手軽さ、固定力などに違いがあります。それぞれの特長は下記のとおりです。

マット型

マット型の転倒防止グッズは、厚さ5mmほどのジェル素材のマットを、テレビの底面に貼り付けて固定します。強力な粘着力があり、震度7の地震に耐えられる製品もあります。マット型の魅力は、テレビの底面に貼るだけで設置できる手軽さ。壁やテレビ台に穴を開ける必要がなく、跡も残らないため、賃貸住宅にお住まいの方にも人気です。
テレビやテレビ台に汚れがあると固定力が弱まることがあるため、設置前には表面の汚れ・ほこりをしっかり拭き取っておきましょう。

耐震ジェル・マット

フィルム型

フィルム型の転倒防止グッズは、強力な粘着フィルムをテレビの底面に貼り付けて、テレビ台に固定します。フィルムの粘着力によってテレビをしっかりと固定し、地震などの揺れで転倒するのを防ぐことが可能です。マット型と同様に、壁やテレビ台に穴を開けずに設置できるのが特長です。

ベルト・ワイヤー型

ベルト・ワイヤー型の転倒防止グッズは、テレビとテレビ台もしくは壁を、ベルトやワイヤーでつないで固定します。テレビの背面に壁掛け用のネジ穴(VESA規格に対応したもの)があれば利用可能です。
固定方法はさまざまで、テレビの裏側とテレビ台をつないだり、テレビの裏側とテレビ後方の壁をつないだりといったタイプがあります。中には、テレビの脚部分とテレビ台にベルトを巻き付けるように固定するタイプのものも。ただし、壁につなぐタイプの場合、壁に穴を開ける必要があるのでご注意ください。
なお、ベルト・ワイヤー型は、マット型と併用することで転倒防止効果をより高めることができます。

ベルト・ワイヤー型

ポール型

ポール型の転倒防止グッズは、テレビとテレビ台を金属製のポールでつないで固定します。テレビを後方からしっかりと支えて、前に倒れるのを防ぐことが可能です。
テレビ台を金具で挟み込むように固定するため、穴開けやネジは必要ありません。壁やテレビ台を傷付けることなくしっかりと固定できるため、賃貸住宅に適しています。

吸盤型

吸盤型の転倒防止グッズは、テレビの脚部分に吸盤を取り付けて固定します。工具を使わずに簡単に設置できるにもかかわらず、テレビをしっかりと固定可能です。吸盤の数を調整することで、大型テレビも固定できます。

壁面設置型

壁面設置型の転倒防止グッズは、頑丈な取り付け金具でテレビを壁にがっちりと固定します。地震時にテレビの落下事故を防げる可能性が高く、特に、本体がかなりの重さとなる65インチ以上の大型テレビにおすすめです。
ただし、壁に穴を開けるといった工事が必要になるため、賃貸住宅には向きません。

耐荷重や対応サイズ:テレビの重量やサイズに合わせる

テレビの転倒防止グッズには、それぞれ支えられる重量を示す耐荷重が設定されています。耐荷重を超えたテレビには十分な転倒防止効果を発揮できないため、購入時に確認することが重要です。また、製品によっては「32~37インチまで対応」など、対応するテレビのサイズが記載されている場合もあります。
お使いのテレビが転倒防止グッズの耐荷重や対応サイズに合っているかを確認し、適切な製品を選んでください。

耐震性:震度7対応のものを選ぶ

テレビの転倒防止グッズには、どれだけ強い地震に対応できるかを示す耐震性が記載されています。近年の大地震の発生状況を考慮すると、震度7に対応した製品を選ぶと安心です。

耐用年数:状況に応じて選択する

テレビの転倒防止グッズは経年劣化するため、定期的な交換が必要です。耐用年数は商品によって異なるので、購入前にチェックしておいてください。一般的に、価格が高めのものは耐用年数が長く、低めのものは短い傾向があります。

数年以内にテレビの買い替えを検討している場合は、耐用年数が短めのものを選ぶのもひとつの方法です。一方で、買い替えの予定がない場合は、耐用年数が長い製品を選ぶといいでしょう。

水洗いの可否:水洗いOKのものなら粘着力が長持ちする

マット型の転倒防止グッズの中には、定期的に水洗いをしてほこりや汚れを落とすことで粘着力を維持できるものがあります。お手入れができると転倒防止の効果を長く保つことができるため、水洗いが可能な製品を選ぶといいでしょう。

担当者
ちよ

テレビ転倒防止グッズには、工具を使わずにすぐ取り付けられるものや、穴開けが不要で使えるものが多数あります。特に、賃貸住宅で壁に傷を残したくない場合は、穴開け不要のマット型と、ベルト・ワイヤー型やポール型を併用するのがおすすめです。

メーカー別・テレビの転倒防止グッズの特長

テレビの転倒防止グッズは、多くのメーカーからさまざまなタイプが登場しています。同じタイプの転倒防止グッズでも、素材や形状などに各メーカーのこだわりが現れているもの。 ここでは、代表的な転倒防止グッズメーカー3社の特長についてご紹介しましょう。

プロセブン:100インチの大型テレビにも対応

プロセブンは、大阪市に本社を構える地震対策アイテムのメーカーです。1995年に発生した阪神・淡路大震災で、多くの人が家具の転倒により亡くなったことを受け、耐震マットを開発。震度7に対応したさまざまな転倒防止グッズを製造・販売しています。
同社のテレビ用転倒防止グッズは、マット型や耐震マット付きのベルト型などをラインナップ。100インチまでの大型テレビにも対応できる製品があるなど、幅広いテレビに対応可能です。

プロセブン:100インチの大型テレビにも対応

サンワサプライ:工具不要でテレビをしっかりと固定

サンワサプライは、オフィス関連製品を幅広く展開している岡山県のメーカーです。デスクやチェア、収納家具、パソコンアクセサリー、映像・音響機器などのほか、オフィスや家庭向けの耐震グッズも取り扱っています。
テレビの転倒防止グッズとしては、テレビの底面に貼るだけで地震の揺れを吸収できるマット型と、テレビの底面とテレビ台を接着剤で固定できるフィルム型の2種類を用意。いずれも工具不要で、壁を傷付けることなくテレビをしっかりと固定できます。

サンワサプライ:工具不要でテレビをしっかりと固定

エレコム:しっかりと固定できるネジ留めタイプも

大阪市に本社を置くエレコムは、主にネットワーク機器やパソコンアクセサリー、事務用品などを販売するメーカーです。セキュリティグッズとして、耐震用品も数多く取り扱っています。
テレビの転倒防止グッズとしては、マット型の「耐震ゲル」と、シールで固定できるベルト型を展開。いずれも高い粘着性があり、工具不要でデスクや壁に固定できます。さらにしっかりと固定したい方向けには、壁にネジ留めするタイプのベルト型もあります。

エレコム:しっかりと固定できるネジ留めタイプも

Joshin web家電担当者が厳選! おすすめのテレビの転倒防止グッズ

ではここで、プロの視点で厳選したテレビの転倒防止グッズをご紹介しましょう。いずれも、Joshin webの商品担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひお持ちのテレビやご家庭の環境に合った商品を見つけてください。

テレビの転倒防止グッズのおすすめ関連商品

テレビの転倒防止グッズにより、転倒・破損によるケガなどのリスクを減らすことができても、地震への備えは万全ではありません。いざというときのために、火災対策や防災グッズなどを用意しておくことが大切です。ここでは、テレビの転倒防止グッズとともにそろえたい、関連商品をご紹介します。

感震ブレーカー:地震時の火災リスクを低減

感震ブレーカーとは、地震の際に設定以上の揺れを感知すると、自動で電気を遮断する装置です。過去の地震では、倒れた家具などによって配線が傷付き発火したケースや地震による停電の後、再び通電した際にヒーターや照明器具などから発火したケースが多く見られます。
家具や家電の転倒対策を行うとともに、感震ブレーカーを設置することで、このような火災のリスクを低減できます。

感震ブレーカー:地震時の火災リスクを低減

防災グッズ:持出品と備蓄品に分けて用意しよう

災害に備えるには、防災グッズを用意することも大切。防災グッズは、家が被災した場合や安全な場所に避難するための「持出品」と、被災後に家で過ごすための「備蓄品」に分けて準備することをおすすめします。どちらにも、食料や水、衛生用品を用意してください。
また、ご高齢の方がいる場合は常備薬や杖を、赤ちゃんがいる場合はミルクや哺乳瓶、離乳食、おむつなども忘れずに準備しましょう。

また、下記の記事では、おすすめの防災・備災用品を、持出品と備蓄品に分けてリストアップしています。こちらをご参考に、もしもの備えを万全にしてください。

防災グッズ:持出品と備蓄品に分けて用意しよう

テレビの転倒防止グッズで災害時に家族を守ろう

地震発生時にテレビが転倒すると、人の上に落ちてくるリスクや、破損した画面の破片が飛び散って、避難を妨げる可能性があります。特に薄型テレビは、構造上転倒しやすいため、設置する際には転倒対策をしっかりと行うことが大切です。

テレビの転倒防止グッズには、壁やテレビ台に穴を開けずに使用できるタイプも多くあります。さらに、複数のグッズを併用することで、固定力を高めることも可能です。
転倒防止グッズを上手に組み合わせて、不意の災害に備えるようにしてください。

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